わたしが主催しています「21世紀を生き残るための「永江 虎の穴塾」では、5月からの塾生を募集しています。コロナ禍の間、希望者は毎月30分。わたしと1:1でzoomでブレストができます。
昨日、こういうエントリー書きましたら
20時間くらいで11万PVありました。
もうちょっとコロナ脳が食いついてくるかなと思ったらそうでもなく、逆に激励多数で現役の複数のお医者さんからもメッセージとか頂きました。立場上、言えないことを代わりに言ってる感じです。
東アジアの国はPCR検査してないから死者数はもっと多いはずだ
東アジアではコロナは欧米とは違う病気なんだよといってもコロナ脳は聞きません。なにかというと「欧米では」と言い出します。
日本(アジア)のコロナに対する致死率は欧米と全然違うと死ぬほど書いてきました。
人口100万人あたりのコロナの致死率は
アメリカ 247
イギリス 472
フランス 408
ドイツ 91
アジアはといいますと
インド 2
タイ 0.8
シンガポール 4
日本 5
中国 3 いつのまにか・・・
韓国 5
インドネシア 4
マレーシア 3
ベトナム 0
カンボジア 0
フィリピン 7
という感じです。
コロナは同じウイルスでも欧米とアジアでは別の病気。人口を同じとしますと、
日本の昨日の新規患者45人
NYは10470人。イギリスは7754人です。
東アジアの民は新型コロナには感染しにくく、重症化しにくく、死ににくい。
といいますと、コロナ脳は必ず
アジアはPCR検査してないからだガー
※日本はPCR検査してないからだという回答は昨日のエントリー
と、調べもしないでいうのですが、PCR検査数は
インド 1,673,688
タイ 227,860
シンガポール
日本 218,204
中国 不明
韓国 680,890
インドネシア 161,351
マレーシア 271,721
ベトナム 261,004
カンボジア 14,156
フィリピン 173,144
と、かなりやっています。インドなんて欧米以上にやっています。人口比で考えるとみんな日本よりやっているのです。死者数のように人口あたりにしなかったのは、蔓延して死者がたくさん出てる国のほうがPCR検査はたくさんやって当たり前だから。逆に感染者も死者数も少ないのにPCR検査しまくる意味がありません。で、欧米だって無症状の人のPCR検査はしてません。
PCR検査の件数で言うと
アメリカ 9,619,855
イギリス 1,921,770
フランス 1,384,633
ドイツ 2,755,770
と、死者が多い国ほどたくさんやっているのがわかります。イギリスとか「日本はPCR検査が足りない」とか言ってると読みましたが足りないのはお前の国だ。
ということで、東アジアではコロナは欧米とは違う病気なのです。理由が解明されるまでは5年くらいかかりますが、BCGだろうがHLAだろうがどうでもいいのです。とりあえず東アジアの人たちはコロナに抵抗を持っている人たちが大勢いるということです。残念ながら生活習慣は関係ないように見えます。
肺炎にコロナの死者がたくさん紛れ込んでいるガー
疾病は致死率が大事なのです。
5/1に発表されるはずの日本の抗体検査の結果が全くでてきませんが、おそらくめちゃくちゃ高いか低いかのどちらかあまりにもおかしかったのかも。
で、先日の神戸の抗体検査を使います。
外来患者3%に抗体 感染者推計はPCRの600倍 神戸中央市民病院
男性489人中16人、女性511人中17人が陽性で、全体の3・3%だった。年齢、性別を考慮して神戸市の人口に換算すると、4万999人に感染歴があることを示し、4月7日時点で同病院が把握していたPCR検査による感染者69人の594倍になる。
誤差を見越して神戸市の感染済み数を5万人としていた報道もありましたが、少なめの40999人を採用します。
そうしますと、調査当時の神戸の死者数は5人なので、致死率は
5÷40999=0.00012となります。%で言うと0.01%です。
インフルエンザの致死率が0.1%ですから、それの1/10で、罹っても8199人に1人しか死にませんし、その1人は高齢の持病を持ってる人です。
それに、分かってる感染者の594倍も感染済みがいるということはその多くは罹ったことに気づいていないわけですので、無症状率は99%以上です。
ということになるんですが、ここで必ず言ってくるのが
他の死因にコロナがたくさん紛れ込んでいるガー
という論法です。
そりゃ1人2人はいるだろうが、そんなにたくさん見逃しがあったら入院患者は抵抗力の弱い人ばかりなんだから院内感染が爆発して死者累々といっても納得しない。しかし中には「死者数を隠してる」というトンデモまでいて始末に負えない。そこで私のブログの統計部分を監修してくれている医療統計の専門家である五十嵐中東大准教授のnoteからお借りします。本当は肺炎で死んだ人のデータがよいのですが、死因が入ってるデータは5ヶ月遅れますので3月のは8月に出ます。。死亡者数だけのが速報では2ヶ月遅れです。
人口の増減があるので死亡率です。結論で言うと
コロナで死亡率が上がったとは全く認められない
どころか、2月はインフルエンザがなくて死亡率が下がってます。
そんなわけで、どんどん退院も増えてこのペースだと
入院患者は1ヶ月ちょいでほとんどいなくなり
重症者は2週間くらいでいなくなります。
もちろんいまは院内感染が主なのでもう少しかかるでしょうが、終息は目の前です。さようならコロナ。
昨日も書いたけど、ガセや陰謀説撒いた方はきちんと総括してもらいたいものです。
ところでわたしが20年前に書いた本ですが、Amazonは日本ではダメだろうとか書いた覚えがあって恥かいてます。ww