【保存版】うるさい喫煙援護を黙らせる、危険な受動喫煙撲滅党(旧日本嫌煙党)のあーいえばこういい返せ問答集

2018年6月24日


厚生労働省のサイトより

はじめに

日本では毎年15000人が受動喫煙で亡くなり、そのうち乳幼児は73人がショック死しているとされています(厚労省のサイトより)。ほとんどのヤニカス(自分が吸えれば他人はどうなってもかまわない喫煙者を意味する)はこの事実を知りません。自分が肺がんになるのは勝手ですが、受動喫煙の死者の多くは脳疾患や心疾患。発作を起こして亡くなっても受動喫煙させた本人が知らん顔して逃げればそのままです。あまりに危険なのですでに法律ができています。

健康増進法第二十五条
学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、官公庁施設、飲食店その他の多数の者が利用する施設を管理する者は、これらを利用する者について、受動喫煙(室内又はこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされることをいう。)を防止するために必要な措置を講ずるように努めなければならない。

2018年現在の法律ではこのように、飲食店などが禁煙としない場合「受動喫煙を防止する旨」が決まっている。つまり多くの喫煙席しかない飲食店やパチンコ屋は違法状態なのです。

「飲食店が喫煙を許可していれば非喫煙者がいようがいまいが喫煙するのは勝手だ」というヤニカスが多いですが、これは店が本来喫煙を止めさせる義務を怠っているからであり、違法状態の飲食店に「法律を守るように」というのはわがままや利己主義ではなく法治国家の一員として当たり前の権利。しかし罰則がなかったために、ずるい飲食店は喫煙店と明示せず、わからないで入って来た非喫煙者に我慢させていました。

ヤニカスの中には「不平をもつ非喫煙者はわずかでそいつらがおかしいだけだ」とデタラメをいう人も多いですが、東京都の調査では

非喫煙者の9割弱が迷惑と思った

と回答しています。怖くてそれが言えないだけなのです。なんと喫煙者の中にも迷惑と感じる人が4割です。ww
女性の方が迷惑と思う率が高いのに喫煙者が怖くて言えないのです。

上記のことから2018年現在でも、喫煙店に対して「法律を守って受動喫煙防止策を採るように」ということは完全に合理性があります。ところが罰則がなくてまったく守られない。そこで喫煙率が非常に高い国会でもさすがにマズいと改正健康増進法が可決され、2020年の4月から施行されます。このポイントは違反者には重い罰則が設けられたことです。

規模の小さい飲食店は「喫煙」を選択しても良いが、かならず掲示義務が生じる。非喫煙者が間違って入らないように表示するわけです。これで「入ってみたら喫煙だった」ということがなくなります。
また、「子供連れ」や「未成年」を受け入れる場合は喫煙室を作れない小さな飲食店では禁煙にしかできません。よって蕎麦屋やラーメン店などは家族連れを断るか、禁煙を選択することになります。

違反した飲食店は行政指導があり、それにも従わないと50万円以下の罰金、禁煙場所で喫煙している者を見つけたらすみやかに止めさせないとならず、それでも聞かない喫煙者は30万円以下の罰金という飲酒運転並みです。

どうしてこんな法律ができたのか。これはいくら法律で制定して啓蒙しても他人の迷惑や健康被害に関係なく喫煙する人間とそれを放置する管理者ばかりだからです。喫煙者の首を絞めたのはまさしくヤニカスです。

我々危険な受動喫煙撲滅党は、他人に全く迷惑を掛けず、ひとりで誰もいないところで喫煙することはかまわないと思っている。ただ「誰もいない」といってもひとんちの前とか、灰皿持たずにビーチや野原で吸い殻投げ捨てとか、そういうのは許さないだけ。ひとり部屋にこもって吸うならなんらかまわない。
しかしながら、東京都の大規模調査でも、2割の喫煙者がアンケートにはっきり「禁煙の場所で気にしないで吸う」と回答するくらいだから推して知るべし。公共の場所は慎むのも半分しかいない。

危険な受動喫煙撲滅党について

さて、わたしが勝手に危険な受動喫煙撲滅党というバーチャル政党(w)を立ち上げており、党員を募集しております。党員になるのは簡単で、SNSのプロフィールに「危険な受動喫煙撲滅党」と書くだけです。支部長、幹事長、青年部長など好きな役職を勝手に付けて楽しんでください。いまや数百人規模にまでなりました。希望の党を抜くのは時間の問題。ww

