いよいよ私の新刊「「ネットが面白くてナニが悪い」を最終校正しております。過去3年間のブログから、バズったエントリーを59本ピックアップして、加筆しました。今週には発売開始。しかし、あまりのボリュームで自分で書いたのに読むのに数日かかる始末。死にそう。まさに自爆テロ・・・・PaperWhiteで見ると、総ページ数4873・・・・アシスタントの由良さんも割と死にました。全エントリーにあんじゅ先生の四コマ漫画入りです。これでお値段据え置きの378円。
さて、海外ではInstagramが物凄い勢いで、買い手も見つからないTwitterとはダンチになってしまいました。日本でも先日、ピコ太郎がInstagramの9gagに紹介されてから全世界で火が付き、Youtubeで再生回数世界一、ビルボードでもランクインしたのは周知の通り。これを大声で真っ先に予言したのは私です。(自慢)
これからの芸人とかミュージシャンは世界で爆発するInstagramを狙え(ピコ太郎の件)
ピコ太郎はYoutubeでもすでに活動していたし、Twitterもやってた。でも世界的大爆発は、TwitterでもYoutubeでも着火できなかった。Instagramだからできたのです。いまInstagramを遅ればせながらやり始めたみなさんも、ほかのソーシャルと違って「大爆発」というのを望めるのがInstagramなんですよ。
本日は、自らテストして体験した
Instagramはこうバズらせろ!!
について、語りたいと思います。
適当なのを投稿しても永遠にバズらない
Instagramではフォロワーが多くないのにいいねが多い人がいますが、多くはFacebookなどの友人を連動させて、互いにフォローし合ってるケースですね。もちろんそれでもいいのですが、自分は他人の投稿を見るのがかなり楽しみなので、自分が見たい投稿をする人しかフォローしません。友達でもダサイのはフォローしないよ。
自分のソーシャルの運用は基本はそれで、Facebookも友人申請を実際に知り合った人からしか受けていないのは、全く知らない人の投稿が見たくないからです。本当に見たい人の投稿が隠れてしまう。実はFacebookの友人でも投稿がつまらない人はフォロー外しているんですけどね。知らない人のまで受けていたらその管理で死にます。
Instagramはその傾向が特に厳しく、適当な写真とか、きたなくてごちゃごちゃしてる写真だと全然フォロワー数が伸びない。だってそんなもの誰も見たくないからです。自分ちの子供とかペットも、親や飼い主はカワイイのだが、同じ子供とか犬だけ延々と投稿されても、しかもスマホで適当に撮ったヤツばかりでは、フォローしたくないわけです。もちろん、よほどカワイイ子供なら別ですよ。
で、芸能人や有名人、ルックスに恵まれてる人、住んでるところが自然豊かな人とかは有利なのですが、ひとつだけ明確なポイントがあります。それは・・・
渾身の動画有利!!
ってこと。静止画より動画のほうがバズる比率が格段に高い。例を見せます。
これ、自分が昨日投稿した動画ですが・・・
1日で7000回の再生(二日後で1万超えました)。いいねは328です。自分の投稿あたりの平均いいねは122なので、普段のパフォーマンスの3倍。ここから数日でかなり伸びてくると思います。サーフィン少しかじったくらいのひとでも「ゆっくりで」「のりやすそうで」「長い」ブレイクなんで、「ああ、いいなあ〜」ということでどんどん回り出しました。インフルエンサーがいいねすると、そのフォロワーへのお薦めに表示されるので影響がでかい。女子プロサーファーでフォロワー数万人レベルの人が何人かイイネしてくれました。
ちなみに自分のパフォーマンスはこれで管理しています。
実はいままでも数千〜万近い閲覧の動画は何度かありまして、そのときにフォロワー数が増えます。ポイントは
1 動画でしか表現できない
2 凄いな、いいな、と思えるもの
3 誰かに知らせたいという感じのもの
ということになります。
実は昨日の動画はiPhone7 Plusで録画したものですが、Instagramでは投稿の時に尺を調節できるので、それでその場から投稿しました。変に加工しなくてもこれならいけます。
店舗や商品のプロモーションにどう使うか
自分のフォロワーにもいろんなメーカーの人とか、飲食店の人がいます。が、みなさん使い方がよくわかってない。適当にスマホで撮った酒瓶とか、料理の写真を投稿したりしても、そもそも美味しそうに見えないからダメでしょ。美容師さんが仕上がった写真並べるのも意味ないですよ。お客さんがきてカットしていって最後はこうなったみたいなのを早回しにするだけでめちゃくちゃ再生されると思うのに
要するに、日本人の妙技を見せてあげれば良いの。
桂剝きとか、盛り付けとか、飾り付けとかね。いくらでもあるでしょ。それを動画で見せる。
日本人から見たら、こんなに適当で割と汚い(失礼)ものでもこんなにいいねがついちゃう。
日本の妙技を動画で見せてみろ!!
って感じです。魚のおろし方とか、活け作り。寿司を握るからはじまって、大工さんのカンナ掛け、植木屋さんの剪定。美容師さんの妙技、アクセサリー作り、染み抜きから裁縫、染め物、なんでもできるし・・・・
Instagramの動画は1分に納めることが大事で、YouTubeみたいに広告も入らないから見やすい。ピコ太郎の動画がバズったのも、1分にエッセンスが押し込められていたからです。
スマホで撮って尺を調節するだけでもよい。真上から撮るなら三脚は必要だけどね。
適当にスマホで撮った汚い写真を投稿していても、なんにもならない。とくに自分が「止めた方がいい」と思うのは、美容師さんとかデザイナーさんとかのInstagramフィードが雑で汚いこと。Instagramでセンス悪い人が実際の仕事のセンスが良いとかちょっと眉唾になってくるので、とにかくそれをウリにしている仕事の人は、汚いのはみんな取り下げた方がいいですよ。
料理とか、真上からの撮影で撮るなら
これとかでいいんじゃないかな。
お弁当作りとか、アクセサリー作りとかも使えますね。
日本人だけが対象でもいいんですよ。再生回数が多くなって外国人のいいねやフォローが増えれば、連動して日本人も増えます。逆にまだ少ない日本人しかターゲットにしていないと本当になかなか伸びないのでダメダメです。
本日のKindleセール見たら・・・ああっ!!!
わたしのお薦めが来ているじゃないか。面白いですよ