以前からわたし、サーフィン系では日本でもっともアクセスがある、Luvsurfというところのコンサルティングをしております。Lostというアメリカ、いや全世界でも1、2を争う人気のブランドのサーフボードの輸入・販売をしているわけで、ここはアパレルもありまして、ムラサキスポーツなどでも販売しています。
これ、先週自前で買ったわたしの板
で、いろいろ種類があるのですが、こういうステッカーも人気があります。サーファーって車とかにもけっこう貼るんですよ。当然、商標登録もされています。
ところがですね。このステッカーの偽物が、ヤフオク!で堂々と「レプリカ」と称されて売られているんです。
この説明文がイカス!!
当店オリジナルのレプリカ品!!! www
自分で複製品(偽物)って書いてるやんけ、このオークションストア!!
で、ヤフオク!にはほかにも偽物ステッカーがたくさん出ております。説明文読むと分かりますが、MAYHEMっていうのはロストのオーナーでこちらのロゴも商標登録されていますけど
こんな感じでカッティングシート屋が偽物を販売しています。文章読むと「お好みのサイズで制作」とあるので、偽物なのは一目瞭然です。で、問題なのは
いくら報告してもヤフオク!は削除してくれない
ってことなんですよ。関係者みんな激おこです。
ってことをFacebookに書きましたら、こうしたことは日常茶飯事で、たとえば楽器だと
こんなのが凄い数出てます。ロゴまでギブソン!!
海外からの出品で中国か韓国っぽい。税関で発見されたら没収レベル。下手したら検挙されます。これの中古が買い取り店みたいなところで本物として出てるそうです。
レプリカと書けば偽物は許されるのか
偽物なのに「本物」と書けば詐欺になります。よって堂々とレプリカですから偽物ですよって公言することでクレームを逃れようとしている。しかしこれは明確な
商標法違反
なのです。試しにヤフオク!で「レプリカ」で検索しますと、15326件も出てきます。もちろん中には正規のレプリカ(商標ではないものや許可を得ているもの)もあるわけですが、Yahoo!様にあらせましては「レプリカ」という語句をロボットで拾わせて、チェックするくらいは朝飯前と思います。
という規定があるのですから、堂々と偽物を偽物ですといって販売するような業者は、アカウントを即刻停止していただきたい。他人の権利を侵害して平気な人たちですから。
偽物を本物と言って売ると詐欺ですが、偽物を偽物として売るのは他人の権利の泥棒です。
旧知のYahoo!の小澤さんに届けとばかりに書いてみました。
ヤフオク!に巣くう詐欺との死闘の戦いの本です。