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値段設定は最初に安すぎて失敗したままです。
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ネットで超話題の「プロテインは毒」。執筆したのは・・・・
まず最初にお断りしておきますが、ブロテインとは単に
日本語でタンパク質のことです。
仮にブロテインが毒でいいことがひとつもないのなら、ならば魚も肉も豆腐もぜんぶ毒です。こんなことあるんでしょうか。
フィットネスクラブで怖い腎臓病が増加中…健康と美容のために摂取するとかえって”死を早める粉”の正体
まずこの記事を書かれた牧田医師は、別記事では
●毎日1本の白ワインを飲み
●脂肪はたっぷり摂り
●炭水化物は控えめ
●ウイスキーや焼酎はいくら飲んでも太らない
とあり、ケトンダイエット(炭水化物を断って肉と脂肪とチーズを大量に摂る)的な記述でした。
ジムは行ったことはあるがすぐにやめたそうです。
まあひとそれぞれの健康法があってもいいのですが、この方の書いた記事を見ると前提となるのがデータではなく感想に過ぎず、非常に恣意的でどう見てもおかしい。
最初はこのタイトル部分。
フィットネスクラブで怖い腎臓病が増加中
この記事のどこをみてもフィットネスクラブの会員に腎臓病が増加しているエビデンスはなく、さらに病院でもないフィットネスクラブで腎臓病が多発とかどうしていえるんですかね?ここだけでもタイトルが煽りって分かりますよね。
一番おかしいのは
実は慢性腎臓病の患者数は増加傾向にあります。11年に国内で1330万人と報告されていた患者数が、20年には2100万人に。わずか10年足らずで700万人以上も増えています。患者数の増加にはさまざまな要因が考えられますが、この10年で大きく変わったものの一つがプロテインです。
この論法って、「ワクチン接種が始まって超過死亡が増えたから超過死亡はワクチンのせいだ」と同じ論法です。他の要因を一切考慮せず最初から決めつける。
ちなみにワクチンと超過死亡については
上が超過死亡。下がコロナ死です。特に茶色の線2022年はコロナ死の波と超過死亡の波がぴったり一致しています。ワクチンに2回目まではたまたま接種時期と感染拡大時期が重なったのでワクチンで超過死亡が増えたように見えたのですがそのあとは全く連動せず。
「コロナの感染拡大と超過死亡には因果関係があるがワクチンとは関係ない」ということが証明済みです。隠れコロナ死ということは考えにくいので、臨床医の方がよくいうように「死期が近い高齢者がコロナに罹患して治るものの体力を失って老衰死する」という仮説がほぼ当たっているのは間違いないところです。超過死亡の大半は老衰なんですよ。
ではどうして腎臓病が増えたのか。答えは簡単です
まずプロテイン市場はコロナで急拡大しました。
自宅にこもりきりでジムにも行けないため筋肉が落ち、せっとと自宅でトレーニングしたりウォーキングしたりする人が増えたからですね。その前からも伸びていて2018年からの4年間で3倍です。ということは
仮にプロテインが原因で腎臓病が増えているなら2018年から爆発的に増加しているはず
ということになります。
では見てみましょう。日本透析学会の資料です。
疑問はこちらのグラフで一発で解決します。
透析患者は2018年〜2022年では増えるどころか逆に少し減少しました。
つまりプロテインと腎臓病多発は全く関係無いということになりましたね。w
ではどうして腎臓病が増えたのか
この答えも簡単です。腎臓病になる方の年齢階層を見ましょう。
透析をスタートする平均は2022年では70歳です。
2015年の平均は68.4歳です。つまり高齢者の病気です。
ここまででだいたい想像が付いたと思いますが、高齢者の人口が
このように毎年増加しています。特に人口最多層の団塊の世代がいま75歳を超えてきています。2015年は団塊の世代は66〜68歳。2022年には73〜75歳。図4の慢性透析患者の平均年齢が上がっているのは団塊の世代の加齢ととも平均値が上がってるのです。
もっと見やすいのはやはりこっちかな
これが65歳の高齢者が大半ですが60代は減少して70歳以上ばかりになっていますね。。
ここでみなさんに質問です。
ブロテインがぶがぶ飲むのは何歳くらいの人ですか?
矢野経済研究所の2022年の調査がかなりちゃんとしてました。弱小メーカーのは恣意的にゆがめられていそうで信用しません。
プロテインを一番接種しているのは20代〜50代の男性。男女とも60歳を超えると摂取量がかなり減ります。たぶん70歳超えてプロテインがぶがぶ飲む人はそうはいないと思います。
あれ????
ここ10年ですが・・・・・
ブロテインがぶがぶ飲む40〜50代の透析患者は全く増えていません!!
全体の透析患者数は前述のようにプロテインの市場が3倍になっているのにピークアウト。絶対数が増加しているのは70歳以上です。答えは簡単でした。
高齢化が進んで腎臓病患者が増加した
だけのことでした。
はい、ココで結論
●プロテインのマーケットは2018〜2022年で3倍になったが透析患者数は2020年から横ばいまたはやや減少
●プロテインをよく摂取する年代層は逆に透析患者数がかなり減少している
↓
よってプロテインと透析患者数増加は関係なく、原因は高齢者の増加である
というのは間違いないところだと思います。
もちんアホみたいにプロテインばかり毎日何百グラムも飲めば体を悪くして当たり前です。ブロテインに限らず食物には致死量があります。エナジードリンクは3〜4本で倒れる人がいるそうです。
「自分はプロテインばかり飲んでいて腎臓悪くした」というひとももちろんいるでしょうが、少なくともマクロ的にはプロテインのマーケットが拡大して腎臓病が増えたという因果関係はほぼないと言えると思うんですよ。
わたしも毎日プロテインで食事以外でタンパク質を100gは摂るようにしており、おかげでこの年で髪の毛はふさふさ。胸囲105センチ。サーフィンもバリバリです。毎日90分ウォーキングして週2回パーソナルトレーニングをしています。最近のオススメはこれッス
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