"勝てる" Facebookページに必要なもの

2011年6月21日

またまたFacebookです。
実はデベロッパー登録をしてはじめて気づいた(Facebookさん、ごめん) ことだったのだが、Facebookってまじですごい。デベロッパーの画面から俯瞰すると、ここのシステムってGoogleに匹敵しています。mixiとかアメーバ、モバゲーが全くの子供に見えますよ、ホント。このすごい奥行き加減ったらないし、これなら営業もいらないと思う。

で、Facebookページ(旧ファンページ)がいま熱い。というより微妙に熱い。とはいっても全く普通に個人的にFacebookを利用している場合には、自分で探して見つけることができません。mixiのように能動的にコミュを探すとか、そういう構造になっていないのです。見つかる手段はただひとつ。「いいね!」をたくさんの来訪者に押してもらい、そのネットワークで広がっていくしかありません。本来の意味での口コミ型宣伝と言えるでしょう。

現在ではまだFacebookページもさほど多くはないため、自分の友人周りがお世辞で「いいね」してくれれば百人規模では集まります。ネット黎明期には手作りのサイトでも多くのアクセスがありました。しかしすぐに飽和状態になるのは明確ですよね。いまの大半のFacebookページは、単に一枚か二枚の画面があってだいたいは本サイトにリンクされているだけ。ユニクロもそうです。無印良品さんとかはノート使ってかなりページを作っていますが、これ、今の普通のFacebookページではできないんじゃないかな。やり方あったら誰か教えて。

でだ。Facebookページをやっつけで安く作ります的なサービスをやっているところは多々あるが、とりあえずのものを作っておいたとしても、すぐに後続のライバルに追い抜かれるでしょう。ブランド力のある企業では、そこのファンであることを示すことがステイタスでもあるために多くの人が「いいね」を押してくれますが。普通はそうはいきません。ちょうどネットの黎明期にH通信が「これからはネットです」「ホームページがあれば客が来まくりです」と営業いっぱいして魚屋や八百屋までサーバ契約したが、そんな数枚のホームページ(いまでは死語)では客も来なくて終わってしまったのはIT業界の走りの人はみんな知ってます。

それではどうしたらいいのでしょう。

答えは簡単ではありますが、難しくもあります。
誰もが「いいね」を押したくなる「キラーフック」を用意するしかないのです。つまり、「友達のネットワークを広告として使わせてもらう」という手です。しかし、Facebookページ自体はフリーページを作ろうとすると、ひとつずつapp登録をしていかなければならず、しかもフリーページを登録するには外部サーバにFTP権限を持ち(これは月数百円ですが)、さらに七面倒くさい手続きを踏まなくてはなりません。外部のappを使っても実装はできますがページか増えると有料のケースも多く、外部サーバが必要なのは同じです。正直、この作業はかなり面倒で、素人さんではギブアップ間違いなし。
結果、Facebookページを普通のWEBのようにページを増やしていくのはかなり大変だし、現実的ではないでしょう。つまりFacebookページは自社WEBへの導入口でしかないわけです。ユニクロはじめ大企業のFacebookページも直接自社のコンテンツへのインデックスになっているだけなんですね。きちんとした自社サイトがないと、Facebookページだけでは意味がありません。食べログやぐるなびとは違うわけで・・。

話は戻りますが、はじめての来訪者が思わず「いいね」を押してしまうようなキラーフックを持っていれば、来訪者の多くは押してくれます。そして認知が広がります。

「そんなこと言ってもネタがない・・・」というのは素人さん。我々プロはそれをひねり出すのが仕事。そんなわけで最後は宣伝ですが、同じお金をかけるならそのアイデアと引き出しがある人間とやったほうがいいってことです。いろいろな仕掛けや工夫をするならプログラムかましたりするのでそこそこ高くなりますが、小さな会社ですのでたぶん金額的には安いと思いますが、低料金で争いたくはないです。それより面白いことがしたいです。そして、いくらFacebookから誘導しても、肝心のWEBにいってみてがっかりでは意味がありません。こちらも同様にブラッシュアップをしておくべきだと思います。

試しに本日、自分の会社のFacebookにフックを設定してみました。これでどれくらいの「いいね」がくるか試して見ます。あ、右のリンクからいけますので是非お試しを。

 

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