で、こう名乗ってから、様々なヤニカスが、クソリプを送ってくる。だいたいにおいて全く無知。受動喫煙で亡くなっているかたたちが交通事故死より遥かに多いことさえしらない。被害者意識が恐ろしく強く「自分はこう思う」って自分の意見だけを言うのが多いのでこちらはデータ、つまりエビデンスを付けて返すようにしている。これをまとめて欲しいという希望が党員各位からあったので本日はそれをまとめたいと思います。迷惑している会社の上司や同僚などと討論するときにご利用ください。もちろんソーシャルでもね。

1 喫煙は文化だガー

喫煙は文化ではない。単なる悪習である。悪臭を伴った悪習である。w

そもそも江戸時代に喫煙していたのは金持ちのヤクザや遊女や商人が主。害があるという認識がなかった時代だ。もともと薬として伝わってきたようだが、これはケシのアヘン、ヘロインも同じ。タバコが文化ならヘロインも文化だから規制するなということになる。
昔の悪習が文化なら、辻斬りも夜這いもみんな文化ということになるが、いまそれやったら極悪人。時代によって認識が変わって当たり前だ。

2 喫煙以外にもがんの要因はあるだろガー

まずはこれを見ろと。2007年の日本における危険因子に関連する非感染性疾患と外因による死亡数(男女計)

感染症を除くと死因のぶっちぎり1位は喫煙。

喫煙でがんになるのは証明できないだろうというやつが馬鹿すぎでウザい。他の要因は喫煙者だろうが非喫煙者だろうが同じである。その中で喫煙者だけが顕著にがんにかかるんだからその理屈は通らない。大気汚染が原因なら喫煙者も非喫煙者も均等に発症するが、もうダントツに喫煙者のほうが発症率が高い。わかってないのが、肺がんにもいろいろあるってこと。

たばこと肺がんとの関係について

肺がんは、その性質によって4種類のがん(扁平上皮がん、腺がん、小細胞がん、大細胞がん) に分類されます。このうち、扁平上皮がんと小細胞がんは、太い気管支に発生するがんでたばことの関連が大きく、 腺がんと大細胞がんは、肺の奥に発生するがんでたばことの関連が小さいといわれてきました。今回の結果でも、扁平上皮がんと小細胞がんを合わせて検討すると、たばこを吸う人は吸わない人に比べて、男性では12.7倍、女性では 17.5倍このタイプのがんにかかりやすいという結果でした。一方、腺がんについては、たばこを吸う人は吸わない人 に比べて、男性では2.8倍、女性では2.0倍このタイプのがんにかかりやすいという結果でした。

肺腺がんは非喫煙者でもかかる。が、扁平上皮がんと小細胞がんは非喫煙者はほとんど発症しない。ごく稀に発症するケースでは家庭や職場で酷い受動喫煙に晒されていたケースである。

また消化器系のがんがタバコで起こる確率は、喉頭・咽頭がん(喉のがん)が非喫煙者の3~14倍、食道がんが7倍。これにアルコールが加わるとさらに3~5倍になり、喉頭・咽頭がんでは最大で約70倍、食道がんで約35倍近くに増加する。中でも最もタバコと関連が深いのが、声帯などにできる喉頭がん。発生率はタバコで約33倍となり、実際は「喫煙者しかならないがん」ですわ。患者の90%以上が喫煙者。

ほぼ喫煙者しかかからないがんが存在しているのに、「がんと喫煙は関係ない。他の要因もある」という理屈はこの時点で崩壊してるのよ。

3 なんで飲食店ばかり禁煙っていうんだガー

飲食店を禁煙化しないといけないのは、飲食店での受動喫煙が顕著に多いからだ。
こちらも東京都の大規模調査。

圧倒的に「飲食店での受動喫煙」が多い。なんと4人に3人。2位の駅の倍だ。一番受動喫煙を受ける場所だから最初に規制して当然だ。飲食店の受動喫煙を無くせば受動喫煙の総量が大きく減るからだ。

4 完全分煙にすれば受動喫煙は防げるガー

そもそも分煙なんていうのは日本にしかない言葉。WHO含めていろんな研究機関が分煙には効果がないと言っている。

しかしこの「分煙」という視点には客のことしかはいっていないが、喫煙室の客に接客したり片付けをするのは従業員である。麻生さんの大臣室の掃除を麻生さん自身がするならよいが、清掃員がするのであれば清掃員も受動喫煙の被害者である。従業員に受動喫煙させてもいいという考え方自体が真っ黒過ぎるブラック企業なのだ。

客に安く提供するために、従業員に過重労働のワンオペをさせて健康被害を起こして良いのか。10年前はよくてもいまは許されるわけがない。

5 たばこ税払ってるんだから犠牲者は我慢しろガー

紙巻きタバコの販売量減少とともにタバコ税率をあげて補ってきた。

現状はだいたい2兆円である。
そもそも人命より税金という考え方自体が噴飯物だが、あえて比較すると非常に丁寧な研究結果で証明されているが、これは医療経済研究機構の資料

健康面によるコスト(超過医療費、超過介護費)1.76兆円
喫煙による火災や清掃のコスト 1900億円
喫煙による労働力損失 2.4兆円
の合計 4兆3264億円

たばこ税の倍の損失!!!

