本日はメルマガとnoteの日。noteは単体だと108円ですが年間のマガジンだと3980円なのでかなりお得になります。マガジンがオススメです。w
1 「クリエイティブな力」を身につけるには
2 複数の飲食店サイトのドメインは分けるべきか
3 シェアオフィスビジネスの可能性はあるか
4 調布市の住環境について
5 中国の検索エンジンでGoogleのSEO対策は通用する?
6 仮想通貨アフィリエイトで成功後、次の展開への相談
です。まぐまぐ!または、スマホで読む方はnoteでお買い上げいただけます。関係ないですがついでにInstagramもフォローしていただけると喜びます。
さて、Twitterでこちらを投稿したところ、大きな反響がありました。
調布市、やりました! pic.twitter.com/dszLJWIAP3
— Isseki Nagae/永江一石 (@Isseki3) 2018年2月9日
読売新聞の多摩版です。全文を書き起こしました。
2018/02/09 調布市、禁煙飲食店にステッカー
調布市は、2019年ラグビーワールドカップや20年東京五輪・パラリンピックに向け、受動喫煙対策を行っている市内の飲食店に「禁煙ステッカー」の無料配布を始める。観光客や市民らに快適に過ごしてもらうのが狙い。
市によると、対象は「屋内禁煙」か、駐車場なども含めた「敷地内禁煙」を実施している市内のレストラン、喫茶店などの飲食店。屋内の喫煙室による分煙は認めず、加熱式たばこも禁煙の対象にする。市に申請し、審査で「市受動喫煙ゼロの店」として認められれば、登録決定通知書と、ステッカーが交付される。
ステッカーは「店舗屋内禁煙」と「敷地内禁煙」の2種類あり、いずれも日本語、英語、中国語、韓国語で「禁煙」と表記する。サイズは12・5センチ四方の「大」と、6センチ四方の「小」の二つを用意し、店の入り口などに掲示してもらう。登録店舗は市のホームページなどに掲載される。
市健康推進課は「たばこの煙を吸い込みたくないという人の安心と、お店のイメージアップにつながるので、ぜひ登録してほしい」としている。問い合わせは同課(042・441・6100)へ。
登録1号店はこちら。実は調布より西調布のほうが禁煙に対するスタンスが明確です。ここは地元でも有名な美味しい洋食屋さんです。
この読売新聞の記事は以前、このエントリーで紹介したものです。
自治体で初めて調布市がやりました。受動喫煙ゼロの店登録事業! 他の自治体も追随させるにはこうすればよい
Twitterでは
調布市凄い
調布市に住みたい
自分の地域はまだまだなのでうらやましい
歩き煙草が非常に多いので制限して欲しい
など、様々な感想が流れて来ました。みなさん調布市が勝手に禁煙対策を進めてくれていると勘違いされていますが
それは明確に間違った認識
なんですよ。某秋田の市町村では公務員ほぼ全員が喫煙万歳らしいのですが、ココ、調布市でも「喫煙万歳派」「受動喫煙絶対反対派」のせめぎ合いが、市の内部でも外でも激しく行われています。その例が前に書きました
どうして調布市は喫煙可能飲食店を子供連れに推奨するのか。市長はなにしてる?
