今年の4月、AmazonはAmazonの販売者に対して金銭と引き換えに4つ星や5つ星の良い評価や商品レビューを行っていたウェブサイトの運営者を訴えた。多くのウェブサイトは閉鎖し、関連する販売事業者にもAmazonは措置を講じた。今回Amazonは同じように捏造したレビューを提供する個人まで追及する姿勢を見せた。Amazonは今回、オンラインでフリーランサーに仕事を発注できるfiverr.comを使用して捏造した商品レビューを提供した個人を訴えた。
で、fiverrっていうのは
fiverrを知らない人のために説明すると、fiverrは仕事の受発注ができるサイトで、5ドルから小さなタスクやサービスを掲載できる場である。サイトの名前は5ドルから仕事を受発注できるところからきている。多くの小さなタスクやこのような「ギグ」と呼ばれる仕事には執筆、翻訳、デザイン、編集やプログラミングの手伝いといった内容のものが多い。ただ、このサイトは捏造レビューや評価を求める者がそのためのリソースを探す場にもなっていた。それにはAmazonだけでなく、App Storeを含む他のサイトやサービスも含まれる。
なのでクラウドワークスとかとほぼ同じのビジネスモデル
で、この間このエントリーで書いたように
この件ではAmazonでレビューのあるものはすべて削除され、業者はサイトもFacebookページも消して遁走しました。しかしクラウドワークスでは常習的にステマの書き込みの募集が行われている。だいたいこんなコーナーがあること自体がおかしくない?
9633件!!
もちろん中にはアフィリエーターさんとかが比較サイトを作るのに体験談を募集しているようなステマと関係ないものもある(でっち上げたらステマだけど)けど、Amazonのねつ造レビューだけでいま検索したら
90件も出てきた!!
とか
商品あげて、お金も払うかもしれないけど実際に使って書くんだから褒めちぎってもステマにならないし規約違反にならないと信じてるのかもしれないが、今回のアメリカでの訴訟では
今回の裁判で「John Does」などという名を使って被告人は、Amazonのレビュー欄にポジティブな内容を記載したり、5つ星のレビューを投稿する仕事をfiverr.comで募っていた。さらには「認証」レビューも提案していた。つまり、彼らは対価を得る代わりに商品を購入してレビューの投稿を行っていた。
ということなので、商品もらっていいレビューを投稿した個人も
Amazonに訴えられた
はいはい。Amazonに訴えられております。小銭のためにたいへんなことに!!
信用を損ねた代償として損害賠償はいくら請求されてるんだろうか・・・怖
まあグローバル企業だから、今頃日本でも同時にステマ依頼のページキャプチャ撮ったり、裁判所から開示命令の準備してると考えた方が良いよね。懲罰的にSLAP訴訟でも起こされたら印紙代だけで即死。
ちなみに「たくさんいるから自分は平気」と思ってるあなた
米Amazon、嘘のレビュー投稿者1,114名を提訴、フリーランス仕事サイト「Fiverr.com」の会員が中心
1,114名!!!詰んでるわ、これ
毎日ドキドキして待ってるといいと思います。スリル満点やね、もちろん楽天のレビューを書くお仕事もたくさんありますが、楽天自身で商品の到着前にレビューを書かせるようにしているくらいなのでAmazonはやめて、楽天のレビューに専念した方がいいですよ。www
というかこのままだとクラウドワークスさんとかも絶対訴えられそうなので、「Amazon レビュー」とかを禁止ワードを入れればいいのかもしれないが、レビューコーナーを止める方がいいと思う。ライターの募集とレビュワーの募集は根本的に意味が違う。レビュワーの募集自体がステマ行為ではないかと。
朝方のエントリーで「ジャイアントマスカット」って書いたんだがシャインマスカットが正しいみたい。そしてAmazonには凄い数のシャインマスカットが出てました。Amazon凄すぎる