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昨日、衝撃的なニュースが
苗場スキー場、勤務の関係者延べ約800名がPCR検査を受検した結果、1月14日現在、31名の新型コロナウイルス感染が確認されて臨時休業。併設のプリンスホテルも同様です。
陽性率3.8%
同じプリンス系の万座もかぐらも六日町 八海山も閉鎖。スキー場壊滅です。キッチンカーも、地方の雇用もヤバいし食材納めてるところもプリンス以外の宿泊施設も死にます。今見たら湯沢周辺の宿泊予約が投げ売りされてました。
知らない人に言っておくと、プリンス系列のスキー場はマスク規制が厳しく、マスクをしているかネックウォーマーで顔を覆っていないとスキー場にさえはいれません。リフトにも乗れません。大声でノーマスクで長話することもない客からスタッフに感染することは考えづらく、市中感染がこれくらいと考えたほうが妥当なのではないかと思います。
ちなみに野良PCRでは1%の陽性率(昨年情報だからいまは知らない)だそうで、世田谷区で
コロナ “症状なし”対象に検査で10人感染確認 東京 世田谷区
症状の有無にかかわらず検査を行う区の取り組みでは15日までに64施設の合わせて971人が検査を受けていて、今回を含めて14人の感染が確認されています。
14÷971=1.4%!!!
いやあ、こんなに出たら大変だろうなあ。濃厚接触者も含めて高齢者施設ではスタッフがいなくなって機能しなくなる。最近さっぱりと世田谷区のいつでも誰でも何度でもPCRの話を聞かなくなったのはこれですか・・・。
これは第3波の前の話だし、高齢者施設などは普通の職場よりずっと気を遣っているから外食も控えているし消毒はするし、感染率は低いはずだ。ということはいまの都内ならもっと陽性率は高くなる。都内でいまランダム検査したら5〜10%は陽性になるのではないか。
ちなみに6月には新宿ではこう
そこで出てきた
大規模検査の結果、無症状の陽性患者が多く見つかる可能性もある。湯崎知事は「できるだけホテルで療養をしてほしいが、人数が急増した場合には自宅療養もあるかもしれない」と話した。県は現在1038室分の宿泊療養施設を確保しており、足元の占有率は2割弱。今後は合計で1400室ほどに増やす見通しだ。
市長は最大で1400/80000 つまり、0.175%の陽性率だと考えているらしい。
コロナの感染力をなめんな!!!!
広島市が全市民にPCR検査をしたらどうなるか
そもそも、日本の公共のPCR検査は1日80000件くらいだが、テレビで宣伝している野良検査は1日10000件くらいもやっているらしい。金額は1件30000円くらいだが、大口割引で半額にしてもらうと80万人分なら120億円!!!!金でひっぱたけば2ヶ月もあればやるんじゃない? 儲かるから。
なんと広島市の市民の90%が賛成しているそうだが、ほとんどの市民は「自分は陰性だから陽性はどこかに隔離して貰いたい」と考えていて、自分や家族が濃厚接触者になるということは夢にも考えていないようだ。
それでは、広島市で80万人の市民検査を行い、3%の陽性率となった時の試算をしてみますよ。濃厚接触者は仮に陽性の5倍(実際はクラスターだともっと多い)としますと・・・
陽性者2万4000人 濃厚接触者12万人!!!合計15万人隔離!!
と、なります。広島の労働人口は67万人ですから、隔離される15万人から高齢者と学生を抜いたとして、6人に1人が職場を離れる計算です!!!学校も保育園もぜんぶお休みだから出勤出来なくなる人も増えます。その前に民間で陽性になっても本検査を保健所で回しますから職員は全員死亡フラグです。
公共サービスも交通も流通も介護もインフラも危ない
状態になるでしょう。電気、ガス、水道はなんとか回すとして、スタッフから陽性が複数出たらスーパーも閉めるだろうし、公共交通も減便。まさに広島市は死の都市になります。それくらいも想像できないのかな。
そして陰性になった人は、次の日は陽性かもしれないのに意気揚々と動き回って感染を広げるリスクもあります。
こうした大規模検査は実際の感染率を確認するにはいいと思いますが、これをもとに無症状の陽性を隔離しようというのはこの段階では物理的に不可能なのです。それくらい理解しろ。
高齢者施設に対しての全量検査はどうか
都内の介護スタッフ延べ200万人に無料PCR検査へ 日本財団
リスクの高い高齢者に日常的に接する介護スタッフについては、保健所の判断で症状がなくても行政検査ができることになっていますが、保健所の業務がひっ迫する中、こうした検査は十分に行われていません。このため日本財団は、東京都内の高齢者施設などで働くスタッフに1週間に1回程度無料でPCR検査を実施することになりました。期間は2月から7月まででおよそ10万人の職員が希望すると想定し、延べ200万人分の検査を行う方針で、200億円の予算を組んでいるということです
わたしはこれはアリだと思います。
そもそもいまの死者の過半数は施設内感染、院内感染であり、これを封じ込めると医療崩壊の危機はなくなります。重症が半減するからです。介護スタッフは普通の人よりずっと気を遣って生活しているため、陽性率は市中よりかなり低いはずです。
一番注意しないといけないのは、2類相当のままで行うと、陽性の人より濃厚接触者が2週間自宅待機になります。陽性の人は発症してしまえば1週間くらいで完治すればウイルスはもう出さないので職場に復帰できますが、濃厚接触者は2週間、発症しなくても勤務できません。つまり1人の無症状陽性が出たら、濃厚接触者と併せて5人が職場離脱みたいなことも出てきて、高齢者施設が回らなくなります。世田谷区はこれでかなり行き詰まったはず。
現状の2週間離脱はあまりにノーリスクを求めすぎで、ここを緩和すると共に、このプロジェクトでは高齢者施設同士で横の連携を作って、仮にどこかで陽性が出たら近くの施設から応援に回るみたいな制度を作らないと機能しないと思います。どこかの施設がスタッフ離脱で運営停止となったのを見たら他の施設ではスタッフに検査を受けさせないでしょう。
見た感じ、こうした対応が出来るのはせいぜい杉並区くらいで、他で同じ事をするには仮に無症状陽性や濃厚接触者が出た場合にどうするかをきちんと整理してシステム化しないとサービス自体が麻痺するということです。日本財団がそのシステムを作ってくれて端末も提供してくれて使い方の講習もしてくれるといいのですが・・・・。
ところで愛用のARC’TERYXとかのゴアテックスの防水はどうしたらいいのかと思っていたら、ゴアテックス用のスプレーがあることを教えて貰いました(今さら)。これをしゅっしゅして冬を乗り切ります!!!