みなさんは、イラッとしませんか?
わたしはします。
いかにも金のかかってないパクリとか平気でやってそうな自称キュレーションメディアやアフィリエイトサイトやブログの文章の最後に
いががでしたか?
って判で押したようにくっついてくるあれ。
自分が自信を持って書いたものなら「いかがでしたか」とか絶対付けないだろう。「いかがでしたか」と聞くというのは
適当に炬燵に入りながら書いた
実際には行ってないし見たこともない。
それを行った風にして書いたよ。
いかがでしたか。
バレましたか
でも500円で書いてるんだから文句言うなよ
ということだと思うんだよ。じゃなければ最後にいかがでしたかとか付けることはない。
雑誌や本でもこんな〆は見たことない。
テレビの王様のブランチみたいな番組で「いま流行ってるコレ」みたいな持ち込みの企画の最後に「いかがでしたか、みなさまもこの夏は是非」みたいな紹介があるのは「流行ってるって特集だけど実際には流行ってるかどうか自信なくてたぶん流行らないけど仕込だから仕方ないんですよ。皆さまはどのように受け取りましたか」って感じでMCが自信なさげに言ってるのは見たことある。
一流紙の記事で原稿の最後に「いかがでしたか」とか毎回付けたら、編集担当に「ちょっと××君」とか呼ばれて「キミ。パクリサイトでクラウドライターやってないだろうね」と言われちゃうレベル。なぜ変か。必然性がないのと、〆になってないからだ。だいたい全部の文章の〆がみんな同じってどう考えてもおかしいだろ。発注者側に編集能力がないし中身もチェックしてないのがバレバレ。つまり読む方は
「いかがでしたか」があったらこのサイトは適当
という具合に利用すればよろしい。w
20代前半で何もスキルも経験もないまま独立して、事実や実体験を伴わないてきとうなブログを記事を書いてる人を実際に知っていますが、その人の文章も「いかがでしたか」で締められてます。 https://t.co/PB0e7Q3PAQ
— 早川朋孝 (@ShiroTruffe) 2017年8月1日
ほらね。
ではいつからこんな変な習慣ができたのだろうか。
おおっ、鋭いご指摘。クラウドサービスの会社に「こんな原稿でいかがでしたか」って確認しているんでしょうかw https://t.co/co2vwdVbZC
— 桑満おさむ (@kuwamitsuosamu) 2017年8月1日
ウケる・・・! ! 最初は編集の人向けに最後に「いかがでしたか」を入れていたのを編集なんていないから間違えてそのまま掲載した。そしたらそれを参考にしてクラウドライターが書いたものだから一気に広がった説。
東 香名子氏の「100倍クリックされる 超Webライティング実践テク60」に書いてありました。 https://t.co/HMp4AKdwWK
— 遠藤久志(中小企業診断士) (@ensan7HDversion) 2017年8月1日
そのひと誰?だいたいライティングで100倍クリックされるなんてABテストでもあり得ないレベルだが本当だろうか。w
で、調べてみました。
ライターからいきなり「東京アラサー女子スタイル」という聞いたことないサイトの編集長に就任していまはフリーの方らしいです。ライターから編集長って・・・・つまりは編集経験無しの人ですか・・・・というか、そもそもクラウドライター使ってるレベルのサイトの人だから「いかがでしたか」推奨なわけね・・・・。
本の説明には「Webメディアを1万PV(ページビュー)から650万PVに育てた」って書籍の説明にあるのだが、650万PVもあるらしいのに見たことも聞いたこともありませんでした。ごめなさいす。
まあ、ひとそれぞれですが、「いかがでしたか」で締めるのはダサイしいかにもクラウドライターなのでわたしは止めた方がいいと思いますよ。もっと語彙を豊富にしろ。そして自分なりの文章スタイルを確立しないと一流にはなれません。ヨッピーにせよ、誰にせよ、読んだだけで「書いてるのはあの人だ」って分かるでしょ。だから高めのギャラが取れる。すべてに「いかがでしたか」付けてる段階で1記事500円から抜け出せません。
文章の書き方を学ぶならこういう一流のコピーライターの思考法を学ぶといいと思うよ。