昨日、こういうの書きました。
この中に「3年というスパンで考えると必ず社員トラブルがある」と書いたが、非常に書きづらいけどこれは必ずある。実例を具体的に書くと特定できてしまうかもしれないがもう時効ということで。
就職でブラック企業にぶち当たるよりずっと高確率で、経営者はブラック従業員にあたる。これは間違いない。というのはブラック企業は入社の時に吟味もできるしいやなら退職すればいいのだが、ブラック社員は最初はそう見えない人も多いし、加えて簡単には解雇できない。日本の法律では労働者は手厚く守られていてよほどの事が無い限り解雇にはできないのです。
社員トラブルはどんな経営者も一度は経験してるのではないでしょうか。私は今も変な社員が入社してしまわないように細心の注意を払っています。労働者がブラック企業を全力で避けるのと同じです。
起業で失敗しやすいポイントを、単に身の回りだけで語る https://t.co/NpfiPkMV9Y @Isseki3さんから
— 米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長 (@yonemura2006) 2019年2月7日
精神的な疾患があると思われる人を採用してしまった
採用時に「自分にはこういう疾患がある」と言ってくれてそれでもいいから対応するよというケースは全く問題ないのであるが、本人に自覚がなかったりすると、とくに小規模の組織では大変なことになったりします。自分の経験でいいますと・・・昔の話ではありますが
◎突然に切れたように怒鳴り出す。ほかのメンバーはぽっかーん
◎鬱のときと躁の時が明確にあり、躁の時はミスを連発。鬱の時は会社に出てこない
※今思えば双極性障害だったと思うが当時は分からなかった。倒れたりもするので知人の脳外科医にも診断して貰ったが原因不明。病気なんだから治療しないといけないのだが、本人に自覚がなくて(特に躁の時は・・・)困りました・・・
鬱の時は欠勤が続くので他の3人のメンバーが穴埋めして大変でした。生活できないだろうと欠勤している分も2ヶ月ほど給料を払ったら社会保険事務所で「欠勤分を払っているのはおかしいので社長が個人であげたことにして処理して下さい」と言われました。泣きっ面に蜂・・・
精神的な病気は仕方ないし誰でもかかるものだ。できるなら雇用してあげたいが、実際はかなりの負担になる。いかんともしがたい・・・治療は受けて欲しいよ。本当に。
嘘をつく
これはありました。
◎履歴書に書いていたキャリアがかなり嘘だった。実際にやらせたら全くできない
※このあと、採用のときに必ず文章を書かせて試験をすることにしました。
◎やってないのにやっていると言う
ライターとして採用した↑の人ですが、簡単な取材を任せて進んでいるかと思いきや、閉めきり1週間前から欠勤。確認したらなにもやってないという・・・・・。締め切り前の3日で残りの2人でなんとか入稿したけど本人は全く罪悪感もなかった・・・。これでもクビにはできないんですよ、日本。
◎平気で裏切る
適当な理由を付けて退職して競合に就職(または外注かも)。エンジニアの見習いなので当方で開発したソースを持っていってインストールしてあとで発覚。まあ、ぶっちゃけバグだらけのヤツだったからいいんだけど、当初は物凄く腹がたった。
◎借金踏み倒し
社員になったときにお金が無いというので15万円を個人的に貸したが半年後に辞めるという。借りたお金は必ずと言うことは言うがその後は音信不通で、人づてにわたしの悪口を言い回ってると聞きまして。ww
人を信用しては裏切られる。それが経営者
とまあ、世の中ではブラック企業が取り沙汰されて、当然そういうところに間違ってはいると精神や肉体を病むわけですが、同様に経営側もこういうブラック社員にあたるとかなり病みます。こういう人たちはなかなか辞めてくれない(ほかにいけない事情もある)し、よほどの事がないと解雇もできない。
3週間無断欠勤したので解雇処分にして自宅に荷物を送ったところ、1年後に労基署から電話。「不当解雇という訴えがありましたが、こういう人もいます。こちらで精査しましたが問題ないです。大変でしたね」と言われたことがあるのが良い思い出です。もう人を採用したくありません。ww
すき屋もくら寿司もここ数日、本当にお疲れサマンサです。
くら寿司を炎上させた迷惑バイトの個人情報が流出 彼女とのツーショット写真も
店員が「不適切動画」を撮影し炎上 すき家が公式サイトで謝罪
Amazonをざっと見ても「こういう人材は採用してはいけない」系の本が殆どない。これくらいかな。ここらのジャンルで書けばそこそこいけるかもですよ。