フィリピンのドゥテルテ大統領禁煙規制が超理想的で号泣レベル

2017年5月21日

暑いです。今日は31度だって。
波も無いので家で仕事しています。

そんなこんなしているときに物凄い情報を某新聞社の記者さんから頂きました。

ドゥテルテ比大統領、今度は喫煙者取り締まり強化

フィリピンと言えば治安の悪さがアジア1。つい最近までマニラ空港のトイレでは強姦事件が多発しているのでトイレに入るなと外務省のサイトに出ていたこともあったほど。

フィリピンにおいては,強盗,窃盗事件や銃器を使用した殺人事件が多発しています。特にマニラ首都圏やセブ都市圏では短期滞在の個人旅行者を狙った強盗,窃盗事件が頻発しており,日本人観光客が睡眠薬強盗や窃盗被害に遭う事例も跡を絶ちません。また,現職警官や偽警官による強盗,恐喝事件も発生しており,十分な注意が必要です。フィリピンにおいては,銃規制が緩く,些細なことでも生死に関わる事態に発展する危険性があることを十分認識し,特に夜間の一人歩きを避ける,万一被害に遭遇した際は無理な抵抗はせず冷静に対処する,口論や争いごとを避けるよう言動に注意する等,慎重に行動する必要があります。

セブ島の英語学校に短期留学する方は、期間中学校に缶詰で勉強だから関係ないそうです。逆に出歩かなくていいじゃん。w

大統領に就任したドゥテルテさんは、まずは治安だとばかりに麻薬の売人の徹底摘発に乗り出し、逆らうものは撃ち殺して良しで大成果を上げていることはよく報道されています。犯罪者の人権はどうなんだという人もいますが、犯罪者の人権より被害者の人権を優先するのは当たり前で、恐れをなした犯罪者の自首が殺到しているとか。いろいろあるけども、これくらいやらないと麻薬問題の解消なんて無理だよね。

それが今度は喫煙を大幅に規制するという。ではどんな規制なのか、中身を精査したいと思います。ちなみにフィリピンの喫煙者数は総人口約1億人のうちの約25%で日本とほぼ同じ。同国では喫煙被害が最大の死因ともされているというのも同じ。

電子たばこを含む喫煙は屋外の指定場所もしくは室内のみ。これらの場所に18歳未満が立ち入ることは禁止。

つまり18歳未満の子供がいる家庭では喫煙禁止です。屋外の喫煙場所も野っ原ではなく、換気設備がある場所ですってさ。

ではフィリピンの喫煙はいままでゆるゆるだったのかというと、いままでは「学校、大学、クリニックや政府省庁内では禁煙となっていたが、屋内の事務所や職場、バー、レストランやカフェは対象外」ということなので、国会議事堂内がモクモクでの日本よりずっと進んでいた。要するに日本は世界の中でもめっちゃ禁煙後進国なんです。

タバコを未成年に与えると禁固刑!!!

いや、これは凄い。日本だと建築現場のおっちゃんが「ホレ」とか言って若いのにタバコをくれてやると逮捕されて禁固刑まであるかも的な凄さ。
凄い・・凄すぎる・・・・

そして物凄く重い罰金!!!

違反者には厳しい罰則を科し、最大200米ドル(約2万2200円)の罰金ということだが、フィリピンの平均月収は日本円で4万円とか。日本円に換算すると物価は1/5としても、罰金は11万円だ!!

違反者は罰金11万!!!!

日本の飲酒運転が激減したのは、同乗者にも重い罰金を科すようになってから。さらに運転することを知っていて酒を提供した飲食店にも重い処罰が科せられることになってスーパー激減したのです。いま飲酒運転するのはめちゃくちゃな馬鹿のみ。厳しい罰則を科さないと規制の意味がない。そしてそのときも飲食店の団体は「客足が減って経営に支障をきたす」として反対したんですよ。つまり「人の命より金」

飲酒運転の厳しい罰則のおかげで確かに田舎のたんぼ道にあった居酒屋とかは死んだと思う。だってそもそも車で来ないといけないところで酒を飲ませてた事がおかしいわけです。子供を連れてくる店で喫煙可にしてるのと同じです。

結論!!!
リーダーシップがうらやましい!!!

安倍さんもこれくらいのリーダーシップを発揮してくれたら国民の支持はぐーんと上がり、憲法改正も夢じゃなくなるのにな。
憲法改正には国民投票という高いハードルがあるのだが、喫煙の厳格化で8割の非喫煙者の心をわしづかみ。票を取り込み、「やることはやってくれる総理」という印象がつきますよ。庶民の暮らしにダイレクトに影響しますからね。憲法改正と引き替えに公共の場所と室内の全面禁煙ですよ。安倍さん、決断時ですよ。喫煙者のメインの30〜40代のおっさんは若者と同じで選挙に一番行かない層です。

わたしのプロデュースしたこの本ですが、かなり売れまして紙の本で出版したいというお話を数社から頂きました。昨今は始めて本を書く人の紙の本はよほど知名度がないと出版社は出そうとしないんですが、電子書籍で売れて、これを紙でという話もあるんですよ。紙から電子版の流れではなくて、電子版から紙への流れ。最近「電子本を出しませんか」というぼったくり勧誘営業かせ多いのだが、言ってくる価格の1/10で出せます。ただし売れるかどうかは影響力しだいかな

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