国民の不安を考えると、現在の状況での浜岡停止はある意味、当たり前だと思う。津波の脅威を過小評価していたのは誰もが知っているし、戦時中で報道管制が敷かれたので予科練で特攻艇に乗ってたうちの親父も知らなかったが・・つい60年前でさえ・・
1944年
12月7日 昭和東南海地震(写真) – 三重県沖、M 7.9
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/rekishi/kenshi/asp/arekore/detail.asp?record=42
死者・行方不明者1,223人、 伊豆から紀伊にかけて津波。
1945年
1月13日 三河地震 – M 6.8、死者・行方不明者2,306人、津波あり。
1946年
12月21日 昭和南海地震 – 和歌山県沖~四国沖、M 8.0、死者・行方不明者1,443人、房総から九州にかけて津波。
と、津波が3連発来ているのである。来ないと思う方がおかしい。このときは日本では地震の話をするだけでスパイ容疑で逮捕されたそうだが、アメリカは偵察機を飛ばして津波で東海地方が破壊されたことは知っていたし、世界中の地震計に記録されたので隠しようがなかった。知らないのは日本人だけ。しかしこの地震で戦闘機を生産してる工場がみんなやられ、敗戦が早まったのは飛行機マニアならみんな知っている。
しかし、簡単に浜岡止めるといっても、無責任党の福島党首は「夏のピーク時は2500万キロワットだから余裕がある」とデマを呟いてTwitterで 叩かれまくったが、2008年は夏のピークは2821万キロワット。原発以外の中部電力は2900万キロワットくらいしかない上、夏場は水力発電は20% くらいまで落ちる。はっきりと足りない。
しかも今年は猛暑とされているし、トヨタをはじめとする自動車メーカーは、東北の震災で生産ができなかった分を初夏以降にフル稼働して回復させないとヤバイ。電力が使えなくて計画停電になったら日本経済は真っ暗です。
しかも中部電力は東京電力に電力を回す前提で首都圏はなんとか夏を乗り切ろうとしているわけで、これができなくなったら関東まで停電。
しかしこの際、止めるとなったらどーするか、考えるのも有りだと思う。
早く結論出した方がいいので、菅さんも一か八かの勝負に出たんだと思います。まだ2ヶ月半近くあるからガスタービン発電所も作りまくれるだろうし・・・
○夏の甲子園は今年は中止
高校球児が可哀想の前に、死人がでるほうが可哀想
○名古屋が本場のパチンコ屋は輪番営業 テレビ局もNHK以外は民放は輪番放送。
○電気代大幅値上げ・・・50%くらい?
これだけ上げればいやでも節電するし、その金でガスタービン必死に増設。プラグインバイブリッドは売れなくなるだろうけどそんなこと言ってられない
仮にそれでも夏に大停電になって病院で死人多発。経済麻痺になったら即刻退陣だろうけど、同時に日本も終わりそう・・・怖いのでうちはとりあえずソーラーパネルを設置して猛暑の日中でもエアコン1台は動かせるようにします。