一般のサイトもブログもこれからは顔出しの時代。間違いない

2014年5月23日

ニュースアプリ各社が配信してきたこちら。昨日の朝にFacebookに投稿したらやはり大人気だった。ファンドマネージャーの藤野英人さんと糸井重里さんの対談です。

社員の顔が見える会社と見えない会社、どちらに投資をしたいですか?

これ、自分が起業系の相談を受けるときには必ずいってること。社長はもちろん、役員や社員の顔が見えることってとても重要だと思う。しかしこの記事の凄いところはそれをグラフ化して見せてくれたところ。ちょっとお借りします。

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このグラフ凄い。株価の変動を見ると「社長と役員の写真があって」「弊社はという言葉ではなくて私がで社長が語る」会社の株が歴然と騰がってるわけ。素晴らしい。ぐうの音も出ない。

社長が顔出しをして「弊社は」ではなくて「私は」という口調であるということは、

経営陣に当事者意識と責任感と誇りがある

ということなんですね。わかります!!
これをうまく使いますと・・・自社の役員人事を行いたいときに

「××くん、キミを取締役にしたいんだけど」
「ええっ!!ありがとうございます」
「弊社ではこれから役員は全部、サイトで顔出しにするから」
「ええっ?! 自分、顔出しはちょっと。。。」

ということなら迷わずこいつの昇格はなしでオッケー? 旗色が悪くなったら裏切って逃亡するかもしれないし、なにか後ろめたいことがあるかもしれないと考えるとよろしい(かなり決めつけ)。特に頑強に抵抗する場合、アルカイダのメンバーかどうかも疑おう。www

モラル向上にたいへん役に立つ「顔出し」


別に上場する気は無くて、投資してもらうつもりはなくても「顔出し」は自分は必要不可欠だと思ってます。Googleが著者のオーソリティ評価を行うというのも、根っこは同じだと思うわけです。

わたしがコンサルしているサイトでは、100%経営者とスタッフの写真や似顔絵を入れてもらっています。ホリエモンドットコムの場合で言うと

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さらにずずーーーっと外部スタッフの紹介も続くのです。

普通のネットショップやリアル店舗でも、社長やスタッフ全員の顔はサイトに必須にしております。もちろん「顔出し」を嫌がる人もいないわけでもないので、そういう場合は説得してもらいますが、だめな人も中にはいます。が、基本的にモラル高めの人材は顔出しを嫌がりません。顔出しは嫌という場合はだいたい「長く勤める気がない」という人が多いようです。顔と名前が出ていれば責任を逃れることができない。「この間、××さんはこう言ったんですけど」とクレームが入るかもしれない。こういうのを気にするスタッフは仕事も手を抜いてる自覚があるんじゃないかなと思います。

上の記事では「顔出し」によって業績があがる理由を「当事者意識」というように捉えていますが、もうひとつの重要な点は「顧客からの視線」です。自分がサービスを利用しようと思ったり、なにかを買おうとしたときに、そのサイトに社長やスタッフの顔が全部出ているところと、全く出ていないところではどちらを選択するかといえば、間違いなく前者ですよね。だって信頼できるから。また、採用活動にも+になります。「ああ、こういう人たちと働くのか」ということが容易に想像できるからです。可愛い女の子がいると男性の応募は増えるのが人情。www

しかし「個人情報云々」にやかましい方々の中には、会社が社員の顔出しを強制してなにかあったらどうするつもりか、という人もいます。社員の中にも「ネットに顔が出たら怖い」と思う人もいます。が・・・だったらそもそも店頭に立てないでしょ。109でカリスマ店員やっていれば1日に何千人も顔を見られますよ。それって危険ですか??考えればわかります。キャバクラのサイトでキャバ嬢の写真を並べてるのとは違うんですよ。

そんなわけで、あなたの会社のサイトを見直して、社長の写真が出てなかったり、出ていたとしても「弊社は・・・」みたいな語り口で上っ面を書いている場合、よほど大企業を除いては働くのを考えたほうがいいかもしれませんよ。

転職や就活の学生にもいい見極め方法ですね!!

社員全員がコレ被って顔出ししたらオモロイ。自分で吹いた!

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