ブログで毎日1万人の訪問者をゲットするまでの道のりについて

2013年10月1日

わたくし、1年ちょっと前から有料メルマガをせっせと書いていまして、まぐまぐ!ランキングでは15〜16位あたりに君臨(爆笑)しています。この間ホリエモンのメルマガの部数はわたしの10数倍で年間売り上げも億単位(ホリエモンのメルマガは840円、わたしのは最も安い315円)ということを知りました。すげえ。「永江さんもその部数は凄いですよ」と言われましたが、まあテレビにもマスコミにも出てない一般人としては頑張っております。発行日の月曜日が辛いです。ライターのアシスタントが欲しいけどこれではまだ雇えません・・。

とりあえずわたしのメルマガは

まぐまぐ!版 http://www.mag2.com/m/0001522550.html

LINE版(BLOGOS)http://magazine.livedoor.com/magazine/69

メルマガでは質問をいただいてそれに答える形で押し通しています。ネット系に限らず飲食店から理容室まで幅広く答えておりますよ。で、昨日のメルマガで「一念発起して、ブログを設立、仕事につなげる過程で、開設当初にブレイクスルーできた要因と、諦めずに継続できた秘訣があればお教え下さい」という質問をいただきましたので回答したのですが、本日はそれの拡大版です。

最近、「ブログ書いて広告収入で暮らせたら好きなことができるのに」という風潮があり、実際に書き始める方もたくさんいると思います。が、継続できるのは1000人に1人とかそんなものでしょう。大半の人は誰も見てくれない、つまり砂漠のまっただ中でござを敷いて詩集売ってる感覚に襲われ、挫折します。世の中にこうしたブログの何と多い事よ・・・。私としてはアフィリエイトで飯を食うというのは、広告主の考え方一つで路頭に迷う可能性があるわけなので、恐ろしくてやる気はございませんが、つましく田舎で暮らせるくらいの収入ならそれで稼ぐのは夢では無いと思います。ただし老後の蓄えも病気したときの保障も、子供の教育費も稼げないのでやっぱ嫌ですけど。

蛇足ですが、巷に溢れる脳みその足りない、情報商材買って情報商材屋となった皆さんのブログ。往々にして頭の中は「自分より馬鹿を騙して楽して儲ける」ということばかりですから、すぐに行き詰まって同じ事ばかり繰り返し書くのは笑えます。ネタが無いから人のブログをかっぱらって書くんですね。

さて、私の場合で言うと、ブログを本気で書き始めたのは震災から1ヶ月くらいが経過してからです。その半年くらい前から書き始めてはいたけれども、それほど真剣ではなくて、たまにという感じ。それでも1日200人くらいは来てました。「もう一回ちゃんと仕事しよう。人のためにたちたい」と震災後に決意し、自分の得意分野と言えば「WEBでの集客」ですから、実際に自分がコンテンツ作って集客して見せて、はじめて「こうすればいい」というコンサルティングができると考えました。Google様も言っています。

コンテンツ イズ キング と・・・

さて、それでは自分のブログを書き始めてからどれくらいでブレイクしはじめたのか、アナリティックスのデータで説明してみます。

1

2011年4月末くらいからきちんと書き出して、最初にバズったのが3ヶ月後の2011年7月13日です。この日は29127人

ガラケーからスマホの怒濤の流れで割を食ったサービス

この日を境に読者が着いて、1日500〜1000人くらいは来るようになりました。次が2011年8月3日で11287人

恐るべし。丸亀製麺のFacebook戦略・・・!!

この数ヶ月前からソーシャルの運用を本気ではじめ、一番気になったのが丸亀製麺。加ト吉のTwitterなどで「おそれいりこだし」部長として知られた末広栄二さんが丸亀製麺に移られ、さすがの運用と敬服しました。こんな本も書かれてしますが、「ソーシャルでなにもしなくて1日10万稼ぐ」とかいう訳分からない情報商材屋に比べて、「売り上げを2倍」というのが非常にリアリティがあって素晴らしいと思います。

このあと1日3万〜4万というバズりデーが1ヶ月に1回あるようになり、半年後には1日5000人くらいの訪問者で安定するようになりました。つまり本格運用からはじめて半年くらいあればなんとか目鼻が付くと言うことです。現在ではこの間の半沢直樹事件もあり、月間100万PVに乗り、9月は1日平均で17000人弱でした。

実際わたしがコンサルしている人の中でも、数ヶ月で1日5000人に達した人がいます。1日3000人以上に達している人が3人。1000人以上をコンスタントに稼ぐまでは本当に本気でやれば(1日一本に3〜5時間はかけられるなら)半年くらいで到達する場合が多いです。もっともいくら言ってもサボってしまう人、どうしても言うとおりに書けない(書かない)人がいらっしゃいまして、こういう場合は効果はなかなか出ません。

もともとわたしのブログの目的は上記のとおり「こういう人間がいるなら仕事を依頼してみたい」と思ってもらう自分のプロモーションのためのもので、書きたいことを書いている訳じゃありません。ポイントしては「仕事に関すること」(これはアクセスは取れないが仕事は来る)、「今が旬の話題を自分の切り口で」(アクセスは取れるが仕事にはならない)、「腹が立つことをこうしたらいいのにと改善案付きで書く」(アクセスはめっちゃ取れるけど風当たりも強い)というのを織り交ぜてバランスを取ります。30分で書いた半沢直樹ネタのエントリーは、アクセスはいくらあっても仕事の問い合わせなんてひとつもあるわけ無いですが、アクセスはたいしたことはなくても問い合わせがバンバン来るエントリーもあり、要はバランスです。

2年半も書いているとネタが尽きませんかと言われますがどちらかというと書く物がありすぎて困る感じです。ですが毎日2時間くらいは時間を取られる上、バズったときにはTwitterのレスにいちいち返事していますのでかなり負荷がかかるようになりました。仕事の依頼のほうは・・おかげさまでけっこう頂きます。ただし「ちょっとこれは」というところはお断りする事も割とあります。ちょうどいい感じで回るようになりました。

そんなわけで、目先のアフィ収入より、将来の自分の仕事や経営する会社の売り上げに貢献する、ブランディングブログが自分の得意とするところではあります。アフィリエイトばかりを目的とせず、こういうもののほうが逆に得るものが多いと思うんですが、どうでしょうか。

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