はっきりいいまして、市民が声を上げなければ行政内部や市の協力団体にも喫煙者はたくさんいるので、なんとかして喫煙を容認する方向に持って行こうとします。それを非喫煙者市民や受動喫煙反対の市議会議員が力を合わせてひとつずつ潰していく感じ。たとえばいま「第4回Oh!!辛チャレンジ」というイベントが開催されていますが、その大半が喫煙店。
テル
中華そば みのや
らーめんHAGGY
虎よしラーメン
麺屋 誉-HOMARE
らーめんつけめん たつみ
参加16店のうち、禁煙店はこれだけ。そして
禁煙はほぼ、ラーメン屋・・・・ww
そりゃラーメン屋さんは客の回転良くしないとダメだから禁煙がほとんどだろうよ・・・・。これじゃ食のイベントなのに子供も連れていけない(激辛だからいいけど)し、
たった18%の喫煙者で激辛楽しんでくれイベント
になってる。どんだけ田舎なんだ・・・・ww
絶対に子供への受動喫煙は許してはいけないのに
成人が自分の判断で健康を害しようがなんだろうが喫煙するのは、他人に迷惑を掛けない限り別に日本の法律では問題ないと思うんですよ。ただし他人に迷惑の考え方が我々とヤニ中毒ではかなり違う。電車で隣にヤニ中毒患者が来ると、鼻がもげそうなくらいひどい匂い。これだってめちゃくちゃ迷惑です。電子タバコも体臭がめちゃくちゃ臭くなってオエッとなる。だから人混みに入る2時間前は喫煙しないとか、ファブリーズするとかくらいはしてくれよと思う。
が、子供に対しては受動喫煙させることは絶対に許すことはできない。妊婦さんはもっとも危険だ
ファイザーのサイトが分かりやすいが
妊婦なのに喫煙するのは中卒のヤンキーくらいしかいないはずだが、受動喫煙させるのは胎児を殴っているに等しい。なお学歴と喫煙率には密接な因果関係があることが東北大の研究で分かっている。論文はこちら
女性の方が男性よりもさらに学歴による差が大きく、25〜34歳で中卒の喫煙率はほぼ半数の49.3%。大学院卒は4.8%です。2010年の調査だから格差はもっと大きくなっているはずだ。全年代でもっとも喫煙率が高いのは中卒の25〜34歳の68.4%!!! まさにDQNまっただ中!!!
DQNの子がDQNになる構造・・・が↓
「うちは、子供がいるときには吸わない」といってもですなぁ・・・
ドアを閉めて屋外で喫煙しても非喫煙状態の2倍。換気扇の下で吸う程度だと3倍以上のリスクです。
ということで、ほとんどのまともな親は子供を受動喫煙に晒したくないわけです。そこに喫煙者がいなくてもカーテンや畳には有害物質が付着しており、三次受動喫煙してしまって喘息の発作が起きる子供もかなりの確率でいると言われています。
で、話を調布市に戻す。
調布市では姉妹都市木島平村に市内在住の小学生を送るイベントをやっているわけです。
姉妹都市木島平村交流事業「家族で木島平 スキー・スノボーや雪遊びを楽しむ旅」(1泊2日)
ここが子供を送り込む宿泊施設なんですが・・・
環境はといいますと、これが調布市民が優待される木島平の施設。ここでチェックすると子供のイベントに
禁煙の宿泊施設はホテルレイジャント一軒のみ!!
そもそも調布市民が泊まるのに禁煙施設が1/3しかない木島平村も木島平村だが、調布市が子供を喫煙宿泊施設ばかりに送り込むっていうのは、全く納得できない。そもそも健康増進法を守っていくという宣言を採択したばかりではないか。主催する「調布市役所文化振興課」に全く子供に対する受動喫煙の意識が欠けているとしかいえず、強い怒りを覚える。
生活文化スポーツ部 文化振興課
電話番号:042-481-7139・7140
ファクス番号:042-481-6881
メールフォーム
これについては即刻市議会で問題にすべき内容だし、お子さんがいる市民は徹底的に抗議すべきだ。調布市から「喫煙施設に子供を宿泊させられない」という連絡が行けば木島平だってこのままでは客が来なくなると分かって意識を改めるかもしれない。
自分の居住する市町村の意識を変えるのは自分
問題は、一見、前向きに見える調布市でも子供を喫煙施設に泊まらせるようなことが普通に行われているということです。
ましてや他の市町村なら、首長や市町村幹部が喫煙者なら、恐ろしいことになっているかもしれない。
それに目を光らせるのは我々の義務だし、黙っていてはなにも進まない。
自らの市町村のWebをチェックし、子供を連れて行くのに喫煙飲食店を推奨していないか、これは最低限変えさせないといけない。Twitterで「調布は良いなあ」とかのんきに言っている場合ではない。あなたの子供が危険に晒されてるかもしれないんですよ。
「歩き煙草が非常に多いので制限して欲しい」というならTwitterでぼやいてないで首長にメール出すなり市役所や駅に電話するなりしたらよい。ぼやいてもなにもかわらないけど苦情がガンガンいけば行政は変わる。逆に言えば苦情がなかったらなにも変わりません。
橋下さんについては賛否両論あるが、先日「喫煙者ばかりの国会議員に受動喫煙対策を決める能力はないし、そもそも彼らがきめること自体がおかしい」と言ってて好感持ちました。そのとおりやね。