今朝の朝日新聞に、非常に気になる記事が出ていた・・・
※デジタル版なのでリンク先は有料かも!
スマートフォンなどの高額な多機能携帯電話が急激に普及するのに伴い、ケータイ代の滞納が急増している。信用情報機関に滞納記録が残り、その後のローン申し込みを断られる人も。ケータイ利用者には未成年者も多く、将来への影響を心配する声が出ている。
グラフも出ていたので拝借すると
不景気から審査が厳しくなっているのだろう。最近では新車のローン審査もなかなかおりなくなっていると聞く。審査が厳しくなれば焦げ付きも減るわけだが、携帯電話以外のクレジットの滞納が減っているのに対し、携帯電話の滞納が激増しているのだ。
特に最近は、ガラケーからスマホへの切り替えが進んでいる。iPhoneなんて買おうものなら筐体も高いし、基本料がそもそも高い。で、思ったよりも出費が嵩んで電話料金を滞納してしまう人もいるでしょ。電話料金を滞納するだけなら単に電話が止まるだけだが、大半のケースでは携帯の本体代が支払いに組み込まれているというのが落とし穴。つまり電話代を支払わないと、携帯本体のローンを踏み倒していることになる。ほとんどの人はそれを忘れているという。
信用情報機関「シー・アイ・シー」(CIC、東京都新宿区)によると、問題になるのは、クレジット契約の分割払いで携帯電話機を買った場合。3カ月以上滞納すると、信用情報のデータベースに記録される。代金を完済しても5年間は記録が残る。
3ヶ月滞納すると、それから5年間はローンも借りられないし、クレジットカードも更新できない。かなりヤバイですよ・・・。いや、ヤバイからこそ記事になっているわけだが、こんなケースも考えられる。
1 恋人ができたのでウィルコムの誰とでも定額を買ったけど別れたので海に投げ捨てて忘れた(あるある)
2 子供が携帯ばっかりやって勉強しないので電話の支払い止めた(あるある)
3 今使ってるdocomoが高いのでとりあえず電話代払わずに止めておいてウィルコム使う(これはないか・・)
4 新しくAUでiPhone買った。いままでの携帯は電話代払わなければ勝手に止まると思って放置(なんかやる人、けっこういそう)
5 半年間、海外に行く。戻ったらまた携帯使うので、それまで支払い止めて放っておく。(いない・・か・・)
みたいなこと、やってる人、けっこういそうです。(-。-;)
もちろん督促状は来ると思うが「どうせ使わないから電話止めて貰っていいし」と、見ないで捨てるのは単なるバカ。社会人がこんなことやったら自業自得だが、もしこれが大学生だとすると、金融業界への就職はまず無理ということになるかも。採用にあたっての個人信用調査は絶対にやってると思うし・・。
また、受験前の高校生の息子が電話ばかりして勉強しないので携帯止めてやった、という 場合も、
携帯電話機の分割払い購入者の約3割が20代以下で、未成年者も約5%を占める。利用者名義が未成年であっても、親の同意があればクレジット契約はできる。(中略)子ども名義で契約し、親が支払っている家庭に対し、武蔵野学院大の木暮祐一准教授(モバイル社会論)は「親の滞納で子どもの信用情報が傷つくケースもある。
ということなので、子供の信用情報を親が傷つけてしまっている場合もあるわけだ。このあと受験に合格しても就職は5年以内だから信用情報は傷ついたままですぜ。 心を入れ替えて頑張った息子さん、金融業界へは無理ですので・・・
とまあ、引用が多かったですが、このニュースは広めないといけないと思い、今朝のブログとしました。