みなさま、こんにちは。今朝は久々にGunosy砲の攻撃を食らっています。8時過ぎにアナリティックスでリアルタイム220人を突破。Gunosyのサイトで見たら（このページは個人ごとに違うと思うが）自分のは下の方にちょこんと出ていた。これでこんだけパワーあるということは、先日の炎上騒ぎでかなりユーザーを増やしたに違いない。「絵で見る炎上マーケティング」のようです。
さて昨日から橋下さんの言動が走っていて凄い。
新聞各紙は基本的に批判論調。たとえばこんな感じ。
Facebookでも女性を中心に総スカン。Twitterでも・・
物凄く馬鹿な質問。おそらく「従軍慰安婦」って全員が強制的に連れて行かれたと思ってる人たちなのに違いない。基本的には従軍慰安婦ってお金を稼ぐために内地から自主的に行ったんですよ。もうちょっと本とか読もうよ。直木賞作家の豊田穣の「撃墜」とかオススメです。この中の｢ラバウル最後の爆撃機」に従軍慰安婦とほんわか心が通じる話が出てきます。この本によるとラバウルには最盛期には200人の慰安婦がいて、１回５円。2万円で新橋に小料理屋が買える時代だから、めちゃくちゃ稼げたとある。日本軍が発行した軍票というお金の代わりを受け取ったので、帰国が遅れて終戦になると二束三文になったようだけど・・・。
↓戦記物と言えば五味川純平のベストセラー。こちらは陸軍が舞台。高校の時読んだら鬱になりかけたくらいの作品。
書かれたのは1955年。自らの戦争体験によるものだ。こうした戦記小説には当時朝鮮から連れてこられた従軍慰安婦の話も出てくるが、いつ死ぬかわからない日本の兵隊はどうせだったら最後は日本人が相手のほうがいいとみんないう感じに描かれている。
で、Facebookでは橋下さんの発言について真っ二つに分かれている気がする
【婦女子軍団】 ひどすぎる発言、人間として信じられない
【オヤジ軍団】 橋下さん正直だな。実際そうだよね
風俗に従事している女の子たちは強制的にやらされているのではない。好きでやってるのだ。中には借金のカタとか男に貢ぐための人もいるかもしれないが、だいたいはお金の為にやってる。かたやアフガンで爆弾やテロの恐怖で死にそうになって精神状態もおかしくなって帰ってくる米兵だから、おとなしくしてもらうなら風俗行ってよというのは理屈なんだけどな。
橋下さんの「もともと戦争には兵士のガス抜きで従軍慰安婦というのがあった」というのも歴史的にはある話。ベトナム戦争の映画とか見てくださいよ・・。漫画好きなら「ベルセルク」とか。
日本の戦国時代なんて慰安婦連れてくわけにもいかないから武将は小姓との衆道がメインになっちゃった。男同士の恋愛がマジで、奥方は子孫作るためだけの存在。愛妻家は山中鹿之助くらいのもんで、珍しいからのちのち人気が出た。自分が死んだら奥方はお市の方（信長の妹）みたいに他の武将に嫁いだりするが、衆道の相手の家来は死んだら追い腹切ってくれるくらいの信頼関係の仲。信長だって森蘭丸と最後は二人で死にました。徳川綱吉だって、美少年のお小姓がたくさんいて、柳沢吉保をあとで取り立てたのは有名な話です。
話は飛んだが、橋下さんはこんな感じでネット対策がめちゃくちゃ上手いと思う。商品マーケティングでもそうなのだが、100人が100人ともこれは売れるという商品は売れない。半々くらいで「絶対売れる」「絶対売れない」と分かれるほうが爆発する可能性があるのだ。ソニーのウォークマンみたいな感じね。
橋下さんも選挙を控えて自分の商品化、つまりブランディングを図る上で、「全員に好かれる発言」をするより、影が薄くなった維新としては、「半分は大好き」「半分は大嫌い」でいいので、強烈な印象を残す必要があるわけです。炎上どんとこいという感じですな。天性のマーケッターかも。
そういう意味ではどこ行っちゃったかわからない海江田さんより、ずっと橋下さんのほうがいけてると思いました。嫌だと思う人は投票しなければいい。でも今回、おっさんの支持率はあがったんではないかと推測します。
↓思わず買いそうになってこらえました・・w
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