ここ最近、東洋経済オンラインの
が話題になっていて面白い。Twitterとか見るとほとんどの人は「なにいってんだ、こいつ」「マフィアの親分みたいな偉そうなルックスが不愉快」的な論調だ。はては「スーツの柄が威張ってる」www
確かにこの座り方はどうかと思うが、おじいちゃんなんだよ・・東洋経済様、写真お借りしました。問題あったら言ってくださいと、中の知人向けに書いてみたり・・・
ネットがテレビの脅威にならないかどうかは、先日のニュースを見ますと
今回のIABの発表によれば、2013年のアメリカのネット(オンライン)広告は、対前年で17%も伸びて、42.8ビリオンドル(約4兆2000億円)だった。一方で、テレビのネットワーク広告費は40.1ビリオンドルだった。そして上述したような事情もあって、テレビ広告費の全体は、まだ66.0ビリオンドル(メディアごとの広告費は、eMarketer発表の数字が使われることが多い)を保っている。だからテレビが、広告メディアの首位の座をネットに譲ったわけではない。
ということで、アメリカではネット広告がテレビネットワーク広告を抜くのは時間の問題で、しかもイギリスでは2009年にすでに抜いてしまってるという。こういうのをかじっていれば、「ネットがテレビの脅威にならないわけは無いだろ」と思うのは普通です。
企業の広告費用は無尽蔵では無いわけだから、より効果的と思われるメディアに出稿するようになるのは当たり前で、テレビへの出稿は高年齢者やリテラシーの低い人たち(主婦や若年層)、認知をすぐ広めたい場合等に絞られてくると思う。テレビ広告の常連のコーワとか花王とかP&Gとかハウスとかはほぼ主婦向けだし、携帯ゲームはリテラシー低めの方向け。携帯キャリアの広告も同じでしょう。
しかしだ・・・この東洋経済オンラインの記事が書かれたのは
2011年03月07日
もう3年以上前。震災4日前・・・・しかも肝心の氏家齊一郎氏はこの記事の20日後に亡くなってる・・・・。死者にむち打つのは止めようよ・・・・
そしてはたまた先週にはFacebook友人の複数が
というのをシェアして
「ほらみたことか」
「やったね」
「悪口いってた奴らはどうするんだ」
とコメントしておりました。
んが・・・この記事はいつのかと思って見ますと
2014.3.6
で、疑惑問題の前ですよ・・・・(v_v)
小保方さん、いまは理研に出所(でいいのかな??)してないはずだから再現できるわけないし!!
で、こうしたネット上の行動を見ておりますと、今度はダイヤモンドオンラインに膝をはた!と打つような記事が出てました。
なぜあの人はタイトルだけ読んで記事を批判するのか 氾濫するネットニュースと「釣り記事」
この「釣り記事」といういい方には私にはちょっと納得できない事がありまして、タイトルと内容が違っているとか、タイトルではセンセーショナルなのに中身が平凡であれば「釣り記事」と認定してもいいのだが、ブログであれ雑誌であれ、新聞であれ、タイトルで引きつけるようにするのは当然で、それが全て「釣り」で片づけられてしまうとコピーライティングという技術はこの世から消滅してしまうし、コピーライターはみんな失職する。たとえば広告で「かつてない旨さ」「異次元の速さ」というだけで釣りコピーとなれば、広告自体が成立しない。
しかし「タイトルだけ読んで中身を読まない」については、この記事のようにスマホの影響が計り知れない。スマホでアクセスするとタイトルからさらーーーっと読むだけなのでPVは限りなく1に近づき、離脱までの時間も非常に短くなる。ましてや最近流行のニュースアプリで誘導されてきた人とかは、アクセスから離脱までの時間が非常に速い。マジで読んでるのかなと思うくらいだが、自分もそうなので(笑)みなさんもそうなんでしょう。
紙のメディア → PC → タブレット → スマホの順で「じっくり読み」の濃度は下がっていき、ニュースアプリに至ってはチラ見でそのままソーシャルに投稿する行動が多いわけで、内容を誤解してのものが増えるわけです。
「さあ青だ いやもう一度 右左」という標語もあったではございませんか。シェアしたりリツイートする前にはもう一回ソースを確認する癖を付けましょう。そう書いているうちに今朝はまたFacebookで山崎パンは消費者の敵だから潰れろとかいうネタがシェアされてきてムカついたわ・・
そういう人たちにはこのブログのこのエントリーを読んで欲しいものです
山崎パンがカビないで、あなたが家で焼いたパンがすぐカビるのは、あなたの台所が汚いからです。
以上!
それでは本日はメルマガ配信日なので仕事に戻ります。4時が配信目標です。
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