メルマガとnoteで質問に対して答えというのをずっとやっているんですが、こういうのをいただきました。
熊本市内で馬肉専門店をしています。
http://www.umasakura.com/
おかげさまで売上の方は年々順調に上がっておりました。しかし熊本地震が起こってしまい主なターゲットが観光客、出張客、外国人(韓国人や中国人)が熊本にこなくなり売上が落ちると思います。そこで馬肉の通販サイトを始めました。こちらです。どのように集客し売上を伸ばしていけば宜しいでしょうか?ざっくりした質問で申し訳ないですが宜しくお願い致します。
写真は↑からお借りしました。反射買いする方も多いと思いますので・・・
自分も馬肉大好きです。馬刺しは溶けるよね〜焼酎との相性も抜群です。
実は、この問題については落ち着いたあたりでブログにしようと思っていました。
確かに直撃を食った被災地ではしばらく仕事どころではないでしょうから、義援金や寄付金で被災者の生活を保障し、再建に向けてサポートすることになるわけですが、直撃は食っていなくても、大変なのは周囲の皆さんです。
地震被害がひどい?!大分湯布院に行ってきたけど、ひどかったのは地震より観光キャンセル
旅館「牧場の家」の女将、浦田祥子さんは、「予約をキャンセルしたお客さんの中には『地震後で大変な時に行ったら申し訳ない』 と考える方もいましたがむしろ今、来てくれた方が私たちにとってはうれしいんです」と語る。
自分ならキャンセルはしないでいくと思うのだが、それは横においておく。湯布院とか年配の観光客が多いわけで、のんびりと温泉に浸かりたいわけ。たとえ重大な被害はなくても夜中に体感地震があったらイヤだなという気持ちは理解できないことはない。今朝も震度2くらいのはあったみたいだし。
ですが、今回は3.11のときのように、「放射能ガー」と騒ぎ立てる馬鹿もいないので、被災地の復興を妨害する人間はいないでしょう。
先日も熊本に救援物資を送った福島県相馬市に「汚染されているものを送るな」ってツイートした低脳放射脳がいましたけど、現在では日本国内で流通する食品からひとつも基準値を超えたものはでていません。資料みたら分かるんだが、低脳なんで理解できないんだと思う。
で、日本産のはないけど、輸入のイタリア産のキノコなどから基準値以上の放射線セシウムが検出されています。セシウム131の半減期過ぎてるのにまだチェルノブイリの影響で日本より高い数値。どれだけ広範囲にひどく汚染されたか考えたら、ヨーロッパなんて行けないよね。イタリアワインもドイツワインも飲めないよね。でもドイツでは癌の発生率は上がってないし、寿命も延びてるよ。
IT業界結集して熊本、大分産商材の販売ポータル作るべき
で、話は長くなりましたけど、上記の馬肉屋さんのように、自社のドメインで販売サイトを立ち上げても、なかなか集客ができないのが実情です。10年くらい前はネットショップ構築すればすぐにバカバカ売れたのですが、現在は本当に厳しいです。というのは
1 スマホシフトにより、WebではなくてAmazonや楽天やゾゾなどのアプリでいきなり検索する
2 とにかく現在では競合がめちゃ多くて大変
3 ショップの構築と運用にはなかなかのコストとリテラシーも必要
というのがその理由。かといって楽天みたいなモールに出店しても、めちゃくちゃマージン抜かれるわ、広告出せと絶対ペイしない広告の営業電話が死ぬほどかかってくるわで、
儲かるのは鵜匠だけ
という構図になります。
そこでなんですが、ECのASPサービスをやっていらっしゃる企業さんで、心あるところが立ち上がり、
被災地のショッピングモール
を開設したらどうかと思うんですよ。リテラシー高いところはアカウントを無償で発行して自由に使ってもらう。で、そうでないこところは使いやすいテーマを提供してセッティング済みのシステムを貸してあげる。どうしてもできないところは代行出品して受注分はFAXで転送してあげるとかね。もちろんサポートにコストはかかるので最低限の事務費用くらいはいただく。ここのサービスに熊本と大分の物産モールが数十とか数百とか集結すれば、買う方も楽ちんです。それをスタートして貰えれば自分も拡散しますよ。
楽天なんかだと「熊本」とかキーワードを勝手に入れて、全然熊本じゃないとことか出してきそうだしな・・・「熊本」で検索したら関係ないラーメンとかいっぱい引っかかってきて何が何だかわからない。www どんだけ嫌いなのか。
Yahoo!ショッピングとかBASEみたいなところが、「本当に熊本か大分」ってことを審査した上でモールにしてアプリ化してくれれば、みんなこぞって買う。自分だって定期購入するわ。これで新たな出店先も増えるし、なんせ相当な売り上げが見込めると思うんですよ。技術サポートは専用FAQ立ち上げてもらってボランティアで先行のショップさんたちが教えてあげるとかもありです。
こんなのを政府や県に任せていたら、長時間かかってどんなものができてくるか想像できる。これこそ民間の復興の手助けになると思います。
そんな話をFacebookで書いていたら、熊本の美味しいものの情報がたくさん集まりました。酒はこれが激うまだと日本酒マニアの友人からです。