東京都が6月の都議会に「従業員のいる飲食店の喫煙を罰則付きで禁止」という厳しい条例案を提出する予定で、飲食店の中でも串カツ田中のような意識の高いところは先んじて電子タバコを含む全面禁煙に踏み切り出しています。
JTの株価もここ一年でこのように落下中。
人の生き血をすする企業がこのようになっていくさまは見ていて胸がすっきりしますが、アメリカのフィリップ・・モリスにいたっては、アメリカでは販売許可が下りないIQOSを日本市場で売ろうとしたものの、最初だけセドラーが儲かっただけですぐに不振となり
見事なまでに・・・特に東京都の法案の報道のあとに暴落しております。だいたいアメリカでは安全性が確認されないとして認可がおりない代物を日本で売るとか、いったい何様ですか。
しかしここでくたばらないのがタバコ会社。魂を売った医師をはじめ、評論家やメディア、政治家に金をばら撒き「原発ムラ」ならぬ「タバコムラ」を使って「タバコを吸うのは自由」「受動喫煙なんてない」というキャンペーンを展開しています。
前にも紹介しましたが、喫煙スペースを守ろうならともかくも、禁煙スペースを喫煙スペースとして使わせようと逆襲に転じているわけです。
逆に言えば、この時期に金に目が眩んで禁煙を売りにしていた飲食店が、安全性が全く証明されていない、というかタバコ会社が詳細データをまったく出さないで「安全だ」と言い続ける電子タバコを禁煙なのにOKにしてしまうということで自らの価値を下げるケースが散見されます。いくらもらってるかは知らないが、バカすぎて笑えるレベル。
で、スープストック。
非喫煙者が「禁煙だけど新型たばこはOK」のカフェに行って、考えたこと
自分はスープストックがけっこう好きで、ライブドア時代はヒルズ店のお得意さんでした。店は清潔だし、滋養がある感じでブランディングされたメニューもお気に入りでした。しかし、だ。
写真借りましたけど朽木さん、問題あるようなら外しますのでおっしゃってください。
JTから金をもらってタイアップしている!!
スープストック・トーキョーってしっかりしたブランディングができていると思っていたが、とんでもない間違いだったようだ。東京の喫煙者はすでに14.7%まで減っているが、わかってないのが我々嫌煙家のJTに対する嫌悪感です。
●世界的に数多くのエビデンスで確立された受動喫煙被害を否定
●田舎の政治家や評論家を抱き込んだ徹底したロビー活動
●安全性が明確でない電子タバコをデータも出さずに安全と言い切る
など、タバコ会社にたいして、いまアメリカ人が全米ライフル協会に抱いているのと変わらない悪寒を持って見ているわけです。アメリカでもいろいろな企業が全米ライフル協会にたいして提供していた特典を廃止している時に、同様の悪のイメージを持つJTから金もらって提携!!??
この担当者の姿勢がこの会社の姿勢なのか
インタビューは終始いいわけに近い形で進行するが、目を疑うようなことを言いはじめる担当者。
新型たばこがどれくらい健康に良いのか悪いのかは、正直わかりません。一方で、吸いたい人が「吸えない」というストレスを感じながら生きるのは辛いし、それはいつでもコントロール、排除できるストレスです。
ええっと・・・少なくとも食品を提供する会社が「安全かどうか正直わからないもの」を提供するわけですか。
まあ、自分で吸う人はいいでしょう。それは自分の勝手です。しかし日本呼吸器学会が警鐘を鳴らしている電子タバコを禁煙表示の店で吸わせれば、禁煙と思って入った妊婦さんや子供も被曝します。それはまったく構わないというわけですね。
健康とは何か。長く生きることが健康なのか。あるいは、死ぬまで最高だと思いながら生きることが健康なのか。それを考える機会になれば、社会にとって最高だと僕は思うのです。
何言ってんのかよくわからない。喫煙者がそれを選択するのは自由だが、受動喫煙というのは望んでいないのに受ける被害です。それを他人に押し付ける場所を提供してかまわないと。
無責任だといわれるかもしれませんが、受動吸引による害があるのかどうかも、私たちにはわかりません。
いやこれ。間違いなく無責任です。www 何開き直ってんのと。
極め付けがこれ
害があるなら、他の健康に悪いことと比較して、どれくらい体に悪いのか。油ものの食べ過ぎ、お酒の飲み過ぎ、睡眠不足、排気ガス……きりがないですよね。確たることはわからないのではないでしょうか。
キタコレ。腐れ喫煙者が必ず展開する屁理屈。食べ過ぎも飲み過ぎも、本人が勝手にやることで受動食べすぎとか受動飲み過ぎもない。排気ガスは社会全体に利益があるのと反対側にある。
タバコは嫌がっている第三者に害を与えるから問題で、公共の場で吸わなければ誰も文句は言わない。プルーム・テックは煙も匂いも少ないのであれば、公共の場で吸われれば気づかずに被曝してしまう人がたくさん出てしまう。くりかえすが安全性はまったく証明されていないのです。
彼のいうのは単に喫煙DQNの代弁をしているだけで、これがスープストック・トーキョーとしての見解であるならば、受動喫煙の害についてまったく無知であるとしか言いようがない。どうしようもない企業であると言えます。
自分は東京の条例が通ってスープストックが禁煙になっても二度と行きません。いままで行って損した。幸い、「ご意見・ご要望フォーム」があるのでじっくり書いてみようと思う。
フリーダイヤル 0120-961-573
※受付時間は、午前10:00~午後6:00(土日祝・年末年始を除く)までとさせていただきます。ということなので、ひとこと言いたい方もぜひ。
サーフィンの時の朝食に困り、コレ買ってみました。おいしいです。自分としては★よっつ