だから、「たばこ税払ってる」は自慢できるものではなく、それが原因で払ってる税収の2倍の損失が出てるわけです。さらにいうと、喫煙率は貧困率と強い相関関係にある。貧困ほど喫煙率が高いわけだから

喫煙者の多くは所得税も住民税も払ってないだろ!!

ということになる。

6 寛容さがなくなった時代になったものだガー

おそらく非喫煙者が一番腹が立つのがこのセリフではないだろうか。

一方的に他人を殴りつけ、相手が怒ると「寛容性がない」というのと同じだとわかっているのだろうか。30年前は寛容性があったわけではなく、無知だっただけだ。

「昔は電車で女子のお尻を触ってもみんな恥ずかしそうに泣くだけだった。いまの女はすぐに大声出す。寛容性がない」と言ってるのと同じだといってあげるとよろしい。

7 喫煙する自由は憲法で認められているガー

愚行権のことをいっているのだろうが・・・

包丁を所有して使用する権利も憲法で認められているからみんな台所で調理している。が、包丁を人混みで振り回したらどうなるか。しかも自傷しながら振り回しているわけだから、ほとんどキチガイである。

昔は喫煙がそれほど危ないものだと分かっていなかった。しかしいまや受動喫煙だけで年に15000人が亡くなっていると分推測されている。しかも時間がかかるがんではなく、大半が即効性のある脳疾患と心疾患だ。

乳幼児の受動喫煙は時間のかかるがんではなくて乳幼児突然死症候群だが、年間73人と推測されていてこれは虐待死より多いくらい。人様の大切な子供の前で喫煙して、そこでその子が突然死したらどうするのか。寛容性とかいうレベルではないことくらいわからんのか。

8 嫌煙はナチズムだガー

嫌煙がナチズムなら、喫煙はバカリズムだ。w
というよりいままで喫煙者の弾圧に耐えてきた民衆がついに立ち上がったわけで、ナチズムよりレジスタンスだろうよ。

9 タバコがいやなら禁煙の店に行けガー

我々はそれでよくても従業員は死ねというのか、というのはほっといて・・・

飲食店の大きな組合の調査データでは日本の飲食店の完全禁煙率はせいぜい10%台である。

法律で規制してくれないと外食する店がない。喫煙者は「最近煙草が吸える店が減って不便だ」というが、完全禁煙の店がほとんどない非喫煙者のほうがよほど不便だ。

10 喫煙はストレス解消になるガー

そんなエビデンスは存在しない。さらにいうと、そもそもストレスという概念は、タバコの害が認知され始めた時にタバコ会社が御用学者に創らせたものだ。のちに発覚して受賞資格などを失った。放射能ムラがあるかは知らないが、タバコムラは確実にあり現在も激しいロビー活動を展開している。

喫煙でストレスが解消すると信じているのは、そもそも喫煙習慣によってニコチン中毒のストレスが発生し、喫煙した瞬間だけそのストレスが軽減される。あらゆる薬物中毒と同じ。だから卒煙すればストレス自体が無くなる。同様に喫煙すると頭がスッキリするというのも、喫煙者の頭はニコチンで劣化していて、喫煙時だけ元に戻るというだけというのがすでに証明されている。
詳しくはこちら

煙草を吸うと頭がしゃっきりは正しいが、煙草を止めるともっとしゃっきりするぜ

11 タバコ屋やタバコ農家の生活はどうする

なんで他人の金のために殺されないといけないの。で終了。

タバコ屋だけがどうして救われないといけないの。学生服屋も八百屋も魚屋も、流通やニーズの変化でどんどん無くなっている。シャッター商店街は救わないのにどうしてタバコ屋の生活のために年間15000人の命を差し出すのか、意味分からんわ。
ちなみにタバコ農家はめちゃくちゃ儲かってます。いままでの蓄財で転作してください。

受動喫煙防止の地方の意識格差の関連性を分析してみる

今後も追記していきますので、ヤニカスの皆さんのクソリプをお待ちしています。w

本日のタイムセールには愛用しているKeenのサンダルが出てきてちょっとテンション上がってます。甲高幅広の日本人の足に合うのでコレを愛用。ワンサイズ大きいのを買う方がいいと思います。
震災対策の必須品のこれもタイムセールになってるよ。

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