本日はメルマガとnoteの日。noteは単体だと108円ですが年間のマガジンだと3980円なのでかなりお得になります。マガジンがオススメです。w
1 SEOやWEBのトレンドはどこで情報収集しているか
2 オーナー経営者と雇われ社長の違いとは
3 セブ島留学の自社集客比率を引き上げたい
4 「業界特化型検索サービス」についての考察
5 実家近くに家を建てるか、職場近くの中古を買うべきか
6 Instagramでフォロワーを集めるために大切なこと
です。まぐまぐ!または、スマホで読む方はnoteでお買い上げいただけます。関係ないですがついでにInstagramもフォローしていただけると喜びます。
さて、世の中には金持ちは長財布を使うから自分も金持ちになるために長財布を使うという人がいますが、みなさんは高校1年の数1で習った「逆、対偶、裏」を覚えてますか。数1は高校1年で習うはずなので、高校進学率98%の日本ではよほどのDQNまたは学校なんて行かなくてもやりたいことがあるのどちらか以外は必ず習ってるはず。よほどのFラン高校以外は・・・・w
自分は日本人であるという命題が正しいとすると
(逆)日本人は自分である → 必ずしも正しくない 見たら分かる w
(裏)自分でない人は日本人ではない → 必ずしも正しくない w
(対偶)日本人でない人は自分ではない → 必ず正しい
ということになり、正しいのは対偶だけというアレです。だから仮に100%の金持ちが長財布を使っていたとしても、正しいのは「長財布は持っていないなら金持ちではない」という対偶だけです。ww 分かるかな。要するに長財布使ってる貧乏人も多いでしょということだ。
しかし、いろいろな記事で「金持ちは××する」というのをよく見かける。大半は「自分も××すれば金持ちになれる」と思ってしまう。でもそれ、錯覚だよ。w
でもその錯覚を商売にしているのがいわゆるビジネス雑誌というやつです。例に挙げてみましょう。
年収2000万の人は”満員電車を知らない”一流vsその他 時間の使い方段違い
プレジデント・オンライン
プレジデントはニコチンとタールでおかしくなってしまった飯島某氏が他人への健康被害には一切触れず、とにかくタバコは素晴らしい。喫煙させろと騒ぎ立てる屁理屈エッセイを連載しているので、控えめに言って私の敵な訳ですが、この記事もどうかと思うのよ。
まずこちら
高所得者と低所得者では、平日の時間の使い方にどんな差があるのか。まず朝の時間については、高所得者のほうが早起きで出勤も早かった(図1、2)。8時前には約42%が会社に出ている。なぜか。「高所得者は、時間の割り振りに自由がきく非定型業務に就いているケースが多いからでしょう。出勤時間が早いのも自分のペースで時間配分したいという意思が強いからだと思います」
前にも書きましたけど・・・・
商工リサーチの調査では日本の社長の平均年齢はどんどん上がっています。
2017年の社長の年齢分布は、60代の構成比が31.98%で最も高かった。70代以上は26.18%となり、調査開始以降、最も高い構成比となった。一方、30代以下は3.22%にまで落ち込んだ。
これは別に早起きしたから高所得者になったわけではなく
ジジイだから早起きなだけ
の話である。いま社長やってる60代が30年前にも早起きしていたなんて集計が全くないしたぶんしてないと思うわ。さらにこれなんざ
社員は大迷惑
なんであります。UNIQLOの中の人も言ってました。ww
朝早く目が覚めてやることが無いから会社に早く行く。だいたい7時台に会社に来るような爺さん社長は3時くらいには帰ってしまう。
とあるが、よくよく見ると「高所得者の6割が1日8〜9時間しか働かない」ほうが顕著な特徴なわけで、朝7時に出社してきた爺さん社長はやはり3時とか4時に「お先に」と退社しているのです。これ、効率が良いとか悪いとかの前に、単に動いている時間帯が老人は違うだけ。たぶん3時に帰って8時には寝てますから。
特にこの集計は意図的で
「3割弱の高所得者は超職住接近」とあるが、低所得者が25.4%で高所得者が27.2%だからこれくらいの母数ならば
職場の近くに住むのは所得に関係なく4人に1人
とするのが妥当である。むしろ
高所得者のほうが顕著に通勤時間が長い
という結果が明白ではないか。
そうなるとそもそもの「年収2000万の人は満員電車を知らない」というタイトルもおかしく、電車に乗ってる時間は高所得者のほうがずっと長いが
ジジイは早起き早退社だから満員電車の時間帯からズレてる
というだけの話でしょう。それにしてもこの記事のグラフをよく見ずに
「会社の近くに借金しても家を買おう」
とか
「とにかく早起きして7時までに出社しよう」
という人がいたらアホとしかいいようがありません。
社長なら朝7時に出社しても好きな時間に帰宅できるが、フレックスでも無い限り社員は5時とか6時までは会社にいる。そうするとその段階で労働時間は10時間を超えてしまうのです。その上、他の社員と同様に8時まで会社にいたら、延べの労働時間は12時間を超えてまさしく社畜でしかない。
このように、「釣りタイトル」に合わせて中身を実際のデータとは違うように意味づけていくやり方は、あまり感心できるものではない。ひと言でいうと「高所得者は××だ」的な本とか記事はみんな眉唾だと思ってます、わたし。信用しないようにね。
メルマガで「子供にデバイス買い与えるのに何が良いですか」ってよく頂くが、Amazonのこれとかでいいと思う。旧型使ってたけどiPad Pro買った時にメルカリで高く売れたし、Fireタブレットなら機能制限も簡単。ウェブ閲覧、コンテンツへのアクセス、商品の購入などを制限できるってよ。