ずっと前にこれを書きました。いまでもパタゴニアでは検索上位
だいたい、自然保護とかナチュラルとか声たかだかにいうところほど胡散臭いものはないというのが自分の定説です。このエントリーにも書きましたが、その企業のひとつが日本の調査捕鯨船に危険な行為を繰り返す環境テロリスト「シーシェパード」のスポンサーのラッシュです。自分的には店舗の近くに行くとすごい匂いなので周囲から苦情が出ないかいつも謎だ。あの強烈な匂いが自然と言われてもマジですかとしか言えない。
ラッシュのウインドウに燦然と輝くシーシェパードのロゴ。ちなみにこれはシーシェバードのサイトに掲げられている写真です。
で、今回はまたやってくれました。
サメ漁:気仙沼の漁師ら「反フカヒレキャンペーン」に憤り 毎日jp
化粧品や入浴剤などを販売するラッシュジャパン(本社・神奈川県愛川町)が30日に始める予定の「残酷なフカヒレ漁反対キャンペーン」に、サメ水揚げ日本一の宮城県気仙沼市の水産関係者が「サメ漁に対する根拠のないマイナスイメージが広がる」と反発している。東日本大震災の津波で漁業・水産加工施設が大きな被害を受けた同市は、特産のサメ製品を復興の起爆剤の一つに位置づけており、経済的な打撃を懸念している。
あのね。鮫って食用だし、サプリにいれたり、革だって日本だとバッグやベルトにしたりわさびをするのに使ってるんですよ。どこの話しとるんじゃ!鯨取りまくって油だけ絞って捨てたアメリカとは違うんですよ!!
わさびおろしは高級品です
同じ放射脳同志なら美味しんぼくらい読め!!この巻は「エイと鮫」の食文化だ
シーシェパードは3.11の震災でメンバー6人が被災し、住民が自分たちも被災しているのに助けたのに対し、代表のポール・ワトソンは「震災は天罰だ」という発言をしているのは有名な話です。報道もされています。
そのシーシェパードを支援していたラッシュが、今度はまた被災地に対しての失礼すぎるキャンペーン。
ラッシュジャパンの公式ページでは以下のように寄付先を認めています
『パンジアシードジャパン』
日本初の、サメの保護や海洋保全への認識を高めるために活動する団体。アートや音楽、教育などを通して海の生態系や生物多様性に及ぼす影響などの理解を促進しています。弊社からの寄付は、サメや海の生態系などの研究に使われる予定です。
パンジアシードジャパンってなんなの?? 聞いたことある人もいますよね。そーです。去年たくさん鮫漁の批判をFacebookで拡散したあと、事実無根と叩かれまくっていたアレです。パタゴニア(またか!!!)もここのスポンサーです。
同団体は、強硬な反捕鯨団体シー・シェパードの「サメ版」とも言われ、創設者のトレ・パッカード代表は、毎日新聞の取材に「気仙沼のサメ漁は海洋環境全般に大きなダメージを与えており、フィニングの有無にかかわらず認められない」と回答した。
もとになった記事はグリーンピースの活動家のブログ
子羊の脳みそ食う人種が人の食文化に文句付けるな!!
しかしこのブログには、フカヒレだけ取って捨ててるとは書いてない。むしろいろいろなものに加工されていると紹介してるし!!フカヒレだけとって捨てているというのはそのあとの中国でねつ造されたネタらしいのだ。ここに出てました。
であるにも関わらず、ラッシュジャパンのサイトには
株式会社ラッシュジャパンは、フィニング(残酷なフカヒレ漁)※ に反対し、その事実をお客様に伝え、考えてもらうことを目的として2014年5月30日より「残酷なフカヒレ漁反対キャンペーン」を行う予定としております。サメ漁や、フカヒレの観点から、特定の場所を批判するものではありません。ことにサメの水揚げ量が多い宮城県気仙沼市では、歴史的に有効利用を前提とした漁がなされておりフィニングの事実はないこと、加えて震災復興の重要な要素であることも認識しておりますので、私たちのキャンペーンでそれを否定することはございません。
と、全く矛盾した内容のコメントを掲載しているわけです。パンジアシードが「フカヒレだけ取ってるかは問題では無く気仙沼が鮫を捕獲していることが問題」と言ってるのに、あきらかに問題をすり替えている。口裏くらい合わせなさい!!
それなら証拠だしちゃうぞ。これはシーシェパードのサイトだ。
そしてLUSH USA
https://www.lushusa.com/on/demandware.store/Sites-Lush-Site/en_US/AboutUs-EthicalCampaign?start=12
わかりやすく自動翻訳
使ってる写真は気仙沼のもの!!!
ラッシュはすべての鮫漁に反対し、フィニング関係無しに全ての鮫製品の購入をボイコットしようという活動してるってあるじゃん。しかも政府や国に圧力かけると。気仙沼の産業を完全否定。それどころか鮫に関する産業すべてを「無駄な産業」と切り捨てている。欧米人のように牧場で牛とか羊を飼育して殺して食えと。余計なお世話だ。この人達、都合が悪くなると嘘ばかりいってませんか? ボイコットされるのはあんたらだから。臭い石鹸のほうがよほど無駄だ。
で、パタゴニアもこの気仙沼の産業を潰せ団体の公式スポンサーです。ぶれないね。白人至上主義!
いや、どうにもこうにも、環境保護キャンペーンを商売に使うのは止めて欲しい。胡散臭すぎる!!しかも日本の文化を踏み台にして、被災地の漁業を圧迫するようなことは許されるものではない。放射脳と同じような匂いがプンプンする。実際渋谷ではキャンペーン用の商品販売しているそうだが、ちょっと商売しすぎでしょうよ!!
マジで頭来るわ、こういうの。ターゲットの若い女性も新聞くらい読めよと思います。