以前書いたこのブログ
自分が売りたいもの、お客さんが買いたいものはどこですれ違う?
これに例として出てくるSさんのネットショップが本日オープンしました!!!
Sさん=佐野さんといいますが、大手商社の双日に在籍していた時、ポルトガルに出張に行き、そのとき飲んだワインの旨さに絶句。双日を退職して自分でポルトガルワインの輸入販売をはじめたものの、B to Cの経験がない悲しさ・・1年たっても全くダメダメで、崖っぷちになり、「どんな辛い指導でも受けますから」(笑)という依頼がありました。私的には商品がダメならやっても意味ないので、まずは身銭で6本買いまして飲んでみたところ・・・ええー!! 美味しいじゃん!! ということで引き受けることにいたしました。
日本でワインといえばフランスにイタリア、そして新大陸系ですが、ブランド好きな日本市場ではフランスワインが崇められていて、価格も高すぎくらいになっている(今は中国人が買いまくってるらしいが)。昔、ワインのコミュニティサイトもやっていた私ですが、ポルトガルワインがこれほど上質だとは知らなかった。ポルトガルは世界でワインの1人当たりの消費量がルクセンブルグ、フランス、イタリアに次いで4位なのである。人口1000万の小国なのであるが、ヨーロッパ最西端で、大航海時代はオランダと共に日本の長崎の出島にも貿易に来ていて、カステラとか南蛮漬けを伝えたといわれている。魚介類を好む国民性からも日本人とちかい嗜好ですね。舌に合うわけだ。
で、2ヶ月にわたってすったもんだの巨人の星くらいの特訓を施し、やっとのことでショップオープン。ショップ名も覚悟を示す「崖の上」(笑)。これでダメなら覚悟を決めるそうです。いや別に飛び降りるとかいうことじゃないらしいですのでご心配なく。
例のごとくWordPressで作っていますが、時間も無いしでデザインは凝っていません。シンプル1本。
で、最大の問題は、日本でのポルトガルワインの知名度の低さ!
Googleの検索ボリュームをチェックすると、1日数十回しか検索されていない。まさにスモールキーワード中のキーワード。昨日のブログにも書いたが、これだと単純なSEO対策ではいかんともしがたい。考えた末・・・
「えー、佐野さん。これは広告やっても無駄です。誰も知らないから」
「は・・はい・・・」
「誰も検索しないから、誰も来てくれません」
「は・・はい。それでは全然ダメですか?」
「いや、しかし飲んでみたら分かる。しかも同等レベルならフランスワインよりずっと安い。身より実を取る人はネットにたくさんいるはずだから、ここを狙います。つまりユナイテッドアローズのジャケットの下にユニクロ着る人です(って・・俺だ!)」
◆作戦1◆
広告宣伝費かけるつもりでオープン時に赤字でとっておきのワインを放出する!!
まさしくAmazonが家電を仕入れ価格以下で販売するがごとく、とにかくポルトガルワインって旨くて値頃感があるということをわかってもらうために、アドワーズやるならその分を赤字で放出する!! もちろん個人商店だから無制限にやったらご臨終。オープン記念として限定で大勝負を賭ける。売り切れた場合はご勘弁ください。これで本当に受け入れられたら次も買ってくれるだろう。名付けて
クリスマスと正月、コンビニの500円ワインじゃなくて、もうちょっとというか、かなり上のワインをがぶ飲みしてデロデロになって過ごしたい方にお薦めです。ホームパーティで友人にがぶ飲みされてもイライラしない価格になっております。
◆作戦2◆
食い道楽、飲み道楽、料理系のブロガーさんで、試飲して記事に書いていただける方に無料で進呈!!
これ、マジでやります。差し上げるのはこちらです。お一人様とかケチなこといいません。先着30名様に無料で進呈!!!
ファルコアリア 赤 クラシコ DOC 2008
価格は2500円ですが、レストランだと軽く5000円は取られるクラスです。このワイン、なんと・・・
米国のWine Enthusiast誌で92点の評価!!!
エントリー資格のある方と義務は以下の通り
1 グルメ、ワイン、料理についてのブログを書いている
※記事数50以上でしっかり書いている方
※Facebookのフィード、mixi日記はクローズドなので不可
※グルメのみのブログじゃ無くてもグルメについての記事が多ければOK
※グルメよりじゃなくても評価の高いブロガーさんはOK。ご相談ください
2 ブログ内容がアフィリエイト中心の方は×
3 届いて1週間以内に写真撮影と試飲をしていただき、ブログに投稿していただける方
内容は完全にお任せします。ステマじゃ無いので美味しくなかったときはその通りに書いていただいてOK!! まあ、わたしも身銭で飲んでまして、なかなかそうはならないと自信は持ってますが、それでも好きなように書いていいです!!(自信たっぷりだがけっこう不安)
応募方法は、こちらからどうぞ
◆簡単な自己紹介
◆ブログURL
をお忘れ無く。チェックしたら直ちに発送します。 ブログの内容によっては「残念ながら・・」になることもありますが、その場合はご容赦ください。
そんなわけで、崖の上の佐野さんが、飛び降りることになるのかならないのかは、皆さまのご協力にかかっております。小規模な個人ネットショップでもどこまで草の根作戦が出来るのか、生ぬるく見守っていてください。
予約してあるので12/10に来る予定のMade in JapanNEC製のブックリーダーLideo。めちゃくちゃ軽くて日本語用に開発されてるのでインターフェースがとっても親しみやすくて使いやすいとテスト機の評判がTLに流れていてテンション上がってます・・初期分は予約いっぱいでいまだと12/20みたいですよ
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