昨日のiOS7のデザインにあんぐりとした(自分だけかもしれないのだが)自分は、ふと思い立ってジョブズがいたときと、そうで無いときに遡って製品がどうなったか改めてチェックしてみることにしてのであった。我ながらいい視点だ。
1985 | 5月 Steve Jobs氏退社 | 3月 LaserWriter | 9月 System 1.0 |
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1990 | 9月 東証外国部上場(米本社) | 10月 Macintosh Classic 10月 Macintosh LC |
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1991 | 10月 IBM社、Motorola社と提携(AIM連合) | 3月 StyleWriter 10月 Macintosh Quadra 10月 PowerBook |
12月 QuickTime 1.0 |
1992 | 2月 日本法人がアップルコンピュータ(株)に | 9月 Macintosh Performa | |
1997 | 7月 Steve Jobs氏暫定CEO就任 7月 互換機へのライセンス提供終了 8月 Microsoft社と提携 |
11月 PowerMac G3 11月 PowerBook G3 |
1月 Mac OS 7.6(Systemから改称) 2月 Mac OS 7.6J(漢字Talkから改称) |
何回か書いたが、自分の最初のMacはSE/30というヤツです。
たしか日本では70万円以上した。会社がバブルで儲かっていたので3人のスタッフに1人1台ずつ買いました。1989年の初頭に出た名機。しかしジョブズはとっくにAppleを追い出されていて4年が経過していた。当時最強のMotorola 68030 16MHzのCPUを搭載。16MHzですからちょっと笑える。最初にインターネットに接続したのもこのマシンです。
ということは、だ。ジョブズの遺産は4年たっても依然としてAppleにはあったことになる。ちょっと変だなと思い始めたのがLCIIになったあたり。90年代に入った頃です。
まだDTPできるくらいのパフォーマンスではないので、せいぜいPageMakerワープロ程度で使ってましたが、めちゃくちゃクラッシュする。保存しながら作業しないと一瞬にしていままでの努力を水の泡にして頂きました。このあと何台かを経てPerforma630を買ったけどこれはひどかった。めちゃくちゃ遅いしOSも不安定。
ここからはWindows機の隆盛もあってよほどWindowsに転向しようかと思ったけどじっと耐えた。
68Kの最上位機種のquadra 800。このくらいになってやっとDTPがまともにできるくらいなってきた。デザイナーが使っていたお下がりをもらって使ってました。年表見たら1993年。まだジョブズはいない。
なにがいいたいのかというと、自分のMac歴をしみじみ見直したら、合計23年のうち、最初の7年はジョブズがおらず、亡くなってからの2年とくわえて9年間はジョブズなし。14年間はジョブズありであった。
最初の7年間はジョブズ無しなのに・・・・
しかもSE/30はジョブズ後4年も経過していたのに好印象
ジョブズが亡くなってまだたった2年なのに「ジョブズがいなくなってからAppleはおかしい」と言ってる自分はどうも先入観に囚われていたと、自分で自己分析できてしまいました。ハチャー・・・・ひとりオチ・・・(^◇^;)
なるべく先入観は持たないようにしようっと。