わたしの2012年の仕事でもっとも面白かったうちの一つがコレでした。
本日発表!! 世界最高と自負するムーンクラフトiPhone4/4S ジュラルミン・ユニット
違いが分かる男、ヱヴァンゲリヲンレーシングチームのレーシングカー「紫電」を設計した由良拓也さんがデザインし、超々ジュラルミンの塊から、レーシングカーのパーツを作る日本の町工場で削りだしたiPhoneジャケット。
分かってる方達(主に製造業系)からは、「よくこんな工作ができたもんだ」とか「この価格じゃ絶対儲かってないはず(当たり!)」とか、賛美とも呆れ声ともとれる言葉をたくさんいただきましたが、3万円を超える価格にもかかわらず、そしてモデル末期のiPhone4S用だったにもかかわらず、好き者のおっさん方を中心に売れました。初期ロットは初日で完売。追加生産もいたしました。噂によるとメルセデスとの親和性が高く、買ってくれた方の多くがメルセデス乗ってるとか乗ってないとか(半分はマジ)
紫電は規定が変わって今シーズンでラストラン。しかしめちゃくちゃ美しいフォルムでしたね、このマシン・・・・。来期のムーンクラフトのマシンは・・・聞いてるけど発表前なので言えません。
こちらが由良さん。その昔、ネスカフェゴールドブレンドのコマーシャルや、富士のグラチャンのレースで有名。工業デザインもセイコーの時計やキングジムなど多数(こちらに書いてます)
でだ。
当然ながら、iPhone5についてどうすんの、というお問い合わせが多数。
なんでいままでひっそりしていたかといいますと、フツーのiPhoneケースみたいに図面からちょこっと作る程度じゃ精度が低すぎてダメなのです。実機を細かく計測して試作を重ね、やっとできるのですよ、こちとらは。中国製の樹脂のとは一緒に考えないように、そこのチミ!!
ついに先週末、弐号機(4S用は初号機)の試作品が上がってきたのです!!
※エヴァ風に言うと弐の零?
基本的にはiPhoneのデザインというのはGalaxyがコピーするくらいですでに確立されており、4Sと5も薄くて長くなっただけで、大きくはデザイン変更されてません。
が・・・!!!
初号機で培ったノウハウで、今回の1号機は徹底的にチューニングを施してもらいました。まずは重量。
サイズが大きくなったのに、20%の軽量化に成功!!
55g → 44.4gですぜ、旦那っ!!
軽量化に合わせてデザインも
Appleマークの部分が抜けてます!!! これ削り出しです。
こんなこと削り出しでやらせたから、工場もめちゃ頭に来てガッツ入ったらしいです。
レーシングカーじゃないですが、こんなトコロも肉抜きして軽量化です。当然ながら原価は初号機より上がりました。どうしてくれるんだ(涙)
特にiPhone5はレンズ回りがストロボが付いて複雑になったため
こんな感じだ、かっこいいゾ!! 馬鹿ヤロー!!!うわーん(涙)
で、弐号機はカラーリングもいろいろトライ中。ペイントで塗装するわけでは無く、いわるゆる電解塗装(アルマイト)ではいろいろなカラーが作れるわけですが、色によっては野外で使うと数年で少し退色します。高価なアルミホイールのナットやバイクのパーツのアレですが、考えたらiPhoneは使っても2〜3年くらいがせいぜいで、そんなこと気にすることは無いと説得し、各色をテストで作ってみました。
試作品の皆さまです。手前よりゴールド、レッド、ブルー、そして従来のブラックとシルバー。ここで意見が分かれて困っております。わたしはゴールドとレッドはどうかなと思ってるわけですが、ムーンクラフトの内部ではゴールドがいいという意見。シャンパンゴールドならいいのですが、このジュラルミンにはできないとの由。赤も濃すぎるのでどうかと思ったけど、これに黒のiPhone5を装填すると「シャア専用」のカラーになるということで、希望者が約一名・・・
みなさん、もし買うとすると、どの色をも見せびらかしたいですか??
アンケートにぜひお答えください。
参考にさせていただきます。m(_ _)m
ぜひぜひ、皆さんの ご意見をお寄せください。1回限りでお願いします。
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たぶん一番売れない色が一番になるはず。この間の「日本未来の党のアンケート事件」から見て。ということは一番投票が多いのを省けばいいと。w 悪よのぅ・・・
肝心の発売日ですが、年内発売開始ということでやってきたので、無理矢理の年末なんと12月29日に少しだけ販売できる模様です。この期に及んでまだ価格未定。いっぱいは作れないのですぐ売り切れとなると思いますが、すいません。運のいい方はお正月は弐号機と過ごせるかもしれません。お求めとお問い合わせはこちらです
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