Xデーは、7/1(金)、7/5(火)か・・なにより怖い大停電

2011年6月29日

暑いです〜

現在の東京電力の消費電力使用率は93%。予想は91%程度だったので上回ってます。この感じだと95%くらいはいくんじゃないでしょうか。

しかし・・・
これからの1週間の予想を見ますと・・・
本当にやばいのは7/1(金) 予想値98%
そして

7/5(火) 予想値99%!!

東京電力の予想はだいたい実際より1〜3%甘めで推移しているので、この二日間はへたしたら100%超えで大停電かも・・

もちろん、当然東京電力の発表する電力使用率は数%の許容誤差はあえて出していると思う。そりゃそうでしょ、99%になってから慌てても遅いから当然それくらいのことはしているはずだ。先日、なにかのマスコミが「東電がわざと消費電力を多めに出している」とヒステリックに騒いでいたが、誰が聞いても「当たり前じゃん。バカ」と思うはず。

東電の発電能力はそもそも最大7800万kWだったわけだが、福島第一原発は停止というか消滅。ほかの原発も再稼働できないから現在まだ4900万kW程度。夏のピークが6000万kW。7月末までには5200kWは確保するというが、いま仮に九州南部のように歴史上ないくらいのスピードで梅雨明けしてしまったら・・・結果は火を見るより明らかっぽい。

頼みの綱は、夜間にダムの水をくみ上げて昼間に発電する揚水発電なわけだが・・・仮に梅雨が早く明けてしまうとダムに水が足りない。つまり渇水になる。これでは飲料水だってやばくなるのに発電どころではない。

で、東京都水道局のサイトで確認してみた。


ぶっちゃけ・・・相当にやばい!!
ダムの貯水量はせいぜい60%程度。毎年梅雨の終わりには大量の雨が降り、ダムの水位も上がって梅雨明けを迎えるのだが、今年は去年、一昨年の同時期より貯水量が少ない。まして歴史上始まって以来早く梅雨があけたら・・・・

津波に勝るとも劣らない未曾有の大惨事なんですが・・・

飲料水も足りないし、水力発電もできない。大停電になったら赤ちゃんやお年寄り、病院などでは死者続出で、経済的にも超打撃である。生鮮食料品は腐るし、会社にも行けない。この時点ではまだ梅雨が明けてないのでなんともいえないのだが、もう神に祈るしかないような気持ちではある。

もし仮に大停電になるくらいなら、停止している原発を一部再稼働してこの危機を乗り越えたほうが賢明なように思えてきた。だって大地震と津波がもう一回来て原発が破壊される確率と、大停電で死者が大量にでる確率を比較したら、後者は100%なのだから・・

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