以前こういうエントリーを書きました。これが急激に真実味を帯びてきました。
予言者になれるかも・・・笑
こんなサイトは作ってはいけない・・・Flash「馬鹿使い」編
Flash使ってるサイトはけっこうあります。トップ全体がFlashでそもそも検索エンジンを拒否してるんじゃねーか?的な、唯我独尊のところは別格として、自治体や企業でもメニューやトップ画像に使っているところがけっこうありますね。「かっこよく見せたい」というニーズや「楽しく見せたい」というところが多いようです。前に上のエントリー書いたときには「何も知らない上司が、Flashカッコイイからと勝手に決めやがった」という声がけっこうありました。まさに「素人の顧客の言うことは聞くな」ですな。
「格安ホームページ制作」をうたい文句にしているところは、Flashの使い回しはけっこう簡単なのでそれを売り物にしている場合もあります。エステとか美容院、バーとかに多いですよね。地方の自治体とか観光系もよくあります。あと音楽系か・・だいたいが数ページをCSSとHTMLで置いてるだけなのでモバイル用なんて用意されてないわけですが・・・。
で、そんな皆さまにGoogle様から冷水をぶっかけられるようなリリースが・・
元ネタです。こっちのほうがずっと詳しい。要熟読
Google ウェブマスター向け 公式ブログ
どれどれと拝見しますと・・・引き下げる一例としまして・・
デスクトップ環境ではうまく再生できるのにスマートフォン端末で再生できない動画をページ上に埋め込んでいる。たとえば、Adobe Systemsの「Flash Player」が必要な動画などだ。
と、明確に名指しで語られておりまして、アドビが怒りで気絶しそう。
いままでのようにiPhoneで見て、「あっメニューがFlashだ、見えないじゃん」というサイトは検索順位を下げると断言されております。いまやアクセスの40%くらいがスマホ(しかも日本じゃ6割以上がiPhone)というのが当たり前なのに、こういうのにあたるといらつきます。Google様、感謝します。
もちろんスマホ用に別のトップが用意されていて、そちらではFlash使わないという仕様なら問題なく、大手さんはトップにPC用のFlashを使っていてもモバイルには使わないようにしてますね。
たとえば富士急ハイランドなんかが典型で
なので問題ないわけでございますが・・・
iPhoneで見て(AndroidはFlashプラグインがあるから)
おなじみのこのメッセージが出るサイトはもう×・・・・
また
デスクトップ ユーザー向けページを訪れたスマートフォン ユーザーをすべてスマートフォン向けサイトのトップ ページにリダイレクトするよう設定しているという、ケースがあります。
というように、スマホで検索してあるページ(PC用の)を見つけて、見ようとしたらモバイル用のトップページに飛ばされるというのもペナルティの対象となります。←これ、意外とあるよね??
こんなモバイルページを設定するくらいなら、そのままPC用だけのほうが検索には影響しないわけですわ。
そんなわけで、営業マンがいるWEB制作会社におきましては、片っ端からこういうサイトを探して営業かけたらどうでしょう。ばしばし仕事が取れるかもですよ。
もっともスマホ化にそこそこのノウハウが必要ですので、やっつけはまずいです、やっつけは。営業する前にまずはこの一冊。アスキーから出ている入門本です