今朝の報道
岩波書店、採用で「著者か社員の紹介必要」
どれどれと見てみた。
しかし、報道は批判調
「厚生労働省は広く門戸を開いて欲しい云々・・・」
馬鹿ですか? 厚生労働省とマスコミ!!
どこに、「著者や社員の血縁で無ければならない」って書いてありますか?
どうしても岩波書店に入りたければ、必死に著者を探し出して切々と手紙を書く(パソコンじゃなくて手書きでね! )とか、玄関で土下座するとか、自分がどれだけ情熱を持っているかを訴え、紹介状を書いて貰えばいいだけじゃないか。それくらいの情熱も行動力もなければ出版業界なんて勤まらないでしょ。草食系なんて絶対無理。
書籍の編集は、フツーにこういうこと仕事でやるでしょ、実際。雑誌の編集部も同じ。元小学館のKさんから聞いたけど、人気漫画家なんて出版社に住所も隠匿されていて他者からのアプローチができないようにしている。そこを探し出して土下座して連載を頼んだりも仕事のうち。人気の作家なんてこんな経験は何度もしていると思う。編集って半分営業みたいなものなんです。「本を読んでるのが好き」というタイプには向いてません。
実に、仕事に直結した、いい採用方法じゃないか!
だいたいほとんど死に体の出版業界。今必要なのは机に座ったインテリじゃなくて、自分からごりごり出かけていってネゴシエーションしまくる人材。ということで、岩波のこの応募条件、最高だと思います!!