花粉症の多くはプラセボ(プラシーボ)の反対のノセボ効果だと断言しちゃうよ!!!

2017年2月26日


春ですねぇ〜
昨日の伊豆半島とかもうこんな感じです。

このシーズンになると、「花粉症だ」「死ぬ死ぬ」「鼻水が止まらない」とかいう人が周囲に大勢出現します。ですが、自分、以前から非常に疑問があるのです。

そんなにたくさん花粉症がいるわけないじゃん!!

実は医療の世界ではプラセボ(プラシーボ)効果というのがあります。新薬のテストの時にはグループをふたつにわけて、片方には偽薬、片方には新薬を与えます。偽薬でもかなりの効果が出てくるので新薬はそれを遥かに超えないと認可されない。「4割の人に効果あり」とかいう宣伝文句を見ることがあるが、このくらいだと大半がプラセボかも。以下のブログが分かりやすい。w

ニセ医学がはびこる理由・・・プラシーボ効果ってこんなに凄いからねえ。

米国ロングビーチで末期症状を迎えた悪性リンパ腫(がんの一種です)の患者さんがいました。その患者さんは体はリンパ腫だらけでしたが、担当したPhilip West医師に新聞の記事でその病院で開発中のKrebiozen(クレビオゼン)というがんの特効薬を知り、自分の治療に使って欲しいと希望しました(West医師はもう手の施しようがないと判断していたにも拘らず)。患者さんの熱意にほだされたWest医師は、このクレビオゼンを金曜日に注射しました。すると、なんと月曜日には、その悪性リンパ腫の患者さんは周囲の人にジョークを言うくらいに回復していたのです。自覚症状が回復しただけではありません、体中のリンパ腫が半分ほどの大きさに減少していたのです・・・まさに、みるみるうちにがん細胞が消失、って感じです。10日後には、ついに退院となりました。
ところが悪性リンパ腫のその患者さんは退院後にクレビオゼンが全く効果がない、と言う新聞記事を目にしたそうです。完治したと思われたがん細胞は再発して、急速に元の末期的な状態に陥りました。再度担当医となったWest医師は患者さんに、クレビオゼンが効果がないとの報道は間違っていると告げたのです。今度は精製された以前と比較して二倍の効果があるクレビオゼンを治療に使おうと提案して、治療を開始しました。すると胸水まで溜まっていたその患者さんはみるみる回復しました。
がんが治ったと思っていた患者さんですが、またまた新聞の新しい医療記事を目にしました。そこにはAmerican Medical Association(AMA 米国医師会)がクレビオゼンは全く効果がない、と表明したことが書かれていました。そして、その患者さんは数日後に亡くなりました。

なんて分かりやすい患者だ・・・・ww

ここまでいかなくても「水素水飲んだら調子が良い」「もつ鍋食べてお肌がツルツル」「酵素ドリンクで健康はつらつ」とかいろいろあります。通品の健康食品の王道がコレ系でして、胡麻とか卵黄とかニンニクとか青汁とか、特に効能はなくても食べても問題はないものを摂取させると、なんだか元気になった気がして長年愛用してくれる。別に摂取して問題がない食品なわけで、一番ドル箱になるのがこのタイプですね。

これの逆でノセボ効果というのもあります。「子宮頸がんのワクチン、副作用が怖いって聞いたけどあなたは大丈夫??なにかおかしかったらママにすぐ言うのよ、すぐよ、すぐ。忘れないで」と、神経質なお母さんが思春期の精神方安定な女の子に毎日言い続けると、そりゃおかしくなる女の子も出てきますよ。

食った後で賞味期限を半年以上過ぎてたと気づいて、気持ち悪くなった経験はありませんか?わたしはあります。ww
で、花粉症ってどうなのか、ちょっと調べてみました。

杉花粉の花粉症の因子を持ってる人の比率は?

厚生労働省が分かりやすいデータを公開していました。

日本の花粉症って7割が杉花粉だそうですが・・・・

その中で日本アレルギー協会会長の奥田稔が行なった住民台帳を基準にした疫学調査は1万人を対象とした今までにない大規模なものでした。回収率も56%と全国規模のアンケート調査としては良好でした。その調査によるとスギ花粉症について全国平均では15,6%で地域別の有病率では東北13.7%、北関東21.0%、南関東23.6%、東海28.7%、北陸17.4%、甲信越19.1%、近畿17.4%、四国16.9%、中国16.4%、九州12.8%で北海道、沖縄はごく少ない有病率でした。ある最近の調査によるとスギ花粉症の有病率は全国で20%を超えると報告されています。少なくともスギ花粉症はアレルギー性鼻炎全体と共に増加していることは明白であり、注意が必要です。

真の花粉症の患者さんは日本人の5〜6人に1人

おい、ちょっと待て。自分の周囲の「自分は花粉症です」っていう人の率、過半数はいるよ。電車の中ではみんなマスクしてるし、とくに主婦っぽい人ってみんなマスクしている。でもって「花粉症だから」ってアピールしてます。これってほとんどノセボ効果じゃない?

テレビで「花粉症のシーズンがやってきました。ことしの花粉は例年の3倍です」とか聞いて、テレビコマーシャルで花粉症対策の商品が流れると「そろそろ花粉のシーズンだ」という認知ができて、鼻がむずむずしてくる。そうなると鼻水も出てきて涙も出てくる。熱も出たりします。ノセボ効果だもん・・・・・

そんなわけで自分は「何が何でも絶対花粉症じゃない」と公言し、杉林があっても平気で歩きます。人間は精神に左右される生き物ですから、本当は花粉症でも「花粉症の訳ない」と思い込めばプラセボ効果も望めるのです。同様に「自分は気が弱いから」と思ってたら本当に気が弱くなるし「自分は情けない奴だ」思っていたら本当に情けない奴になります。人生は簡単やね。

昨日、Amazonビデオで見たけど、これは面白い。頭空っぽにして楽しめます。お薦めだよ。

  • 0
    このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0
    follow us in feedly
PAGE TOP