いままで何回も書きましたが・・・Facebookの広告があまりにひどすぎる。2000万人近い日本人が利用しているんだから、被害者もけっこういるんじゃないか。そしてなにより、完全放置で対処策を全くとらないFacebookには心から怒りを覚える。
出てくる広告の大半が中国人の偽物ショップで、いくら表示させないようにしても際限なく出てくる。いままで50以上表示を止めて通報したが、それでも際限なく出てくる。偽物を偽物として販売するなら買う方にも責任があるが、全て「本物」「正規品」としているから間違いなく詐欺!
プラダ
シャネル
ヴィトン
グッチ
エルメス
レイバン
アグー
オークリー
モンクレール
モンスターヘッドホン
書ききれないわ・・
このうち、プラダはメールしたら本国に連絡するとの回答。エルメスはGoogle+に書き込んでやったが無視(見てないっぽい)、ヴィトンはメールしても無視。まあ、日本人が騙されて被害が出ようが、どうせ並行モノとか買う奴らだから関係無いと思ってるのかも。
レイバンはアメリカのTwitterアカウントに知らせたところ、「調べる」との回答あり。その後も続々出てくる広告のURLを次々知らせた。あまりに多すぎて回答は「Thanks again」のみに・・w
今朝はついにコレ
ヨドバシの名前まで騙りだしたよ・・
飛び先 http://www.legalsunglasses.com/ ※あえてリンクせず
ショッピングカートをショッピングカット(笑)としているので、いつもの中国人だ。しかし初期は
http://www.oakleytojapan.com/-ezp-17.html だったので、日本語がかなり進化しているのが分かる。悪も進化してるらしい。
こちらの偽モンスターヘッドホンは http://www.jpmonsterbeatstore.com/ 日本のショップからバナーをパクリまくり・・・ほかにも多数あり
これはどうも本物らしい・・・信じられない。初めて見たよ、Facebookでちゃんとしたブランド(まだ偽物の可能性があるとは思ってるが)・・・しかしだ・・・
どうみても偽物にしか見えないゾーンに本物の広告出す意味がわからない
だってコレ見た大半の人が「クロックスの偽物まで出た。絶対買わない」と思っただろう。中にはブロックした人や「このサイトでは絶対買わない」と考えた人も多数いるはずだ。いまやFacebookにブランド系の広告出すのは企業にとってリスクでしか無い。大企業も広告を出す前にきちんとメディアの精査した方がいいですよ。
Facebookは自らの広告メディアの価値を、広告の審査を放棄することで大きく下げている。Facebookの広告の中でも、大口を一手に扱うのは電通だが、こうしたモラル崩壊については強く申し入れしないんだろうか。日本の官公庁から指導は出ないんだろうか。警視庁から調査ははいらないのだろうか。Facebook日本が所在地も連絡先も公開してないのはそれが理由かと勘ぐりたくもなる。
このあたりをFacebookに書いていたら、貴重な情報が寄せられた・・・まじで仰天ですよ。
私のfacebookアカウントが不正利用され、レイバンの偽物(恐らく)サイトのfacebook広告に利用され、数十万円の課金が発生していました!!!※facebookにクレカ番号を登録していない人であればこのような状況にはならないと思うのですが、もしビジネスでもfacebookアカウントをお使いか何かでクレカ番号を登録されている方は念の為に広告マネージャーで不審な課金や知らない広告が登録されていないかチェックされたほうがよろしいかと思います。
自分のアカウントに侵入されて、勝手にクレジットカードで偽物広告の支払いをされていたということです。まじで・・・・極悪の中国マフィアか!!
数知れぬ中国産架空IDの存在も、こうなってくるとアカウントに侵入してクレジットカード情報を不正使用するために使われているのかもよ
Facebook広告に出稿している皆さまは、ただちに不審なカード支払いがされていないか確認することをお勧めします。右上の歯車にカーソルを当てますとプルダウンが表示されます。ここの「広告を管理」から、勝手な広告が行われていないか直ちに確認してください。変な広告があったらすぐにカード登録を停止。Facebookに申し立ててもなにもしないと思うので、警察に被害届かな?
余談だが・・・Facebookにうるさく出てくるAmazonの広告も、リンク先に行ったら「この商品は偽物だ」というカスタマーレビューが並ぶ。「中綿がゴミだった」というモンクレールにはウケました。
なんで、Facebookはこうしたものを野放しにしているのか。ある雑誌に聞かれたので自分の想像を述べたことがある。
Facebookはもともと趣味から発展した。エンジニアはたいていザッカーバーグに憧れて入社しているのだろう。彼らの頭にある物は「面白いモノを作りたい」ということで、金儲けについては蔑視しているのではないか。広告部門の開発をしろといわれたら、左遷に等しいだろう。よって広告についてのシステムは、広告を挿入するというエンジニアにとって面白いアルゴリズムだけに重きが置かれ、面白くも無い「審査」という部分が開発されないのだ、と。
想像ですけどけっこう当たってるんじゃないかと思いますが、どうでしょう