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1 地域自治会の必要性と将来性について
2 世界一を誇る対外純資産を日本はどう活かすべきか
3 ブログ運営でやらない方が良いこと
4 「少子化について」わたしの見解
5 MAG2NEWSの「串カツ田中」記事についてどう思いますか
6 ステップメールの効果について
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さて、厚労省は年に1回、国民健康・栄養調査結果という大規模調査をやっています。これは日本人の生活を知るのに非常によいサンプルで、何回かネタにさせて頂きました。
しかし、Twitterでは「貧乏な人はどんな生活なのか」という統計的なことが理解できず、
「貧乏ほど喫煙するなんて嘘だ」・・・・・生活保護受給者の喫煙率はなんと50%近い
「貧乏人は酒ばかり飲んでる」・・・・・・・貧乏人より金持ちの方が飲んでる
のように、世の中には思い込んでいることと異なる事実が多く存在してます。そこで本日は厚労省の統計を元に、「貧乏ってこんな感じ」をしっかり理解して頂きたいと思うのです。
目次
世帯の所得が600万以上の男性は野菜をよく食べる
よく、貧乏だから肉が食べられなくて野菜だけみたいな話があるが、逆でした。野菜摂取量は、世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、男性では200万円未満及び200万円以上400万円未満の世帯員で有意に少ない。要するに健康に気を遣ってないのかも。女性は所得によってあまりかわりません! 女性凄い。
貧困女性はフルーツを食べる頻度が少ない
またまた「なんでかな」統計。男性は世帯収入によってほとんど変わらないのに、女性の200万円以下世帯だけが有意義にフルーツを食べない。貧困女性の多くは田舎の農家で国民年金の寡婦だったりするわけだが、柿やミカンみたいなのは自前で採れるかもしれないがほかのフルーツは買わないとだめからかな・・・?
貧乏なほど、歩かない
歩数の平均値は、世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、男性では200万円未満の世帯員で有意に少なく、女性では200万円未満、200万円以上400万円未満及び400万円以上600万円未満の世帯員で有意に少ない。
男女とも年収200万以下の世帯が一番歩かない。これは国民年金暮らしの高齢世帯が多いのかと思う。そうじゃなかったら単なるぐうたらか・・・。
貧困ほど喫煙する
いろいろな調査に出てくるが、男女とも貧困なほど喫煙率が上がる。特に女性の場合、それが顕著な差になる。年収600万以上の世帯と200万円以下の世帯では女性の喫煙率は2倍も違うのである。
喫煙率の低い中で女性が喫煙していると、そもそも喫煙している男性としか結婚できない可能性が高くなるはずで、その相乗効果もあると思う。また学歴が低いほど喫煙率も上がるから、世帯収入と連動しているともいえる。
ヤバい量の酒を飲むのは高所得者層
生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合は、世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、男性では200万円未満及び400万円以上600万円未満の世帯員で有意に低い。
これはよく誤解されている。アル中のロクデナシ父親のイメージがあるのかもしれないが、600万以上の世帯収入があると男性の飲酒量はかなり上昇する。仕事の付き合いや接待などが多数あると考えられます。
貧困女性は睡眠不足の人が多くなる
睡眠による休養が十分にとれていない者の割合は、世帯の所得が600万円以上の世帯員に比較して、女性では200万円未満の世帯員で有意に高い。貧困世帯の女性の28.1%が睡眠不足・・・・・ここだけが突出してるのはなぜ!?
あと、肥満の比率は以前の調査では貧困女性で顕著に高かったが今回はそんなことはなかった。痩せている人の比率も男性では200万
円以上400万円未満の世帯員で高いがあとは似たようなものであった。貧困だと痩せてるというのは先入観。
歯の本数については200万以下の世帯で有意義に高いが、これはやはり国民年金暮らしの高齢者世帯という要因があるでしょう。歯科検診に行かないとかいう要素ももちろんあると思う。
興味深いのはこれで
主食・主菜・副菜を組み合わせて食べることがバランスの良い食事であることを知らないのは突出して200万円以下の男性なのだが、女性は逆に世帯年収は少なくともみんなよく知っている。基本的には世帯年収の高いほうがバランスのいい食事を取っているのだが
明らかにどのクラスタでもだいたい女性のほうが健康に気をつけている。女性のほうが長寿なのはこれがあるからかもしれないね。
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