本日は念のために書く
楽天市場でPC購入、自ら味わったネット通販トラブルの闇
日経XTECH
専門メディアの記者さんが自らの恥をさらして書いた感のある記事。
楽天のとあるショップで中華PCを買ったら初期不良だった。
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クレームをいったらメーカーに言えと言われた
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中国本社に言うわけにはいかないので日本法人に言った
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並行品だから販売者に言うように言われた
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途方に暮れた
という流れなのであるが、公正取引委員会は「中古品販売者や並行輸入会社が修理等を行うことが困難な場合に,自社で販売したものではないことのみを理由として修理等を拒否することは,独占禁止法上問題となるおそれがある。」という見解を示しており、実際には日本法人にねじ込めば、おそらく有償にはなるだろうが修理には応じるはずだ。並行のベンツでもメルセデスベンツ日本でサポートしてくれるのと同じです。
しかし新品の初期不良なのだから返品に応じない楽天の出品者も出品者であるが、この業者のページに「開封済みの商品の返品は応じない」と書いてあればまあ契約的には仕方ないのかもしれない。書いてなかったら応じないなら出るところに出たら良い。結局は出るところにでるぞ、で返品になったそうです。
この記者さんはどうもネット業界には疎いらしく、
国民生活センターの報告によると、2017年度のネット通販のトラブルに関する相談件数は21万9835件、このうち商品の取引に関する相談件数は7万7318件に上っている。驚くのは、全体の件数が前年比で12.9%減少しているにもかかわらず、商品の取引のトラブルは同8.9%増加しているのだ。内容は商品が届かない、掲載されていた商品と違う、偽物や不良品が送られてきたなどだ。つまり、ネット通販が大衆化する中でも全体の相談件数は減っている一方、悪質な業者とのトラブルは急増しているわけだ。これは負けられない。泣き寝入りはしたくない。
と記載があるのだが、この大半の被害は通販業者ではない。完全な詐欺師で楽天や一般のショップのパクリサイトを作って金を騙し取る犯罪者集団なわけで、これと通販業者をゴッチャにしちゃダメ!
これについては散々書いてます。
読んどいてくれよ・・・
初期不良の可能性がある商品はアマゾンで
実はヨドバシの通販でAppleのiPad Pro10.5のキーボードを買った時に不良品だったのであるが、
こちらも返品には応じてもらえずAppleさんと話してくださいだったので渋谷のAppleストアに持ち込んで交換になりました。面倒くさかった。まだ正規品で信用できる販売店だからいいが、並行品かどうかわからないと前出のようなことになる。
この場合、
Amazon倉庫からのを買うのが正解
なのです。出品者から買うのはだめ。かならず倉庫発送のにする。こちらは1ヶ月以内なら返品をほぼ完全に受け付けます。交換じゃなくて返品ね。すぐに返金されてくるよ。
購入履歴から選んで
理由を選択。コレは返品してないのであくまで例。
「都合により必要が無くなった」という理由でもいいんである。
この場合だと「不具合があった」ということです。
あとは梱包して伝票をプリントアウトして貼って、集荷依頼を掛けて受け取りにくるのを待つ。実際にこの間、不良品を返品したが
集荷は即日。二日で返金されました
Amazonの評価欄を見ていると
「金をドブに捨てたようなものだ」
「すぐ壊れた」
「糞だ」
みたいな罵声がたくさんあるのだが、
文句言ってないでとっとと返品して金を返して貰え
なんである。1ヶ月以内なら有効だぞ。
出品者から発送がある場合はいくらAmazonでもこうはいかない。特に中国から発送してくるものは「代替品を送る」「さらに値引きするから返品は止めて欲しい」などいろいろ粘ってきてうるさいが基本的にAmazonに通報するとアカウントが停止になるので楽天のようにバッくれたりすることはない。これは月の定額費用が楽天のほうが格段に高いので、楽天側も店舗には甘いというのが裏目に出ているわけですな。
この記者さんは楽天のポイントに完全に囲われていてにっちもさっちもいかないと書いているが、それはもう自業自得です。ww
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