Facebookページで従来のネット広告モデルは崩壊する?!

2011年7月5日

最初にいっときますが・・・今日のブログはためになります。本当です。

最近、しきりにFacebookページの話を書いてますが、みなさんはいったい、Facebookページってどれくらいのインプレッション(表示回数)があると思いますか?
たぶん聞いたらぶったまげると思いますよ。
どうしてGoogleが以前Facebookを買収しようとしたか、いまでも目の敵にしているか(噂ですけど)わかります。

もちろん、ピンキリです。「いいね」の数は多くとも、インプレッションが少ないケースもありますし、その逆もあります。
わたしが管理しているFacebookページで一番凄いのは、たった数十人の「いいね」(まだ生誕から1週間たってないけどウォールは毎日更新) で、なんと・・・

1ウォールの書き込みあたり・・・10,500インプレッション!!
うぉー!!

まあ、もちろん自社サイトにもFacebookのリンクボックスの口を開けてるわけで、そこからの流入もけっこうある(ある意味なーんだ的な)ので単純には比較できないわけですが、たとえばYahoo!のインプレッション型広告の場合、1インプレッションが1.2円。つまり10500インプレッションで12600円分の価値!!
毎日ウォールにひとつ書き込んで一ヶ月続けば、広告費用換算で378,000円です。この広告価値が無料なのです!! すごい、すごすぎる!! と、かなり乱暴なあおりです。はい、比較にはならないです。ごめんなさい。
しかし、これでファンが500人とか1000人になったらどうなるんだ。 と少し煽ってみます。

ユニクロは18万人近い人がファンになっていて、しかも投稿に関しての「いいね」率が非常に高いと思います。 単純に計算して、9000倍×37.8万=34億円/月のネットの広告費と同等になるわけですよ。年間400億円分!! ←やっぱりこれはないわ!
ユニクロの広告宣伝費は 2010年8月で約376億6500万円。単純比較するとFacebookの広告宣伝充当価値が異様に高いので(笑)あまりにも計算が雑だったことが一目瞭然ですが、それでも数億円分くらいの広告価値はあるんじゃないでしょうか。

たとえばGoogleのアドワーズですと、表示回数2000(インプレッション) でクリックレート4%で10000円とかですから、クリック課金の場合はもっと高くなります。これに換算したら大変なことになるわけですよ。もっとアドワーズも初期の頃はかなり効果があったのですが、現在では全然ペイしなくなりました。コンバージョンにつながらない。限界値に達していることがわかります。もう誰も広告押さないし、押したとしても購入に至らないのです。

こう考えていくと、Facebookページの正しい運用方法とその考え方は、ただでネット広告ができる。つまり広告宣伝費用を稼ぐと考えるべき。広告はコストセンターだが、Facebookページは攻めのベネフィットセンターなのです。しかし面白いのはウォールの投稿内容によって顕著にインプレッションレートが異なるということ。

インプレッションが高くなる投稿のポイントをつかまないとあまり意味がないということですね。しかしナショナルクライアント級の企業でも、ウォールの内容が営業的に走りすぎて上手でないところも多々あります。一番のノウハウはこのあたりかもしれないですね。

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