ちまたでは喫煙反対の急先鋒といわれておりまして、取材依頼が来たりしているのですが、自分は他人にどう思われようが自分の思ったことを言う。つまり気遣いというのがみじんも無いので、いままで
煙草の煙が不愉快だな
無理矢理吸わされて道連れはイヤだな
体臭がめちゃ臭くてそばに来て欲しくないな
という、普通の非喫煙者が思っていたけど口にできなかったことを言ってるだけです。みなさんの心の代弁者です。
朝日新聞のネット調査(2017年3月22日~3月30日14時 現在1948回答)では
9割近い人が、誰のものであってもたばこの煙はイヤだと言っておる。
自分のたばこ以外はイヤだというアホも1.8%
自民の喫煙派も民進も「分煙がよい」と言っておるが、国民の声を全く把握していない。「分煙でも嫌だ」「どちらかというと嫌だ」あわせて9割近い。出入り口が喫煙所になってて臭かったり、そもそも喫煙スペースの扉を開けると漂う臭気自体がだいなしなのです。しかも時間ごとに禁煙とか喫煙の場合、臭気が染みついて意味なかったりする。
そして、そもそも9割近くが「喫煙者は臭い」と言ってる。これは経験上、周囲に喫煙者が多いと慣れる場合があるが、自分のように一切いないと5メートルくらい離れていても臭う。このアンケートのコメント欄が面白くて
「喫煙している間は分からなかったが、たばこを止めたらあまりに喫煙者の体臭が臭いことに気づいて驚いた」
というのはけっこう笑える話です。
しかしながら回答者の属性が・・・
非喫煙者は全体の18%なのにこの調査では怨嗟に溢れていて喫煙者は7.2%しかいないから、回答も10ポイントくらい偏差を調整して考えなくてはいかん。それにしても「分煙は意味がない」というのが87.8%だから偏差を調整しても6割くらいはいるでしょう。議員さんたちは認識を変えた方がいいよ。
JTさんは選挙協力してくれるだろうし、それは違法でもなんでもないと思いますが「有権者の健康はどうでも良い」という認知が広まると、いいことはないですよ。
ワタミの渡邊さんに経営センスがない事が分かった
「小さい店は禁煙にすると潰れる」渡邉美樹氏が全面禁煙に反対する理由
渡邊さんが都知事選に出馬されたときは、「公務員をばしばし働かせて欲しい」ということで実は投票したが、この記事を読んで「この人って本当に時流を読む能力がないな」と思いました。
渡邉氏はかつて自身が経営していたワタミにおいて禁煙を導入したものの、1年足らずで断念したという経験を持っています。こうした経験から渡邉氏は「現実問題として10坪以下の飲食店で禁煙にしたら、間違いなくお店は潰れます」と断言しています。また渡邉氏は「煙草をくゆらせながらお酒を飲むことは、人によってはストレス解消」であり、「心の健康増進になる」とも主張しています(ちなみに渡邉氏自身は、現在はたばこを吸わないそうです)。
まず、ワタミが禁煙店出して失敗したのはいつかご存じですか。最近の話だと思いました?
2005年、つまり12年も前の話!!
です。2005年と言えばライブドア、ニッポン放送買収に動いたあの年!! ww
スマホなんて全くないし、iTunesストアがやっとできた年です。
当時と現在では、喫煙に対しての社会の見方が全く違うのです。2005年は平成17年ですから
こんな感じで喫煙率はドド下がりです。厚生労働省の発表では平成17年と平成26年の男性の喫煙率はJT全国喫煙者率調査で
45.8% → 32.1%
と、ドド下がってます!!
つまり2005年の話を今してもしかたないわけですな。状況が違うから。それが分かって無い時点で政治家としてもダメ・・・・
さらに「喫煙はストレス解消」とありますが、これも実はそうでないというエビデンスがあります。薬物中毒と同じで喫煙者には常にストレスがかかっている。喫煙直後だけそのストレスから解消されるのです。だからたばこを止めればそもそもストレス自体がなくなるわけですよ。あーた。
ほんと。子供に有害な煙を吸わせるのは止めさせて欲しい
要望書では、両親からの受動喫煙による乳幼児突然死症候群のリスクが4・7倍になるなど、子どもたちは「有害物質への感受性が高く、自ら逃れられない弱く無防備な存在」と指摘した。駒崎弘樹代表理事は記者会見で「受動喫煙は虐待と言っても過言ではない。立場の弱い子どもや妊婦を思いやってもらえるよう、国会議員にも働きかけていきたい」と話した。また、日本呼吸器疾患患者団体連合会なども同日、「現状では呼吸器疾患で苦しむ人が減らない」として厚労省の法改正案に賛同する要望書を出した。24時間酸素吸入が必要な慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD)患者で喫煙歴のない会社員高村春仁さん(52)は「受動喫煙によって症状が進行すれば命取りになる。抜本的な対策をとってほしい」と訴えた。
こういうニュースが流れると、反リベラルのゴチゴチの頭のオッサンとか(たぶんヘビースモーカー)がFacebookで「こいつらガー」とか口汚く罵るのを見かけるが、受動喫煙をやめさせろにはイデオロギーは関係ない。憲法で定める「生存権」の問題です。
厚生労働省のサイトにある受動喫煙での年間の死者数です。
交通事故の死者数年間4000人台
飲酒運転の年間の死亡事故数200件台
コレと比べてあまりに大きな数字です。話がでかすぎるガーという方もいますが、仮に1/10にしたって飲酒運転の死者の比では無い。なのにどうして喫煙がとがめられないのかというと「加害者意識がないから」にほかならない。赤ちゃんがショック死しても「自分の煙かどうかわからないじゃないか」と言って逃げられる点が交通事故とは違うんです。だからこそ、マナーでなんとかといってないで法律で規制する必要があるんですよ。
あと、道路交通法で運転中の喫煙は禁止にしてもらいたい。バイクや自転車はもちろん、クルマもです。昨日、このことをFacebookに書いたらリクルートの後輩が営業車で運転中にたばこの火がズボンに落ちて、あわててオカマ掘った話を聞きました。絶対に死亡事故起きている。Pokémonどころじゃないでしょ。
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