【4月生募集中】
2022年は歴史に残る大波の年です。この大津波をなんとか一緒に知恵を絞って乗り切りましょう。
わたしが主催しています「21世紀を生き残るための永江 虎の穴塾」では塾生を募集しています。希望者は毎月30分。わたしと1:1でzoomでブレストができます。ビジネスモデルの相談はもちろん、転職や自己PR、招来の方向性などの雑談でもOK。月1のイベントもなかなか好評です。
明日がいよいよ発売日。本日までに予約されると4月18日(月)19時30分~21時00分のWeb討論会を無料で視聴できます。
目次
一つ目の謎。ワクチン接種歴の概念
あまりご存じない方も多いと思いますが、簡単にいうとワクチン打ってるとイベントの代金が20%割引になるというものです。
目的は
●コロナ禍で打撃を受けたイベントや各施設への援助
●ワクチン接種率の向上
ということらしいですが、本当でしょうか。
イベントページにはどこもブースターと書いていない
と報道されているのに、実際のイベントワクワク割のサイトには全く記載がありません。
本事業は、昨年11月に閣議決定された経済対策に基づき、ワクチン接種者又は検査陰性者を対象にイベントチケットの2割相当分(上限2,000円)の割引支援を行うこととしています。開始時期及びキャンペーン期間は、現時点では未定ですが、決まりましたら本HPにてお知らせします。なお、昨年末に公募要領を公開していますが、割引の要件である「ワクチン接種歴」の考え方については、キャンペーン実施時点での新型コロナウイルス感染症対策分科会等の専門家の議論等を踏まえた運用をすることとしています。
ほらね!
普通に考えると、施設側から適用の申し込みをさせる際にはワクチンの条件については触れず、応募が集まった時点で「3回目受けた人が対象です」とやるつもりではないだろうか。
日本ではすでに高齢者はブースターを8割以上が受けている。が、若い世代は
2回目までは80%を超えているもののブースターとなると
40代でも3割強。つまり現時点では
恩恵のほとんどは高齢者が対象
ということになるわけです。
若者のブースターは必要ないことは
厚労省もわかっているはず
毎週更新される厚労省のアドバイザリーボード会議のデータ。
これは最新なのでオミクロンです。高齢者の場合、2回接種のうち大半は3回も終わっています。
ワクチン接種していない人の罹患しやすさは接種済みと比較すると
20代が2.96倍。2~3倍程度ですと、「ワクチンを打った層」と「まったく打たない層」では行動に違いがあることも想定されるため、さほど大きな差とは言えない可能性があります。つまりワクチンを打つ層は打たない層より行動にも気をつけるから罹患しにくいってこともある。
しかし、驚くことに年代が上がると指数関数的に効果は上がり
80代は34.7倍 90代は62.4倍となります。
つまり
ワクチンの感染予防効果は高齢者で圧倒的に高い
ということです。これを誰も言わない。毎週ずっと更新されていてビッグデータになっていて分科会も目を通しているはずなのに絶対に言わない。報道されない。
ちなみにデルタの時は
20代で8.5倍。30代で7.4倍。80代12.8倍。90代10.25倍です。
全年代で感染防止効果ははっきりとありました。
ワクチンの感染防止効果は
デルタとオミクロンでは
若い世代で顕著に低下、高齢者は顕著に向上
ということです。理由はわかりませんが、毎週のデータでずっと同じなのでこの週だけが特別と言うことはありません。ここから導き出される結論は
高齢者がワクチンを打てば罹患しないのだから
下の世代はなにしても平気
ということです。従って高齢者にブースターが行き届いた今、若い世代にワクチンを打つ意味は皆無です。若い世代は罹患しても重症化しない。高齢者はブースター打てばほぼコロナには罹らないからです。ただし余命が短く衰弱していれば話は別ですがこういう人はなんにでも罹患します。
専門家がなにがなんでもワクチンというのは「ほかに打つ手がない」からと言うのなら分かります。マンボウも、手洗い、マスクも本当はたいして効果がなく(あったら第6波なんてこなかった)ロックダウンなんざ中国見たら蔓延してからでは何の効果もないことくらいバカでも分かる。唯一、効果があったのがワクチンだから何が何でもという固定観念に縛られているとわたしとは思います。
ワクチンによって集団免疫を作るということを最近まで言い続けていた専門家もいますが・・・イギリスではオミクロンの抗体が90%以上あるのに感染者数は減らず、そもそも変異によってその株の抗体価が下がるなら集団免疫はウイルスでは存在しない。わたしがずっと言っているように単なる妄想でした。
なぜ専門家はこのデータを完全無視するのか
どうしてこんなに明確なデータがあるのに専門家はそれに触れないのか。私はこのような理由があると思います。
●感染は若い人から高齢者に広がるという前提でいろいろな制限をした
↓
●学校やイベントの制限、人流制限でさえもそれが前提だった
↓
●高齢者がワクチンを打てば若者から感染しないということであればいままでの施策は全部無駄だったということになる
↓
●よって口が裂けても言えない、言わない
どうでしょうか。この読み
何が何でもワクチン余らせたくないから打ちたいというのは陰謀論に近いと思います。
アベノマスク余らせて保管に6億、発送に5億使っても平気な政治家がそんなことに忖度する?????
どうしてイベントワクワク割などやるのか
イベントワクワク割は当然ながら政治家が決めたわけです。なにがなんでも制限したい感染症専門家が言い出すわけもありません。
ブースターを若者にも打たせたいといっても、接種場はガラガラです。
若い世代ほど、コロナでは死なない。「ワクチンの副反応とコロナのリスクを比較して割に合わない」という認識ができていて、もはや海外でも渡航にワクチンを義務づけない国がどんどん出てきている今、イベントが2000円安くなるからとブースターなど受ける人がそれほど増えないことくらい誰でも分かります。要するにこのイベントはブースター接種率の高い高齢者のためです。
5000円給付、仕切り直し 疑問噴出、増額論が浮上―政府・与党
年金生活者に5000円を配ろうとして猛反発を受けた参院選対策を形を変えてカモフラージュしたものといってもいいと思います。利用するのはほとんど高齢者。その証拠と言っては何ですが、サイトのイラストをもう一度ご覧下さい。
落語
バレー
マジックショー
シェークスピア演劇
水族館
など、高齢者が対象のものばかりです。若者向けはサッカーのみ。若者向けの音楽イベントやスポーツイベントはほかには全くありません。
ワクワクイベント割は高齢者対象の選挙対策
だと思います。若者がクレームを言おうが「ワクチンを打たないのが悪い」と言えてしまう、最悪の税金の使い方です。
再度宣伝。明日発売ですよ