ワールドカップ見て思ったこと(日本がどーのこーのとかいう話ではない)

2018年6月26日

あれほどサッカー見ないと言ってたのに、セネガル戦見てしまった。ただし見ていると失点するというジンクス通り、同点から見ていたら1点入れられ、乾が外して慌ててまた寝ようとしたところで本田が決めてくれた。


「本田さん、ごめんなさい」ツイートあふれる。ワールドカップのセネガル戦で同点弾に称賛の嵐
ハフィントンポスト

しっかり拾われていました。日本の多くの皆さんの代表として謝罪させて頂きます。ごめんなさい。

さて、サッカーについてのブログとか記事を見ると、だいたいが「日本のチームワークが」とか「西野監督の采配が」とかの「素人が急にサッカー評論家」というのばっかなのであるが、自分は他人と同じ事はしない。ww
ここで考えたのは「観戦するスポーツ」と「やって楽しむスポーツ」である。

観戦するスポーツ

プロ組織があるものの多くは、ファンがお金を払ってもみる。観客数のほうが実際にやっている人より多いものの代表が

モータースポーツ

でしょう。なにせお金がかかる。そして危険。ほかにはざっと挙げるだけで

格闘技
フィギアスケート
カーリング
スキージャンプ
スキー大回転
スノーボードのハーフパイプ
マラソン

のように

1 派手で見て楽しい
2 ルールが簡単・・・・早いか強いかで勝敗がすぐ分かる
3 実際にやるのは敷居が高い

の3点セットが揃っているものが観戦としてのスポーツが成立するものになるだろう。

サッカーや野球、アメリカンフットボール、バスケットボールなどの球技も、実際にやっている人より観戦しているだけの人の数のほうがずっと多い。

観客が少なくやっている人が主に楽しむスポーツ

実際にはこっちのほうが世の中には多いと思う。
たとえばかつては自分はバスプロと呼ばれるバスフィッシングのプロであったが(www)、米国のでかい大会でも観客は少ない。日本なんて皆無。だってボートが一斉にスタートしたら誰もいなくなるんですよ。www 成立のしようがない。

サーフィンだって文化として根付いている米国やオーストラリアでは観客も数千から数万人集まるが、他の国ではそうはいかない。ルールや点数の付け方がわからないと見ていてどっちが勝ったのかもわかりません。これは世界最大の動員数のUS OPEN。いまは日本人の国籍を選択したカノア五十嵐が昨年優勝してます。


ゴルフも競技人口の減少と共に観戦する人も減ってテレビでの放送も減りました。

ココで書かれています。

いまのゴルフプレイヤーの平均は60代以上の男性なのだが、ツアーのギャラリー数は女子ツアーが男子ツアーを上回った。要するにゴルフは「やっている人が見るもの」が基本だったがその数が減少し、観戦している人の中にやってない人の比率が上がってきたと見ます。

観客がいなくてやってる本人たちが楽しむもの、スケートボード(米国では人口が多いので観客は多い)、ゲレンデのスキーやスノーボード、サイクリング(欧州では観客も多い)、釣り、サーフィンみたいなものに共通するのが

1 選手が遠い
2 ルールと勝ち負けがよく分からない
3 見るよりやるほうが楽しい

っていう事じゃないかと思うのです。
で、ここまで考えたところで次に行きます

eスポーツってどうよ

最近、なにかと話題になってるプロゲーマーの戦いを観戦するeスポーツ。
オリンピックにもeスポーツを、という人に「体を使わないのはスポーツではない」とかいろいろ論争になっています。

実はAbemaTVにも「ウルトラゲームス」というeスポーツチャンネルができてます。で、見てみたんですが・・・・


なに、これ、つまらない。ww

※ちなみにリーグオブレジェンドだけど、交渉月間1億人プレーヤーといっているが、世界の人口70億でこれがフルに楽しめる高性能PCの数を考えても1億人というのはかなり盛っていて、しかもフルフルの延べ人数だろうと思ってます。少なくとも日本じゃプレーヤーはツムツムのほうがよほど多い。世界のサッカー人口が2億5000万人だから月間にしたら1億なんて絶対いかないわけで、サッカーよりLOLのプレイヤー数が多いって考えられる?それでも凄い数だとは思うけどね。
ただ運営元は商売だから必死に盛り上がってるようには見せる。これが普通のスポーツと根本的に異なるところ。

世界で数百万人(LOLはもっとあるかもしれないが)がプレイするゲームならまだしも、やったことないゲームで戦われても何が面白いのかさっぱりわからない。出演者の大半が眼鏡掛けてる。ww
これがこれから来るという人は「賞金が1億の大会とか海外ではある」とかいうんですが、釣りだって数千万円の賞金の大会くらいある。ww
逆に賞金なんかなくたって駅伝や高校野球はたくさんの人が見る。問題は賞金額ではなくてやってない人も見て面白いかどうかと、広い年代にも受け入れられるかどうか。

これからeスポーツが来るという人は、実際に「ウルトラゲームス」見てみたらいいんですよ。クッソつまらないから。
世界の人口から見たら、ごく少数の好き者が観戦するのかもしれないが、なかなか難しいんじゃないかな。

あと、オリンピックというの可能性はないでしょ。だって一企業の営利のためにやってるものを競技にはできないし、さらにはLOLでさえ20年後にまだやってると思う?これからVRの時代になったらもっと違うゲームが出てきて人気はどんどん移り変わる。四年ごとにルールが100%変わるスポーツなんてあり得ないでしょ。一般のスポーツは何十年も細かなルール変更はあってもずっと続くからオリンピックになるんですよ。そして観客のことを考えてルール変更がされる。オリンピックじゃ無くてもプロスポーツ、たとえばUFCとかは完全に客が見る前提でデザインされている。ゲームはどうなの?

というのがワールドカップ見ながら考えたことでした。ちなみに自分だってソシャゲはやるし、数十万課金してるのもあるが、対戦の動画なんて見ない。やった方が楽しいもん。

さて、Amazonでは気が狂ったようになぜかタイムセールやってまして、本日から明日いっぱいです。まずはぜったい使うAmazonパントリーのクーポンゲットだ。

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