どうせ溜まってるだけのTポイント。大震災のネパールに寄付しましょうよ。
Yahoo!が倍付けして寄付してくれます。けっこうたまってたので寄付しといた。困ったときはお互い様です。
さて、木曜日にたまたまヨドバシに行ったら、Apple Watchがフツーにたくさん売ってました。量販店にはみんなあった模様です。Appleストアだと届くのが6月という面白すぎる結果に。そしてヤフオクでは転売ヤーにより高価で取引されております。みんなアホすぎ。
それはさておき、5月から総務省が各キャリアにSIMロック解除を義務づけというのでどんなもんかと思っていたら、まさかの内容で思わず笑ってもた。
SIMロック解除義務づけはなんだったんだ
という結果になりました。いったい何のために総務省はこんなことをぶち上げたのか。当初からiPhoneは別にいまのままでかまわないと言ってたそうだが、これでなんかいいことあるのか。
いまさらながらにガイドラインのポイントを読み直すと
このガイドラインの改正を受け、2015年5月以降に発売されるスマホは基本的にSIMロック解除に応じる義務が生じます。今回のガイドライン改正の狙いには、私たち利用者の利便性の向上はもちろんですが、MNPによる新規利用契約者と長期利用契約者の間に生じている不公平感を是正する目的も含まれています。これ以前にも、2014年2月頃より高額なMNPキャッシュバックに対しては、総務省が指導するということもありました。具体的なSIMロック解除の方法についてもガイドラインでは示されています。まず、対象となる端末は「原則として自ら販売した全ての端末」とし、可能な場合は利用者がインターネットや電話から手続きを行えるようにするなど、迅速な対応が求められており、解除料金についても「無料で行うものとする」と定めています。
それではこのガイドラインに従い、各社がどうされるのか見てみましょう。
docomoさん
いままでdocomoは買ったその場で3240円払うと、Android端末はその場でSIMロック解除してくれた。海外に行く人にとってはとても便利だが、MVNOのSIMはmineo(マイネオ)除いてみんなdocomoだからSIMロック解除しなくてもすぐ使えた。が、2年縛り終わるまではdocomoの契約があるのにわざわざMVNOのスピードの遅いSIMで使う人はいない。縛りが終わって解約してからMVNOで使う人が多かったはず。
が・・・今回の改正
ガイドライン改正に伴うSIMロック解除手続き方法の変更について
機種 | 2015年5月1日(金曜)以降に発売される機種 | 2015年4月30日(木曜)までに発売される機種 |
受付方法 | インターネットによる受付電話による受付 ドコモショップ店頭受付 |
ドコモショップ店頭受付 |
事務手数料 (すべて税抜き) |
インターネットによる受付:無料電話による受付:3,000円 ドコモショップ店頭受付:3,000円 |
3,000円 |
一見、いままでと違うのは店頭にいかなくてもネットや電話で解除できるってことだが・・・但し書き見てビビる。
注意1 一部の機種は対象外となります。また、受付条件によりSIMロック解除を実施できない場合がございます。
↓
やはりiPhoneは対象外だが、秋に出る次期iPhoneからは応じるとの報道もあり
SIMロック解除の手続きへ
注意2 2015年5月1日(金曜)以降に発売される機種は、機種購入日から6か月間の解除制限期間(SIMロック解除を行わない期間)を設けております。
機種購入日から6か月間の解除制限期間!!!!
いままでは買ったその場でSIMロック解除してくれたものが、これからは6ヶ月後じゃないとダメ・・・ってサービス後退してるし!!!
しかしまだdocomoさんはAndroid端末ならほぼなんでもSIMロック解除(半年後に悪化したけどな)してくれるだけマシです。
auさん
もともとauは通信形式が違うのでSIMロック解除すると他のキャリアやMVNOに転出しても使えないケースが多かったわけですが・・ロック解除しなくてもmineoは使えます。auのMVNOだから。
なんといまのところSIMロック解除に応じるのはSAMSUNG Galaxy S6 edge1機種のみだよ〜
いまの日本でSamsungは売れないよ〜 当然iPhoneはパスだと思われるよ。
誤解されないように書き加えますと、リリース見ますと「5月発売の一部端末を除く機種で応じる」とありまして、その一部機種が大部分なのか一部なのかが問題なわけです。
加えてdocomoと一緒で買ってから6ヶ月経過しないとSIMロックは解除しない。店頭からだと3240円。ただしネットからの申し込みは無料。
SoftBankさん
SoftBankのスマホはSIMロック解除するとmineo以外のMVNOのdocomoSIMが使えてしまうので、非常に消極的。docomoはMVNOに流れても実質的には自社の回線だから囲い込みには成功してるんだけどね。だったらSoftBankもMVNO出せばいいだけでしょとみんな思ってる。
孫さんは
ソフトバンク孫氏、SIMロック解除に「総務省の意向に従うが、極端に流れは変わらない」
といっておりましたが・・・
いままでSIMロック解除に応じていた機種は
ソフトバンクモバイルの携帯電話を他社で利用する / SIMロック解除
BLADE Q+、301F、201HW、009Z、008Z・・・・ってそれなに??っていう機種でなめくさってました。こんなかでまともなのはARROWS301Fくらいだが、2013年の機種ですよ。009Zとか008Zなんて2011年。ユーザーなんて数人しかいなんじゃないか的な。
まあSoftBankの場合、すでにiPhone6ではアメリカ割がはじまり、アメリカ渡航の時には現地SIMとSIMフリースマホを持っていかないともそのままで使えるのでハワイとロスにしか行かない芸能人とかはこれで十分だとでもいうつもりか。
今回のSIMロック解除の規制についてはまだリリースがでてないが、わざわざ自社に不利になることをするわけ無いのでdocomoと似たようなものでしょう。一番SIMロック解除して欲しいのはiPhone買って2年経過して残債がない人たち。SIMロック解除すればそのままMVNOのSIMが使える。いきなり電話代が数分の1です。
だいたい日本のiPhoneのシェアは7割近く、SoftBankはそのうち4割を占めるわけでSoftBankでiPhone以外を買うのは変人です。その変人だけを対象にしたSIMロック解除になんか意味あるの???的な・・・
総務省のSIMロック解除義務づけはなんの意味も無かった
キャリア3社と総務省の力関係がよく分かるような結果となりました。
docomoはいままですぐ解除してくれたAndroidは6ヶ月後に後退
auはいまはギャラクシー S6 edge1機種のみで「5月以降の販売機種については一部を除いて」6ヶ月後に応じる
SoftBankもまあ似た感じになるであろう・・・
どこをどうとったら「原則として自ら販売した全ての端末」のSIMロック解除の義務化??
だって日本のスマホの7割はiPhoneなんだよ。iPhoneのSIMロックを解除しないでどうして「原則として自ら販売した全ての端末」になるのか意味わかんない。いったい総務省はなんのためにこんなガイドラインを打ち出したのか謎。そしてキャリアはほぼ応じる気は無いことを示したわけで、行政指導っていったいなんなのよという教訓を残すことになりました。
それとは関係無いのかIIJの株は上がり続けてます。
ちなみにわたくしは、メイン機はSoftBankのまま、ズルトラ、iPhone5s(Prott用)、iPad miniはこちらのファミリーシェアプランです。データ量の翌月への持ち越し分があるので使い切れませんわ。この繰り越しがよくわかんないのだが、今見たらけっこう使ってるのに残量が15845MBもあるんだよ・・・