ここ数日、地震話とかばかりだったので本日は軽い話題で。
数年前からバカッターという言葉ができて、そのたびに「炎上 → 謝罪」みたいなのが繰り返されるようになった。何回かこの話題について書いた。２年前から書いてたこれとか。
いわゆる日本のバカッターの多くは地方のヤンキーとか高校生、大学生で、アルバイトの場所で冷蔵庫に入ったりして雇用主の頭を抱えさせることになる。大学生がイタズラして炎上したこともあったが、気になるのはいつも超ヒステリックな大炎上が起こることだ。自分は↑にも書いているように、自分も子供のうちはさんざんやったので、いちいち目くじら立てなくても派です。
ネットの炎上については実は掲示板などの炎上は「炎上」といっても１人または少人数が複数のアカウントでなりすまして仕掛けることが知られている。このあたりは、わざと炎上させようというねじ曲がった悪意が感じられるわけです。自分はヒッキーで夢も希望もないから他人の足を引っ張ってやろう的な。
現在では匿名掲示板文化は末期を迎えており、かわってTwitterやFacebookなどのソーシャルがメイン。ここでの炎上役は実は普通のオッサンだったりするわけ。ただし異常に頑固だったり、視野が狭かったりする感じはする。会社でも「ギャグが通じず融通の利かない人」として通ってるわけね。自分の投稿にもこういう方からのクレームがよくコメントにつく。www
共通するのは
わかんないけどとりあえず文句言うわ
の姿勢である。だいたいが年配で、自分では「分別ある大人」だと思っている人だと思います。誤解を恐れつついうが(笑)、こういう方達が日本に閉塞感をもたらしているんじゃないかと思うことがよくある。自分もカップヌードルのコマーシャルは散々にいったけど、コマーシャルについて「無分別だ」とか「常識がない」とは言ってない。こういう消費者が多いのに、あえてぶっ込んできた日清がアホやなというだけです。
で、こういうことをFacebookで書いたら、SONYの公式Facebookページに寄せられたこのコメントが典型例だと教えてもらいました。
これが投稿で・・・・
こちらがコメント
もうね。「危険厨」と名付けたいくらいの年配のみなさんで、スキーもスノーボードもやってないっぽい方達からの過剰とまで言えるような反応。たぶん自撮り棒とか、使ったこともなさそう。今どきのスキー場なんて混雑どころかリフトも並んでないし、危険と言ったら初心者にストック持たせて滑らせるほうがよほど危険だ。いやそもそもスノーボードで何人も首折ってるし海水浴で亡くなる方もたくさんいるし、餅食って亡くなる人もいるから餅は販売を禁止しろだ。
自転車で外出したら交通事故に遭うかもしれないし、サーフィンして人にぶつかって怪我させるかもしれないし(事実、よくあるし、ぶつけられて怪我したことも何度もある)、車なんて運転したらいつ人をひき殺すかもしれない。車は必要品だから仕方なくてスノーボードは遊びだとか、轢かれる方からみたらなんの関係もない。トラックは仕事中だから轢かれても良くて、ドライブ中の車は遊びだから轢かれたらケシカランとか誰も言わないでしょ。
もちろんこういう年配の方が、悪意を持ってコメントしているわけではないことは見て分かる。本気で心配しているわけですよ。コンビニのアイスの冷蔵庫にはいって写真をツイートしたバカッターに「衛生的に問題だ」とか言うわけだが、だったら自宅の冷蔵庫はどうなの。腐った野菜や食いかけのおかずとか古い瓶詰めとか入ってる方がよほど衛生的に問題だし、パンツの中かいた手を洗わずに冷蔵庫をかき回してるでしょ。
こういうひとはInstagramやるといいよ
自分、Instagramをやっていて、一番面白いのがバカッターならぬ、馬鹿グラマーです。日本だと上記のみなさんによって大炎上しそうな投稿が、賞賛の嵐です。いろんなことに文句付けたいおじさま、おばさまは、Instagramに投稿して世界のオモシロ投稿を見るともっと寛容になれると思うんです。
いいね5000でコメント1000だけどほとんど誰も「人の迷惑なことはするな」とか言ってないです。これが世界の４億人の意見。
別にわかいうちは少しくらいの馬鹿やってもいいと思うんです(放送中止のカップヌードルのコマーシャルかい)。それを寛容に見てあげる事が大人。がみがみと小言をソーシャルに書き込んだりしていると、友達は「うっざいおやじだな〜」と投稿をミュートするようになっちゃいますよ。
ちなみに↓はわたしのInstagramのアカウントですが、さすがに若くないので、かわりに若者に馬鹿やらせた写真は２枚ほど投稿してあります。
ところで被災地にカップラーメンはダメだそうな。大量の湯と湧かすための火力が必要だから。でもってうちはこれ買いました。ガスや火を使わずに、ご飯を温かくして食べられる発熱剤と調理用の水も付いていますというコピーにしびれました。
