年の瀬のこんな時期に、半年かかってわたしのこのブログの3年間のエントリーから、ビジネス回りだけを集めて書き直したまとめ本がKindleから出ました。
金がないなら頭を使え 頭がないなら手を動かせ: 永江一石のITマーケティング日記2013-2015 ビジネス編 378円!! プライム会員は0円!!!
Amazonのプライム会員は月に一冊Kindle本が無料なのでこの権利を使っていただくと0円。あっ、Kindle端末ないとプライム会員でも無料にはならないので、持ってない人は12/31までKindle、Kindle Paperwhite、Fireタブレットがクーポン割引中なのでぜひ。オススメは
ですが、プライム会員はクーポンコード『FIREPRIME』いれると4000円引き。プライムじゃない人は『WINTER15』のクーポンコードで2000円引きだけど、どう考えてもプライム会員のほうがお得。毎月数本無料で映画見たら元が取れます。上記のように毎月一冊Kindle本無料だしね。この際、Kindle端末買ってセットで私の本も無料でよろしく。
かなりのボリュームになった訳
このまとめ本は、過去3年間のブログのエントリー線数百本からビジネスに関するエントリーだけを抽出。そこから50本くらいを絞り込み、3年後の視点で見て加筆し、全てのエントリーに後記を書き加えました。全部で七章にわけ、顧客視点の持ち方からサイト制作の発注、受注、運用、ソーシャルの活用、ビジネスモデルまで広く網羅しました。
わたしのブログは最近では月間100万PVあたりを上下していますが、広告モデルではなく自分のビジネスのプロモーションとして書いているので、PVをアピールしてもしかたなく、バズってもしょうがないと考えるようになってきました。PV上げるには単純に投稿数を増やせば良いだけで、田舎に引っ込んで毎日5本も6本も書いていればPVは増えるでしょう。さらにはわざと炎上するようにして我が身を削れば、PVはあえて広告収入は増える。んが、わたしのビジネスモデルはそれじゃないのでそんなことしてもしかたないのです。
それでも3年溜まると凄い数で、正直自分で何を書いたかも忘れてしまう。自分で自分のブログを検索して以前書いた内容が「参考になるな〜」とか、アホかって感じです。で、この本はバズったかバズってないかではなく、ビジネスに役に立ちそうかで選んだエントリーなのでした。それでも数がけっこうありまして・・・今月から在宅でアシスタントやってくれる人をゲットしたので、「面白編」も次にやっつけたいと思います。www
今回の新しい試み
わたしの前回のメルマガまとめ本
はKindleで総合で1位になり
ブログを書き始めてから2年分をまとめたこれは総合2位になりました。
今回はイラストを各扉にいれようと、ソーシャルを使って公募してみました。そもそも電子書籍はたいして儲からないし、わたしもプロモーションの一環としてなので、イラストレーターさんもその一環として参加してみませんかということにしました。ギャラは50000円で50カット。安いですけどその代わりに1ページ、自分の好きなことを描いていいということにしました。
TwitterとFacebookで募集したところ・・・
応募者約20名
で、いついつまでにこのエントリーの挿絵を描いてくださいとお願いしたところ・・・
提出してくれた人 5名
できませんでした、辞退しますという一報をくれた方4名。半分は音沙汰無しで、最近話題の飲食店の連絡無しキャンセルを彷彿とさせました。www
で、審査の結果、イラストはこの方に!!!
【挿し絵担当しました】
永江さんのブログ本のイラストを担当させていただきました!電子書籍です!
私でも楽しめるすっごい読みやすい&為になる一冊です✨✨ぜひ、よろしくお願いします!
イラストは50点ほど納品しております。キャー!♡♡ https://t.co/zIW2j0G0Fn
— 若林あんじゅ☆三日目東コ-38a売り子 (@wakanjyu321) 2015, 12月 28
Twitter画像がエロくてビビった!!!!んですけどね、正直に言いますと。
お会いしてないので本物についてはコメントできません。
電子書籍はどう使えば良いのか
電子書籍ははっきり言ってそれほど売れません。Amazonで総合1位でも累積で1万部とか・・・もちろん紙の本も現在では初版2000部とかで、その初版だけで増刷無しというのが多いのです。本を書いてその印税でガポガポというのは、村上春樹でもない限り厳しいでしょう。キャラクター展開できるコミックのほうが強いですが、そうそうヒット作なんて描けるもんじゃない。
なので出版の障壁が低い電子書籍をどんどんだして、その印税で・・・というのは少々厳しいと思います。そもそもスマホを持っていても本なんて読まない人のほうが大多数で、Kindleは専用端末がないと読めないと思ってる比率はたぶん8割くらい(適当)だ。アプリで読めるとか全く知らない人が大半なんです。おっと一応、Kindleアプリ貼っとく。これでわたしの本が読めます。
ではどうやって電子書籍を自分の仕事に使うのか。それがわたしのモデルなのですが、同等にクライアントの皆さんにも電子書籍を出していただいています。
どれもプロモーションの一環として書いて貰っています。
たとえば、問い合わせ頂く前に読んでいただくことで説明の手間やロスを減らしたり、実際の集客に利用しているわけですね。こうしたことを紙の本でしようと思うと自費出版になるわけですが、きちんと部数を刷るためには1000万以上します。電子書籍の50倍です。
情報商材屋とか自己啓発のみなさんは「本が出てます」ってよく書いてるが、ほとんど専門のうさんくさい同じ出版社なので笑える。まあそれでも奴らは自費出版した本で「わたしはこんなに有名なのです」って主張してるわけです。電子書籍にすればずっとコストは下がるが、彼らの客は馬鹿なので電子書籍なんて見たことも聞いた事も無いわけで・・・。
ということで、わたしは震災後に本気でブログを書き始め、電子書籍を出してたくさんのクライアントを得ました。結果としていま、仕事はかなりパンパンで、上場企業のコンサルも複数やっております。個人会社の売り上げはほぼ限界数字まで来ました。一応の結果は出せたわけですので、みなさんもぜひ、おひとついかがでしょう。