選挙速報見てて思ったんだけど、ブラック、ブラックいうなら選挙の集計も翌朝9時からでいいんじゃね?
徹夜してまでやらなくてもたいした影響ない気がする。そんなに急がなくたってゆっくり余裕もってやればいい。残業代も夜食代もかからないからコストもだいぶん安くなるでしょ。投票箱の管理さえちゃんとすれば問題ない。ブラック企業撲滅謳うならまずはここからやってください。
本日の話題に行きます。
まずはGoogleのAdWords広告配信規定には・・・・
Google では多様性を尊重し、他者への思いやりを大切にしています。そのため、衝撃的なコンテンツを表示したり、憎しみ、偏見、差別を助長したりするような広告やリンク先は許可していません。
というのがあります。
で、みなさんはこの広告をどう思いますか。毎日新聞社のサイトに掲載されていたGoogleのAdWords広告です。勝手にGoogleから配信されてきます。
「川の中に人の足が見える」という記事でこの写真がはいったダイレクト出版の広告が出ます・・・・Yahoo!や大手のウェブメディアにも大量に配信されています。
拡大すると
死体に見せ掛けた、義足のようです。
き、気持ちわるっ!!!
非常に不愉快な広告ですが、なんでこんな写真を使っているかというと
記事と間違えての誤クリックを狙っている
わけですね。おそらく「死体」「足」みたいなキーワードを設定してるはずです。ここの広告は似たようなものがたくさんあって
血だらけの手
こちらも死体風
のほか、宇宙人や意味の分からない画像の広告が多数です。
なぜこんな広告を配信するのか
上にも書いたように、記事の内容と関連付けて様々なキーワードを設定し、勘違いされた写真がクリックされて自社の広告に飛ぶようにしているわけです。それにしても見たくない人にこうしたグロい写真を表示させることは、普通の会社なら企業イメージをダウンさせますからやりませんが、いったいこのダイレクト出版って何の会社なのでしょう。ここはアフィリエイト広告も大量に出稿しているので検索するとうざいほど、クッソアフィリエーターのサイトが表示されます。
たとえば「ダイレクト出版 詐欺」で検索すると上位表示はほぼクッソアフィリエーターで
ダイレクト出版は詐欺と言われる → 検証してみた → 素晴らしい → アフィリエイトに誘導
となっているのが分かります。
実際に購入するとどうなるのか、検証したブログがありました。アフィリエイトは貼ってないようです。
【情報商材?】ダイレクト出版で無料の本を注文すると何が起こるのか
リッチの教えで仕事の単価が上がる!
だから働く時間が短くても良くなる!
そして仕組みを作って段々と自分が働かなくてもよくなる!
表面上のテクニックではなく、本質的な話である!
リッチと出会って、人生が変わったぜ!
お前も経済的自由を手にして変わろうぜ!
というのが毎日きて、そのあとで
58万円のところいまなら20万円でセミナーに参加できます・・・・みたいなのが来るそうです。
たっか!!!!
そして、これって公取で禁止されている二重価格表示じゃないの?
別に金が余っていて好きでこういうセミナーに参加するのは個人の自由なので、勝手にすれば良いと思うのですが、ちょっと考えたら「とにかくクリックすれば良い」という広告は非常に費用対効果が悪い」ということは誰もが分かることです。このため通常のアドワード広告の設定では、誤解させてもクリックさせるようなことはしません。社内でアドワーズやるときはこれが鉄則で、こういう本読んで勉強してください。
ではなんで誤解させてもクリックさせるのかというと、簡単で
利益率がめちゃくちゃ良い
からですね。おそらく成約までにかかるコストは5万円は楽に超えてると思いますが、10万かかってもそれを超える利益があるということです。情報商材のアフィリエイトなんて、3万円の商材が売れたら7割返します的なものもあるわけで、こういうのは元がタダ同然だからいくらでも高い報酬を設定できるので、クッソアフィリエーターが群がるわけですよ。
でもそれと
見た人を不愉快にさせる広告はいいのか
というのは別物だと思うんです。第三者を不愉快にしてまで金儲けしていいわけないでしょ。見るほうもまともなら「こういう広告やる会社なんだ」という認知を持つわけですが、分からない人たちが引っかかります。
GoogleやYahoo!の審査もちゃんとやってほしいし、各メディアはこういう広告主をちゃんと排除して欲しい。AdSenseは「この広告主を掲載しない」ってちゃんと選べるでしょうよ。新聞社や大手ポータル、Webメディアは、こうした見る人が不愉快になる広告を止める義務があると思うんですよ。
で、このエントリーにはダイレクト出版の広告がリターゲティングでバリバリ出てくるかもしれないので注目です。ww
本日のセールで599円。仕事仲間で台湾の女子がいるんだけど、彼女はアメリカに留学したことないのに英語がペラッペラなの。もちろん地頭がいいのもあるんだけど、どうやって英語を勉強したのかって聞いたら「英語の映画を必死に見ているうちにできるようになった」と言ってたので、この方法は確かにあると思います。そんなわけで買ってみた。