一昨日からこういう記事がたくさん回ってました。
この記事は、前提として「若者がテレビを見なくなった」という事で書いてます。しかし・・
最近よく耳にするのが「テレビは見ない」という言葉です。
どれくらい見なくなったという前提がこのひと言。自分の周囲からこの言葉を聞いても、それはミクロの世界でマクロではない。その前提で語るのは危険だなと思い、不肖私がデータを探してまいりました。
いや別に今探したんじゃ無くて、この間このエントリーを書いたときにじっくりと調査資料を見直した時に「あれっ」と思ってただけなんですが・・・
いま、新聞を読んでいるのは誰か http://bylines.news.yahoo.co.jp/nagaeisseki/20140113-00031508/
2010年のNHKの調査です。視聴率が落ちてるのは家庭用のHDレコーダーの普及があると思うが、アンケートでは「テレビ見てますか」という調査なので割と正確に出るはず(住民基本台帳から層化無作為2段抽出で対象は7,200人(12人×150地点×4回)。うち4,905人が有効回答)。
多少減ってることは減ってるけど、新聞とかラジオの減り方に比べたら減ってるうちに入らない。
休日にはちょっと見なくなってるけど、平日はちょっとだけしか減ってない。もちろん見る時間は多少減っている。その分ネットサーフとかしてると思うが、「見る」という行為自体はたいして減少してない。
2005年と比べるとテレビを見る人の割合(行為者率)は微減し、今回は平日・土曜・日曜とも9割を下回った。男女年層別にみると、平日は男10代と女20代で、土曜は女40代で減少している。特に、女20代の減少幅は大きく、男20代と同様、平日の行為者率は8割を下回っている。
1970年からの長期的な視聴時間の推移をみると、土曜は2005年に比べて短くなったものの、いずれの曜日も引き続き高い水準を維持しており、全体としてテレビは相変わらずよく見られている。
あのう・・・減ったといっても平日に8割近いか超えてる人たちが見ているのに「最近はテレビ見なくなった」と言うのでしょうか・・・ラジオなんて3〜4%ですぜ、旦那っ!
もちろん調査がNHKだから、盛ってるんじゃないのっていううがった見方もあるかもしれないが、ラジオはガク減りってちゃんと書いてるから、それも無いように思います。もしどこかに最近の若者はテレビを見なくなった。テレビ見ているのは30%しかいないみたいなデータがあったら誰か教えてください。