わたくし、いままでネットビジネスという名前のマルチ的、もしくは内容のないインチキ情報商材屋をdisって参りましたが、別にアフィリエイトを否定するものではございません。
「アフィリエイトで金儲けしよう」ということを第一目的にブログを書くと、最終的にはなんでもありのキャッチバーになる。料理の味もサービスも関係無い。酔っ払いを色気で騙して引きずり込んでぐてんぐてんに酔わせて、ボトルの中身を原価めちゃ安の安物ウイスキーにしたスコッチをガンガン開けさせ、最後は酩酊させてカードで多額を課金して表に放り出す。原価タダで内容も?の情報商材を高額で売りつけるのはまさしくこれですな。Facebookのイイネ話で引きずり込むのも同じだ。金儲けのために手段を選んでないわけです。こういう店(ブログ)には騙されたくない。
海外での被害も多いらしいよ、キャッチバー。詳細はこちら
大半のブロガーはこういうことは望んでない。そもそもこのブログも半分趣味で書いているわけで、「好きでバーやってます」とか「カフェがやってみたくてはじめました」というのと大差ない。同じ飲食店でも暴力キャッチバーや｢JKリフレ」なんてやりたくもない。たいていの人のブログの書き始めは同じじゃないだろうか。
客にも喜んでもらいたいけど、継続するために経費と自分の給料くらいは出したい。このくらいのレベルにおいてのアフィリエイトはとっても楽しいと思います。なので本日は、「金儲け目的じゃない、楽しむアフィリエイト」について語ります。プロアフィリエーターの方はスルーしてください。
アフィリエイトはコンテンツの充実に役に立つ
たとえば、本を紹介するとする。このとき単に楽天ブックスとかBookLiveとかAmazonの書籍に直リンクしてもいいのだが、アフィリエイトを使うと訪問者は説明を見てすぐに買うことができる。単純リンクだと書籍の画像を持ってきて(ここで著作権大丈夫かなとびびる w )、自分で説明とか価格を書かないとダメなのだが、アフィリエイトだとその心配が無い。
ブログ訪問者にとってみると、本を紹介されてもそれを自分で探すよりワンクリックで買えるようにしてくれているほうが親切なわけです。それに加え、ブロガー本人が実際に読んだ感想が付いていると参考になって読んでみようかという気になる。
アフィリエイトはユーザーの動向がわかる
Amazonだとクッキーの有効時間が24時間。つまり訪問者がアフィリエイトをクリックしたあと24時間以内に買ったものすべてに紹介料がもらえます。ということは、自分のブログのエントリーにやってきて、そこからAmazonにアクセスした方達がなにを買ったかがわかるのです。紹介料率はいろいろあってよくわからないのですが5％くらいからスタートします。
楽天はこのクッキーの時間が30日間と長いのですが、料率が1%と少ないです。そして長い分、他の人のサイトで別の楽天のアフィリエイトを押されると、クッキーが上書きされてしまうそうです。
それはさておき・・・。このユーザーの動向を見るだけで相当に楽しめます。たとえばFacebookについて書いた日の翌朝、Amazonはだいたい朝５時半〜６時に前日の分が更新されますが、自分が紹介したものに加えてなにが売れてるのか見るのは毎朝の楽しみです。自分の紹介した書籍が何冊売れたのかもわかりますが、関連づけられたものも見るのが楽しい。それとは関係無く、Amazonでいまなにが売れているのかもわかるわけです。ちなみに今月やたらと売れてるのが
なんでイチジク・・・・w やたらと売れてます。
あとSIMフリーのスマホの超廉価版。これはたぶんわたしのエントリー見てAmazonで一番安いの探したんだと思う。やるな!
こういう、自分のブログと少しだけ関係あるもの、全くないけど「ついで買い」されているものを見るのがAmazonのアソシエイトの楽しさです
楽天の場合、どこのショップで売れたかはわかりますが、何が売れたかまではわからないのでそれほど面白くないです。わかるようにしてくれたらいいのにな。ただ、楽天で売れてる店はどこかがわかる! コレは大きい。やたらと出てくる上海問屋!!!
アクセス数と連動するようでしてないGoogleアドセンス
Googleのアドセンスはアクセスしてきた人に適した広告(サイトの内容とかアクセス履歴によって調整される)を出すわけで、基本的にはアクセスが多い日に売り上げが上がるように思えますが、意外と比例していない。アドセンスで儲けようとするアフィリエイターは、高額なキーワード、つまりFXとか不動産とか保険とか医療系とかインプラントとかについて書きます。そうするとそれに関係したアドセンスの広告が配信されてきます。１クリックでも単価が高いので売り上げも大きくなる。
このブログの場合は「一攫千金」や「出会い」や「ギャンブル」についての広告はブロックしているので出ませんが、逆に言えば一攫千金についての内容ばかり書けばその手の広告が配信されてくるので、クリック単価は跳ね上がって、アクセスが少なくても儲かるわけです。だからよく言われる「××PVあたりいくらくらい稼げる」というのはあまり意味が無い事が分かります。
わたしのブログでも、たまにこの症状が出ることがあり、アクセスは少ない日なのに１日の売り上げが6000エンもあって、こりゃいったいどうしたことだと慌てたことがあります。たぶんなにか引っかかって高額なキーワードのが配信されたんだと思われる。
真っ当なアフィリエイトはどれくらい稼げるか
稼ぐのを目的とせず、楽しむためのアフィリエイトだとどれくらい稼げるか。サーバ代とか本代が出て、たまにはスマホくらい買えるくらいでいいなという「ごく普通の方」を対象に考えると・・・わたしのブログが現在月間のページビューが50万くらいなのですが、Googleのアドセンスで6〜8万円、楽天で１〜３万円、Amazonで２〜３万円というところでしょうか。儲かっているという方、このブログにかけてる時間と労力でマックでバイトしたほうが実入りいいですから、念のため!
アドセンスはブログの内容によって売り上げがだいぶん変わってきます。楽天は実は楽天トラベルというのが一番売り上げに貢献します。たまに何十万という海外旅行を買う方がいまして、特に連休前とか年末年始にかけてこれが貢献してくれる。料率は１％でも30万円なら3000円ですからね。旅行好きな方なら海外旅行レポートのブログ書きまくれば、楽天トラベルのアフィリエイト含めてけっこう実入りがあるかもしれません。
Amazonは意外と高額商品は売れてないようです。料率は高くてもクッキーが24時間しかないのと、高額商品って意外とAmazonでは買わないのかもという気がします。アダルトとかアニメは鬼のように買う人がいるかもしれないですけどね。
そんなわけでGW近いので楽天トラベルのアフィリエイト、貼っておこうっと
