私事ではございますが、パーソナルトレーナーについて4/28から本日までの20日間で5キロ落ち、昨冬に仕事が山盛りのストレスで太った分×2くらいはマイナスになりました。3週目から炭水化物抜きになり、毎日ヒレステーキとか食ってますがヤバイ勢いで落ちてます。1日平均0.3キロくらいだけど1日で0.8キロの日とかありました。顔が細くなって相当変わりましたので今度写真を差し替えよう。www
さて、一昨日ですが、サイバーエージェントの藤田さんのブログでめちゃくちゃいいことが書かれていましたので、100%賛同とともに補足したい。
ネットとリアルであった場合の印象が違う人が多いという社内プロデューサに対し、
これは無い と、ばっさりの否定
ネットでは印象の悪かった人だったけど、会うと良い人だったというのなら、むしろリアルの場のほうを疑ったほうが良いでしょう。1対1や、1対少人数だと誤魔化しが効いても、不特定多数、衆目に晒されるネットで誤魔化すことは絶対に不可能です。
これ、まったくもってその通りだと思います。もちろんこれは実名でFacebookやっていたり、ブログ書いていたりする場合です(匿名だと本人かどうか実際にはわからないしな)。自分も会った人に「ブログではクールで怖い感じだが実物は優しくて面白い」とかたまに言われるのですが、そのたびに「俺の文体で本人がクールと思うの、おかしいだろ」と思ってます。
また、わたしのブログについて「こいつ、炎上を狙ってる」とコメントしてる人がたまにいますが「読解力が無い」と感じます。自慢じゃないが、私ほど炎上を避けるために文章の細部まで気にしてチェックしてる人はいないよ(自画自賛)。だいたいブログ書いてる理由をいつも書いてるけど、炎上したら自分の信用が落ちるじゃん。狙うわけ無い。実際、炎上経験はほとんどないです。
ネットからの「本性」の見極め方
ネットでその人の本性を見極められないケースは、いろいろな理由があると思う。まずは簡単なほうから
1 自分で自分を恥ずかしげも無く誉め称える人は100%おかしい
Facebookとか見ていると、普通に見て相当に怪しいのに簡単に釣られる人がいて非常に不思議である。特にマルチ、情報商材系とか自己啓発系の人にたいしてあまりにも・・。こういう輩の場合、多くは自分のことを「Twitterの天才」「ソーシャルメディアの魔術師」「SEOの第一人者」という風に自己紹介している。こうした賞賛は他人が言うのは分かる、自分で自分を賞賛するのはマジで(キ)である。中身がカラだから自分で自分を賞賛する。こういうキャッチを見ただけでブロックするくらいが普通の感覚だと思われるが、これを丸呑みしてしまう人はよほど社会経験がないか、悪いけど脳みそが足りないかのいずれかではないかと思います。
わたしのブログ読んで昔話を書いたりすると「キャリアを自慢している」と捉える人が稀にいるのだが、昔の事例挙げて、その経験に則って具体的に説明しているわけだから、「自慢している」と取るのはどうかな。具体例出さないと説得力がないでしょうよ。「某社」みたいに書いたら嘘がいくらでもいえるやんけ。
2 その人を評価したい場合、ひとつだけで判断しない
たったひとつのエントリーや投稿で判断するのは余りに稚拙。とくにスマホからのちら読みで「この人はいい」とか「こいつは馬鹿だ」と判断するのはお釈迦様でも不可能だと思う。人にはいろいろな側面があるし、素晴らしいことを書いていてもどこかからパクってきたのかもしれない。変なこと書いてるときは酔っ払ってたかもしれない。www 少なくとも略歴や、過去の投稿を比較するとその人となりが結構把握できる。数年にわたってブログを書いている場合は、一番古いエントリーあたりと最近のを比較すると実はかなり把握できる。反応を見ながら文体や内容を変えているケースが多く、ごく初期のが本当のその人だったりするわけですよ。
3 自分の経験値と照らし合わせる
藤田さんが「ネットでは誤魔化せない」と断言するのは、経験値が非常に豊富だからです。たぶんいままで何度も信頼していたヤツに裏切られたり、逆に自分が考えていたより素晴らしい人間だった、ということがあったんだと思います。自分もこうした経験値には事欠かない。社会経験が少なかったり、デスクに向かう仕事だけしていると「人を見る目」ができない。営業経験があると出会う人数が格段に多くなるので人を見る目ができるのです。藤田さんについていうと、起業時にはホリエモンの会社と一緒に営業をしていたわけだが、「永江さん、あの人達凄いですよ。WEB制作って電話営業なんてしないから、めちゃくちゃ受注できるんです」という評価をホリエモンがしていたのをいま思い出したよ。
人に裏切られたりするとそのときは非常に嫌な思いになるわけだが、人間としては「経験値+5」とかになるわけで、けっしてマイナスにはならない。そういう意味でぬくぬくと親の庇護下で育ってきた若者より、苦労してきたほうが戦闘力は間違いなく高い。苦労はマイナスではなくて+になるんですよ。
ソーシャルセキュリティの第一人者、守屋さんの新刊です。当然ながら「第一人者」は自称ではございません。www