自分ちが活断層の上に建ってるか、とりあえず調べておいた方がいいかも

2016年4月22日

ブログの王道として「あなたの代わりにお調べしました」というジャンルがあるのですが、本日は自分でも興味があったので調べてみました。
まず今回の熊本の地震ですが・・・

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国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センターからお借りしました。
みなさん、テレビや新聞やネットニュースでご覧の通り、活断層の真上で起きている直下型の地震です。だから震度7×2回だったわけです。

よく「関東大震災のような直下型の震災ガー」とか言う人がいるのですが、関東大震災は東京の直下では起きてません。震源は小田原あたりです。
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Wikipediaより

関東大震災は東京で最大震度6。実は東京の倒壊より神奈川の震災被害のほうがよほど大きいのです。神奈川は住宅全壊が63577で東京が24469ですからね。
が、東京の死者数は全壊での死者が3546なのに焼死者が66521で、いかに火事が恐ろしいかということがわかります。関東大震災は火災が凄かったのです。熱海には12メートルの津波が来てます。

あなたの家の下には活断層は通っていないのか

で、本当の直下型というのは熊本もそうですし、阪神淡路もそうですが、活断層の上にある建築物は、瞬時にものすごいエネルギーを喰らって破壊されます。神戸で被災して下敷きになった友人は「爆弾が落ちたかと思った」と言ってました。

では活断層ってどこにあるのか。あなたは調べてますか?
主要なのはテレビで流れたりしますが、実は国土地理院が詳しいのを発表しています。

活断層とは何か

まず、地図ですが

活断層は、その位置の確からしさと形態により「活断層」、「活断層(位置やや不明確)」、「活断層(活撓(とう)曲)」、「活断層(伏在部)」の4つに分類しています。 また、現時点では活断層かどうか明確には特定できないものは「推定活断層(地表)」、新しい地層に覆われて、断層地形が地表で確認されていないが、既往のボーリングや物理探査によりその存在が推定された活断層は「推定活断層(地下)」として記載しています。

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関東大震災の震源地の小田原なんて
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もうびしっと!走っています。熱海のあたりはこんな感じ。
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が、神戸がやっぱり凄い
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週末ですので、一度ご家族で、自宅近くの活断層はどうなってるか、調べておいたらどうでしょう。活断層上に家があれば、直下型を喰らう可能性はそうでない場合に比べて高いわけで、ブロック塀を取り壊して別のにするとか、瓦屋根をスレートにするとか、梁に補強を入れるとか、いろいろ考えてもいいかもしれません。見るだけならただですけど、PCの大きい画面じゃないとよくわかんないと思います。

地震が起きるまで「このあたりに活断層あるとかしらんかったぁ。だれも教えてくれないし」とか暢気な事言ってる場合じゃないです。自分で調べましょう。今です、今!!

本もありますよ

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