いいとこ取り! 熟年交際のススメ
言っとくけどオチは一番下だ!!
サイバラさんには以前このエントリーを書いたときにメッセージを頂きまして、ご馳走してもらえることになっております。で、イラスト使用についても許可をもらっていますのでそこんとこよろしく。
自分、高須先生が大好きで、先生のTwitterのフォロワーでもあります。そこでサイバラさんの新刊の
のツイートをさんざんリツイートされるので、かなり読みたくてたまらないのですが、紙の本は一切買わないと決めて、本箱まで整理したわたしなので、電子書籍版を心待ちにしています。なかなか電子版が出ないのは紙を売るだけ売ってるというどす黒い陰謀の気がします・・・
んで、代わりにこれを買いました。
漫画ではなくてテキスト中心のエッセイですが、これがまた良かった。いまから2年前に書かれたものだが、高須先生とのなれそめという視点だけではなく
成り上がる
という強い視点がまたまた明確で、非常に名著です。サイバラさん、いや西原大先生は、天才だと思います。そこで本日はしびれた点について、これを自分の人生に活かすべく、解説したいと思います。
0点の私には0点の彼氏
元ヤンキーの西原大先生は、若いときはそれはもうダメンズの彼氏しかできなかったわけです。田舎のダメンズ彼氏はもれなくDVが付いてくるわけ。田舎のシングルマザーがダメンズと付き合って子供に暴力みたいなそんなのもごく当たり前の世界。
が・・ある時、凄いことに気づく。
頑張って仕事をしていたら、教養のある優しい男や素敵な男と知り合えるようになった。で、ここではっきりと気づく訳です。それが「0点の私には0点の彼氏しかできない」ということなんですよ。
これ、考えると仕事にも言える。
0点のヤツは0点の会社でしか雇ってもらえない
30点のヤツは30点の会社。西原先生はこうやってだんだんと自分の点数を上げていき、最後に高須先生・・・。仕事も同じです。いまの勤務先が100点満点で10点のブラック企業なら、自分の点数も10点と言うこと。その中で自分の価値を上げていき、30点になったら30点の会社に転職できるし、80点になったら80点の会社にいける。これ、物凄く大事。
絶対抜け出せない人たちをサイバラさんはこう書いてます。
一方で仕事のない漫画家の先輩たちは、飲み屋にたむろって、出版社の悪口ばかり言っててさ。「印税がもらえない」とか愚痴と不満ばっかり。あんな飲み屋には二度と行きたくないなぁって思った。
あるあるすぎますよ!!
自己評価の低さは客観力を磨く
よく、馬鹿情報商材屋とかにいるじゃないですか。
「ソーシャルネットワークの達人」「Twitterの天才」とか自分でいってる馬鹿。あと「自分はきっと大物になる」って言ってマルチに騙されてばかりのヤツ。「自分は何もできないだめなヤツだ」と自己認識し、客観的に自分を見ることで足りないことを学ぶようになる。自己評価は低めにっていい言葉です。
これ以上書くとネタバレしすぎなんでここで控えますが、恋愛のノロケに留まらず、ものすごい人生に役立つ本だと思います。そしてサイバラさんも高須先生もめちゃ優しいの・・・・学校の図書館において、ぐれたヤツはこの感想文書かせるといいと思います。
約束の上の漫画のオチです。