日曜なんで、ブログ書くのサボろうかと思いましたが、最近特にヤバイと思ってることがあるのでアクセスが少なめの本日にひっそり書いてみます。
一言で言うと、半年くらい前より消費マインドが恐ろしく冷えている気がします。そしてさらにボーナスシーズンの現在もさらに冷え続けているように見えるのですが、どうでしょうか。
私がコンサルしているネットショップは10社くらいですが、そのどれもが昨年並みか、昨年比で割り込んでいます。というかアクセスも低下しています。各社とも必死にてこ入れしてなんとか昨年並みまで戻してきた感。実は昨年は震災直後は相当落ち込んだものの、6月くらいから回復基調になり、夏にかけてはどこもそこそこ売れました。「消費することで復興な役立とう」という前向きな物から「ストレス発散のための買物」まで、いろんな理由があったとは思いますが、実は昨年はあまり悪くなかったところが多かったのです。
しかし、通常のボーナスシーズンですと、どこも売り上げが上がるのですが、今年に限っては大苦戦しているところが多いです。いや、ネットショップに限らずリアルの店舗での販売も、震災のあった去年の同時期より厳しい感があります。みなさんのところはどうでしよう。特に「必要な商品」ではなくて、「趣味的な商品」「贅沢品」のオチコミガキッツイです。
日本だけでは無くてアメリカでも
6月米CB消費者信頼感指数は1月以来の低水準、期待指数も悪化
というニュースが・・・
「消費者信頼感指数」というのは、
アメリカ合衆国(米国)の民間経済研究所(民間調査機関)であるコンファレンスボード(全米産業審議委員会)が発表する、消費者のセンチメント(消費者マインド)を指数化した景気関連の経済指標をいう。これは、1985年を100として消費者マインドを指数化したもの
ということで、アメリカの6月のそれは62.0。つまり1985年の48%オフ位の消費マインドということになる。日本ではどうかというと、現在の調査データが出るのはまだ先だと思われますが、たとえば
第3四半期にあたる3~5月期の国内のユニクロ事業が不調だったことが主な要因。春物衣料の在庫を絞り込んで夏物を中心に展開したが、気温が例年より低かったため、売れ行きが伸び悩んだ。
ゾゾタウンも3月期決算で上場以来、初のマイナスになったことが伝えられたが、その後はかなり頑張っていて・・
となっていて、震災の昨年と比較しては取扱高が伸びているが、アクティブ会員数が落ちている。これ、けっこう深刻な事態では?
自分は経済評論家ではないのでマクロ的な視野は全く無いので断定的には言えないのだが、ミクロ的な視点では明確に「消費マインドが冷えている」という感覚がある。政情が不安定で、原発再稼働でドタバタしているし、夏のボーナスは過去最低で夫の小遣い0が5割だし、国民年金はほぼ破綻しているし、どうにも将来が見えない。いいニュースがあれば消費マインドは上がるが、これだけダメダメだといかんともしがたい気もします。
基本的な対策としては、わたしの顧客には
●今までとは違う根本的な施策の見直し
●商品の存在を「顧客にとって必要なもの」というスタンスに変更していく
●不良在庫は一気に掃いて在庫を入れ換える
●集客、SEO、広告予算などの徹底的な見直し
という考え方を元に詳細を詰めてアドバイスしている。いままでと同じように「いつか良くなる」「今をしのげば」と考えているうちにどうにも手遅れになってしまう可能性もある(まあいまの日本の経済っていうヤツがそれのような・・)。幸いにも手当が早かった企業はなんとか戻って来ている。
で、このブログ、そこそこのアクセスがあります。この際、調査などをしてみたいと思います。回答していただけると結果がご覧いただけます。登録もいりませんのでぜひ。期限は10日の昼くらいまで。回答は1人一回、そして回答の選択はひとつだけしかできません。
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