サイバーエージェント藤田社長!! 食べログとRettyの対抗馬をいまリリースすればマーケット獲れますよ!!

2017年12月16日

本日は、新しいビジネスモデルのご提案です。
とりあえずサイバーの藤田さん宛にしますが、よかったらDeNAでもグリーでも、ちょっといやだけど楽天でもなんならYahoo!さんでもご検討ください。
わたくし、マジで申しますが

いまなら食べログやRettyに勝てます

四強の現状

食の検索サービスにおいては、出店者に広告費用を出させるモデルのぐるなび、ホットペッパーグルメ、食べログとRettyが4強です。こちらの方がまとめていたので自分で調べずに済みました。

食べログ
2017/03

もうピークに達してますなぁ・・・

■登録店舗数:約87万件 (有料店舗約2.6万)
■利用者数
月間閲覧数:7,800万人/月
有料会員:55万人
アプリアクティブ率:約60%
■費用:無料~ 有料:10,000円~100,000円(4プラン)

Retty(レッティ)
Retty株式会社 第6期決算と業績
2017/02

売上5億4千万円。販売管理費が7億円越え。当期で約6億円の赤字

■登録店舗数:約4万件
■利用者数
月間閲覧数:1,900万人/月
アプリアクティブ率:78%
■費用:要問合せ

ホットペッパーグルメ

飲食の部分が伸び悩んでましてもうこのモデルではMAX感

■登録店舗数:約9万件
■利用者数
ネット予約数:2,200万人/年・・・2017年8月では5153万人になってました
アプリアクティブ率:48%
■費用:要問合せ(5プラン)

ぐるなび

2018年3月期・・・やばくないか、これは

■登録店舗数:約14万件 (有料店舗数5万店)
■利用者数
月間閲覧数:5,200万人/月
会員数 :1,397万人 ※2016年4月1日現在
アプリアクティブ率:25%
■料金:
販促正会員プラン  :50,000円~
ビギナー会員プラン :10,000円
エントリー会員プラン:無料

Rettyはまだ赤字だが、アプリのアクティブ率が74%と突出している。やはり実名制の威力はでかい。要するに「信用するにはこれしかない」というユーザーが多いと言うこと。ぐるなびはアプリのアクティブ率が25%と著しく低く、もはやほとんど使われていない感じ。ホットペッパーもアクティブ率が低い。

これはつまり

掲載費用モデルはいわば広告集なのでユーザーは離れる

という証明でもあります。
昔のリクルートのビジネスモデルである「広告集」は、ソーシャル全盛の現在では口コミ評価を調べるためにユーザーは利用するわけで、モデルとして古くなった証拠でもあります。

マーケット展望

有料で店舗への送客を行ういわば広告集のHOT PEPPER、ぐるなびはソーシャル時代にはもう古くなった。さらに営業コストという人件費が大きくのし掛かります。常に営業しないと店舗は増えず、さらに「本当に自力で集客できる店舗は無課金でも集客できる食べログやRettyで十分」というジレンマがあるからです。ストレートに言うと

店舗課金モデルに出稿するのは不人気店

ということですわね・・・・。
これ、求人や不動産でも同じで、人気の会社や店舗は広告なんてしなくても社長がソーシャルで呟けば優秀な人が集まる。飲食店も同じで

クーポン撒いたりするのは不人気店(もう一回 w)

ということになります。しかし世の中にはニーズというものがあり、「クーポンもらって安けりゃ味とかどうでもいい」という学生や若いサラリーマン、貧乏なサラリーマンや主婦も多いので、このモデルが成立しているわけ。

ざっといまの四強を割り振ると

こういう感じになります。もっともいい顧客、つまり「美味しくて本当に味がいい店を希望する、要するにお金をある客」を集めることができれば、広告モデルとして客の数ではなく、質の高い客を囲い込めるわけです。この顧客層には高い単価の広告が望めます。

食べログとRettyのウイークポイント

端的に言いまして・・・

悪魔(JT)に魂を売った、JT出身の社長が喫煙推しの食べログとは縁を切る!!みんなの力を貸してくれ!!

に書きましたけど、食べログの最大の弱点は、
◎匿名性による荒らしの排除のためにすべての否定的な意見の削除
◎喫煙推し

※禁煙と書きながら喫煙OKも放置

です。これでけっこうなユーザーが離れたので次はRettyかと思っていたのですが・・・

やられました・・・・。食べログがJTならこちらはフィリップモリス・・・・
いくら赤字だからってねぇ・・・・・終わりましたわよ。もともと喫煙店でも掲載してるしねぇ・・・

そもそも論ですが・・・

1 自民党爺議員の徹底反対で飲食店の全面禁煙はほぼない
2 オリンピック目前なのに東京も飲食店規制はまだ
3 非喫煙率はすでに88%に達している
4 貧困ほど喫煙率が高くなる
5 女性の方が飲食店の顧客単価が高い

日本政策金融公庫の調査では、ほぼ全ての年代で女性の方が外食にかけるお金は高く、1回あたりの支出額が高いのは中高年の女性。もっとも支出額の高い60代以上の女性の喫煙率はたった6.3%!!!平均で8.5%!!!

そしてこれが決定的ですが

全体の6割がお店の禁煙を意識しており、世帯年収が高いほどその傾向が高い。特に女性に顕著
というデータがあります。我ながらスゴイの見つけた。


さらには外食に行くのは配偶者と子供がもっとも多い

以上のことから、全国規模で「完全禁煙」の店舗しか掲載しない実名制口コミサイトを作れば、88%の非喫煙者、高所得、女性ユーザーは一斉に乗り換えてくることが予想され、さらには英語版を最初から作れば

インバウンド最強!!

となること請け合いです。日本の飲食店は喫煙OKという先進国では考えられないところが多く、インバウンド、特に高所得者層からはかなり不満が出ているからです。もともと意識の高い飲食店ばかりになり、しかも競合の英語版は全くもって使えません。最初から英語版を設計し、「有料翻訳サービス」を店舗側に提供し、きちんとした英語での表示をさせるようにします。自動翻訳のAI搭載してもいいんですけどね。ついでに英語と中国語メニューも代行作成してスマホでQRコードで注文できるシステムをサービスする。

ビジネスモデル的には広告収入と送客、そしてインバウンド送客になると思いますが、店舗側にとっては騒ぎまくるタバコ臭いヤンキーとかおっさんらとは異なる質の高い客層が望めるので、高い単価でも喜んでもらえると思います。

いかがでしょう。ざっくり書きましたが、どこかの会社でやってくれないかなぁ〜
本当にRettyの規模は抜けると思いますよ。そのうちHOT PEPPERとぐるなびはどんどん堕ちてくるので、あとは食べログと一騎打ち。向こうは匿名でヤラセ炸裂、こちらは実名制です。戦う前から勝負見えてると言う気がしますよ。

ビットコインについてブログ書くつもりでいまこれ読んで勉強してるとこです。

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