Snapmartで405円で買ってきた。
ゴルフ場倒産がリーマン以降で最多に!?なぜここにきて増えているのか?
パーゴルフ
若者敬遠、ゴルフ場の倒産急増 預託金の償還に対応できず廃業のケースも (1/2ページ)
SankeiBiz
ゴルフ人口が減退した最大の要因は、若年層に裾野が広がらなかったことによる愛好家の高齢化だ。初心者用でも道具一式そろえれば5万円前後はかかる上、プレー費用も他のスポーツに比べ高額。道具を積んで郊外のゴルフ場に向かうのに欠かせないクルマを持たない若者も多い。同協会は「利用者の5人に1人は65歳以上。このままでは先細りだ」と危機感を募らせる。
というニュースが相次いでいる。実はゴルフは一気にシュリンクしており、喫煙率どころではない。紙巻きタバコは昨年12月比で18%も消費量が減っているが・・
コースでゴルフ 3割減 レジャー白書から見えるもの
日本経済新聞 2017/8/24
日本生産性本部がまとめた「レジャー白書2017」には、日本のゴルフ関係者にとって衝撃的な数字が記されていた。ゴルフコースで年に1回以上プレーしたことのある2016年のゴルフ参加人口は前年に比べ210万人も少ない550万人だった。この1年間で27.6%減っており、実にピーク時の3分の1になった計算になる。
1年間で3割近く減少!!!
さらに
年代別の構成比は60代が23.1%、70代は29.7%だった。60代、70代を合わせた52.8%を上回るのはゲートボール(63.5%)だけ。ゴルフをする人の半数以上をこの年代が占めており、15年(48.4%)に比べて一段と高齢化が進んだ。また、女性の比率は13.7%で、前年に比べ0.8ポイント減った。
確かに自分のいってるスポーツクラブでも、サウナの爺さんたちの会話はゴルフの話だ。この日経新聞は続けて
ゴルフ界にとって明るい兆しはないだろうか。前年より参加率が増えた世代がある。10代、20代の女性だ。比率は低いが、10代が0%から3.0%、20代は0.9%から1.5%にそれぞれ増えた。
と書いているが、なにいつてんのと思う。日本の人口構成比に全く言及していないのは記者の怠慢。
総務省が5月末に発表したデータ
そもそも70〜74歳が806万人いるのにたいし、20〜24歳なんて628万人しかいないのだ。少ない人口層が1.5%増えたところで焼け石に水。いくらいまの高齢者が健康でも、現在人口の最大ボリュームを占める69〜71歳の団塊の世代があと5年もすればどんどん後期高齢者になっていき、ゴルフどころか寝たきりが続出である。これは平成24年の日本パブリックゴルフ協会の調査だが
平日のゴルフ場は退職した暇な60代で埋まっており、70代になるといきなり半減する。75歳になるとさらに半減して60代の1/4だ。つまり
段階の世代が後期高齢者になるとともにゴルフ人口は大激減
はすでに決まった道であり、いまさら若者をゴルフにとかいったところで、もうどうにもならんと思う。そもそもゴルフ衰退の理由は
1 初期コストとプレイコストがかなりかかる
2 同レベルの4人揃わないとはじまらない
3 クルマがないと行けない
4 練習がかなり必要でそれにも莫大なお金
5 接待ゴルフがなくなったから好きでないとやらない
などの理由があり、特に5は昔は興味がなくても無理矢理連れて行かれて始めて、それから趣味に転じた人がたくさんいたわけだが、現在はそんな会社は特殊だからそもそも始めるきっかけがない。よってこれから生き残るゴルフ場は
●交通の便が良い
●高いけどステイタスがある
●極端に安い
●インバウンド対策ができている
などの特徴があるところだけだと思うんですよ。さらにはこの記事だと
ツアーのギャラリー数も激減していて、さらには女子ツアーが男子ツアーの動員数を上回ってしまった。色気禁止と言っても美人見たさ的なファンが増えてる証拠かな。
しかしこうした話はゴルフに限ったことじゃないの
サーフィンなんてマーケットが84%も減少したんだぜ。ゴルフより若くないとできないからどんどんサーファーが減っている。スノーボードもさんさんたるもの。少子高齢化でも経済は回るというマクロ的なことを言う人も多いが、具体的にはレジャー産業はこれから相当に没落していきます。
半分くらいは遅いんだけど、高齢者から若者に富を移行させないと、日本の消費はどんどん回らなくなっていきますよと書いて本日を終わります。
永江さんは全粒粉の食べるものとかどうやってるんですかという質問貰いましたけど、コンビニでは買うものがないのでサーフィンのときはこれを持ち歩いてます。美味しいよ。でもって全粒粉と玄米食べてますけど糖質断ちしていた時から体重変わりませんの。w